フリードはかなりの人気車です。
2017年は104,405台を売り上げ、総合5位、モデル末期に近い2022年度上半期(4〜9月)の販売台数は29,855台で、ミニバンでは第1位を獲得しているほどです。
しかし、そんなフリードを買ってはいけないという声もあるのです。
ここでは、なぜフリードを買ってはいけないと言われているのかをまずチェックします。
一方で、買ってよかったという声も多数聞こえてきますので、その理由も紹介しておきましょう。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
フリードを買ってはいけないというのはなぜ?
フリードを買ってはいけないというのはなぜなのか、理由をチェックしていきましょう。
- 3列シートは定員一杯だと走らなくてストレス
- 燃費はシエンタに完敗
- 後部座席は乗り心地が悪くて家族からブーイング
- 3列全部使ったら、足元は狭く圧迫感が半端ない
- 想像以上に荷物が積めない
- 2WDのガソリンタンク容量は僅か36L
3列シートは定員一杯だと走らなくてストレス
フリードはしょせん1.5Lエンジンの車です。
ハイブリッドの場合多少パワフルですが、それでも馬力はたいして変わりません。
ただ、同じエンジンを搭載しているフィットが2WDならせいぜい1.1トンなのに対し、フリードは1.3トン半ばです。
250キロくらいの重量差があるところに男性の大人2人が余分に乗ればその差は400キロです。
さすがにこれだけの重さを乗せて走るのですから、ホンダのエンジンがいくらパワフルでも話になりません。
それはストレスいっぱいで、こんなことならステップワゴンにしておけばよかったと後悔するのもよくわかります。
燃費はシエンタに完敗
フリードとシエンタの燃費のことは「シエンタとフリードを買って後悔しない決め手は?どっちがいい?」をご覧ください。
ハイブリッドではフリードの実燃費は18km/Lとシエンタの22km/Lの足元にも及びません。
また、ガソリン車ではフリード14km/L、シエンタ15.5km/Lと健闘しているようにも見えますが、1割の差を付けられています。
シエンタにはモデルチェンジ前から分が悪かったのですが、モデルチェンジでその差は拡大し、溜息が出そうですね。
後部座席は乗り心地が悪くて家族からブーイング
「フリードは酔うは本当?後部座席の乗り心地が悪い声もシエンタなどライバル車と較べても?」にも書きましたが、フリードの乗り心地が悪いのは確かです。
ホンダの場合は走行性能に特性を振るところがあるので、サスペンションの味付けが硬めで減衰もあまりよくありません。
このため、路面の凹凸を敏感に拾って車内、特に後部座席に持ち込んでしまううえ、そのおさまりも悪いのです。
その分ふわふわ感やローリングも少ないのですが、人間は周期の短い縦揺れをより不快に感じ、酔いやすいようです。
こうした乗り心地の悪さは初代フリードと比べれば画期的に改善されているようですが、敏感な方、車酔いしやすい方にとっては不快なもののようです。
そうした家族がおられれば、ブーイングでとても後悔しそうですね。
3列全部使ったら、足元は狭く圧迫感が半端ない
フリードはシートの幅が狭いわけではないので、1列目、2列目だけを使う限りは狭さはあまり感じません。
また、そんな使い方はしないかもしれませんが、2列目を使わずに3列目だけを使えば、ゆったりしたシート幅でそこそこ快適に過ごせます。
しかし、3列全部使ったら、足元の狭さはかなりのもので、前後の間隔が狭いので非常な圧迫感を感じます。
特に3列目はヘッドレスト背後にテールゲートのウインドウが迫っているのでその閉塞感、圧迫感はかなりのものがあります。
これが、たまに短距離を走るなら問題無いのですが、比較的常時、長い距離を、しかも大人が乗って走るなら、心底後悔しそうです。
想像以上に荷物が積めない
フリードは5人乗りのフリードプラスこそそこそこの荷物が積めますが、6人乗りは2列目シートを跳ね上げることも畳むこともできず、ただ前にスライドさせるだけです。
7人乗りは少しはましですが、それでも積載量はもう一つで、6人乗り、7人乗りとも狭い車体なので跳ね上げた3列目シートが積載スペースの邪魔になります。
跳ね上げた3列目は2列目のスライドにもリクライニングにも支障をきたしますから、使い勝手の悪さにも後悔しそうです。
2WDのガソリンタンク容量は僅か36L
フリードのガソリンタンク容量は4WDこそ53Lありますが、2WDはわずか36Lです。
燃費のいいフィットでも40L、フリードより全体的に燃費が良好なシエンタでも40Lですから、これはいかにも小さいといえます。
これでは航続距離は500キロがいいところで、400キロ走ったら燃料警告灯が点灯してガソリンスタンドを探す羽目になりそうです。
それはストレスがたまりそうですね。
フリードを買ってよかった理由は?
一方で、フリードを買って買ってよかった理由もあるのです。
- この大きさ、値段で7人乗れる
- 7人乗りミニバンでは燃費がいい
- 少人数乗車なら気持ちよく走れる
- 荷物はそこそこ積める
この大きさ、値段で7人乗れる
常時ではなくても7人乗車する必要がある場合があるものです。
だからといってステップワゴンを買えば70万円も高価ですし、普段4人くらいしか乗らないなら無駄な大きさです。
フリードの車体では常時7人乗るには足りないところが多すぎますが、たまに、短い距離乗るならちょうどいい感じなのです。
そんな機会が数か月に1回あったとしても、フリードにしておいてよかったと思うようです。
7人乗りミニバンでは燃費がいい
フリードのガソリン車で14km/L、ハイブリッド車で18km/Lという燃費は確かにシエンタと比べれば劣ります。
しかし、特にガソリン車の14km/Lという燃費はミニバンとして考えれば優秀です。
コンパクトカーとして考えるならパッとしない燃費ですが、7人乗れる車とすれば、ガソリン車の燃費はありがたいのではないでしょうか。
特に上級クラスのミニバンから買い替えた方は、ガソリン価格が高騰する今、フリードにしてよかったと思っているはずです。
口コミを見ても予想以上に燃費の良さを評価する声が多いのです。
少人数乗車なら気持ちよく走れる
ホンダのエンジンはよく回って気持ちのいい味付けで、その性能は折り紙付きです。
ステップワゴンのターボのトルク感もいいですが、吹き上がりの良さなら自然吸気で、このフィーリングだけはシエンタを圧倒します。
カタログ上の性能も良好で、硬い足回りもワインディングロードを走るときには活きてきます。
奥さんと2人で気持ちいい峠越えなんかをするときフリードにしてよかったと思うはずです。
実際に口コミからもそんな声が聞こえてきています。
荷物はそこそこ積める
フリードの3列シートは想像以上に荷物が積めないと言いましたが、普通