フリードとステップワゴンで後悔しない選び方は?

フリードとステップワゴン、ホンダのミニボックスを選ぶときには悩ましいところですね。

特に、買ってから後悔しないことが大事です。

ここでは、フリードとステップワゴンで後悔しそうなポイントをまずお示しします。

そのうえで、フリードとステップワゴンで後悔しない選び方のポイントを考えてみましょう。

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新車を安く購入する値引以外の方法!

新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。

人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。

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フリードとステップワゴンで後悔しそうなポイントは?

まず、フリードとステップワゴンで後悔しそうなポイントをチェックしていきましょう。

  1. フリードで後悔しそうなポイント
  2. ステップワゴンで後悔しそうなポイント

フリードで後悔しそうなポイント

まず、フリードで後悔しそうなポイントをあげておきましょう。

リセールではフリードは後悔するかも

フリードのリセールは3年落ちで60%台半ばで悪くありません。

5年落ちになると40%強ということで、ごく普通のレベルと言えるでしょう。

一方のステップワゴンは3年落ちで90%前後、5年落ちで60%強と極めて高いのです。

これは、ステップワゴンの中古車はマレーシアに輸出されていてるからです。

マレーシアでは新車登録から1年経過、5年落ち以内の車が輸入対象ということで、特に3年落ちから4年落ちあたりのステップワゴンのリセールが高いのです。

また、これが7年落ちや10年落ちになっても、差は縮まるもののステップワゴンの優位は動きません

買う時はフリードが安くてもリセールを考えると、売る時は、特に3年、4年で売るなら後悔するかもしれません。

フリードのハイブリッド車の燃費は後悔するかも

フリードとステップワゴンのハイブリッド車の燃費を比べてみましょう。

簡略化のため2WDだけで比較していきます。

区分 フリード ステップワゴン
WLTCモード燃費 20.9km/L 19.5~20.0km/L
市街地モード 17.9km/L 19.3~20.4km/L
郊外モード 21.6km/L 21.5~21.3km/L
高速道路モード 22.0km/L 18.9~19.1km/L
実燃費 18.0km/L 17.0km/L

ハイブリッドについてはシステムの違いもあって、市街地モードではむしろステップワゴンの方が燃費は良く、実燃費でもさして変わりません

車体の大きさを考えるとフリードのハイブリッドを買っても、燃費の面では満足できそうにありませんね。

動力性能ではフリードハイブリッドは後悔するかも

フリードとステップワゴンのハイブリッド車のパワートレインを比較していきます。

区分 フリード ステップワゴン
エンジン
最高出力 110ps(81kW)/6000rpm 145ps(107kW)/6200rpm
最大トルク 13.7kgm(134Nm)/5000rpm 17.8kgm(175Nm)/3500rpm
モーター
最高出力 29.5ps(22W)/1313~2000rpm 184ps(135kW)/5000~6000rpm
最大トルク 16.3kgm(160Nm)/0~1313rpm 32.1kgm(315Nm)/0~2000rpm
システム出力 137ps 215ps

これはは比較にすらならないのがおわかりいただけると思います。

ステップワゴンはモーター主体で走り、そのパワーも強力ならシステム出力も圧倒的です。

フリードはステップワゴンと比べると非力で、パワーを比較するなら後悔しそうです。

子沢山で長く乗るならフリードは後悔するかも

ステップワゴンの方が広くてこちらを買っておけば後悔しないのは考えるまでもありませんが、価格やスタイリングなどフリードを選ぶ場合もあるのは当然のことです。

だから、フリードを買われる方はそんなことは百も承知だと思うのですが、乗っているうちの状況の変化は考えておくべきです。

フリード7人乗りは狭い?三列目はいらないの声も」にも書きましたが、フリードの三列目は大人が常用するのは厳しいシートです。

お子さんが小さいなら広さ的には大丈夫ですが、三列目の安全性については心配なところがあります。

最近の子供の成長は早いですし、体格もいいので、長い年月の間にはたまらなく狭く感じる可能性もあります。

もし、お子さんがたくさんおられるなら、そして長く乗るおつもりなら、フリードを買うと後悔するかもしれません。

また、スポ少などの遠征で車を使うつもりがあるなら、フリードのキャパシティでは不足する可能性があります。

安全装備ではフリードは後悔するかも

フリードはモデル末期ということもあって、安全装備などは旧式です。

「Honda SENSING」は検知能力の高いフロントワイドビューカメラではなく単眼カメラ+ミリ波レーダーです。

このため、ブラインドスポットインフォメーションやオートハイビームも、マルチビューカメラシステムもありません。

電動パーキングブレーキも無く、そのためアダプティブクルーズコントロールも渋滞追従機能が付いていません

次回モデルチェンジでは装備されそうですが、モデルチェンジ直後のステップワゴンと比べれば後悔しそうですね。

ステップワゴンで後悔しそうなポイント

ステップワゴンにも後悔しそうなポイントはあります。

ローンで買ったらステップワゴンは後悔するかも

フリードとステップワゴンの価格差をガソリン車とハイブリッド車で比較してみましょう。

簡略化のため2WDでフリードは6人乗り、ステップワゴンは7人乗りです。

《ガソリン車》

フリード ステップワゴン 価格差
G 2,275,900円 エアー 2,998,600円 722,700円
クロスター 2,572,900円 スパーダ 3,257,100円 684,200円
スパーダ プレミアムライン 3,462,800円

《ハイブリッド車》

フリード ステップワゴン 価格差
ハイブリッドG 2,633,400円 e:HEVエアー 3,382,500円 749,100円
ハイブリッドクロスター 2,902,900円 e:HEVスパーダ 3,641,000円 738,100円
e:HEVスパーダ プレミアムライン 3,846,700円

価格差はざっと70万円、値引きはどちらも22万円あたりが限界ですから、乗り出し価格もこれくらいの差が付きそうです。

仮に5年ローンで払うとしたら毎月の支払いに1万2千円加算されるイメージです。

もし、若い方で、頭金が少なかったとしたらローンの支払いは堪えているはずですから、これくらいでも違いは大きいはずです。

ステップワゴンのガソリン車の燃費は後悔するかも

フリードとステップワゴンのガソリン車の燃費を比べてみましょう。

ここも簡略化のため2WDだけで比較していきます。

区分 フリード ステップワゴン
WLTCモード燃費 17.0km/L 13.2~13.9km/L
市街地モード 13.2km/L 10.1~10.6km/L
郊外モード 17.6km/L 13.8~14.6km/L
高速道路モード 18.9km/L 15.2~15.4km/L
実燃費 14.0km/L 11.0km/L

ステップワゴンの場合、ガソリン車の燃費はモデルチェンジ後も改善が見られず、悪化したという報告さえあります。

ノア&ヴォクシーの燃費が大きく改善すたのをみるといささか残念です。

車体が重いにしてもフリードとの差は大きく、ガソリン代高騰の折、かなり後悔しそうです。

動力性能ではステップワゴンのガソリン車は後悔するかも

フリードとステップワゴンのガソリン車のパワートレインを比較していきます。

区分 フリード ステップワゴン
最高出力 129ps(95kW)/6600rpm 150ps(110kW)/5500rpm
最大トルク 15.6kgm(153Nm)/4600rpm 20.7kgm(203Nm)/1600~5000rpm

ガソリン車の場合は、エンジンのパワーに差がありますが、1.7トン台のステップワゴンと比べれば1.3トン台のフリードの方が軽快に走れそうです。

ターボのトルク感は魅力ですが、ホンダの自然吸気エンジンの吹け上りはもっと気持ちがいいはずです。

ステップワゴンの取り回しには後悔するかも

ステップワゴンの最小回転半径は5.4mとこのクラスのミニバンにしては優秀ですが、フリードの5.2mには及びませんし、取り回しの上では結構大きい差です。

これがスパーダプレミアムラインになると5.7mと、これは明らかに取り回しが悪い部類ですから、結構後悔するはずです。

ステップワゴンの場合、モデルチェンジで5ナンバーの選択肢は無くなりましたし、スパーダの全長4,830mmと更に長くなり、同クラスミニバンでも突出しています。

広いところだけを走るなら問題ありませんが、狭い道に入り込んだら、ステップワゴンは後悔しそうですね。

フリードとステップワゴンで後悔しない選び方のポイント

フリードとステップワゴンで後悔しない選び方のポイントは長く乗るかどうかと家族の構成がどうなるか次第なのです。

3年とか5年で乗り換えるなら、リセールがあまりに違うので、ステップワゴンを選んだ方が幸せになれそうです。

価格差は70万円もありますが、例えば3年で手放すなら、こんな価格差は吹っ飛んでしまいます

この場合、マレーシアで好まれるグレード、ガソリン車にしてのハイブリッドにしても「スパーダプレミアムライン」あたりを選ぶのがポイントです。

一方で、長く乗って、常用するのは親子4人というならフリードの方が初期費用が安いメリットを享受できるでしょう。

7年あるいは10年乗れば、ステップワゴンよりリセールは悪いものの高年式に比べればその差はぐっと縮まるのです。

ガソリン車の場合は燃費を考えても、パワーフィールを考えてもフリードを買ってそう後悔することは考えられません

ハイブリッド車については現行フリードの「SPORT HYBRID i-DCD」は次期フリードではステップワゴンの「e:HEV」に置き換えられることは確実です。

燃費性能も動力性能もかなり劣るので、納得したうえで買わないと後悔するかもしれません。

まとめ

フリードとステップワゴンではモデルチェンジ直前とモデルチェンジ直後というハンデがある上にリセールを考えればステップワゴンが優位といえます。

しかも、値引きにも大差がないときています。

ステップワゴンは小回りが効かなそうに見えますが、最小回転半径はプレミアムライン以外は5.4mですからここではそこまで後悔しそうにないのです。

ただ、スタイリングについては賛否が分かれるところですし、場合によっては一番の後悔ポイントなので、そこはしっかり見極めましょうね。

 

フリードを限界値引きから更に安く購入する方法!

フリードを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

フリードも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。

だからといって、諦める必要はありません。

方法はあるのです。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。

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一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!

 

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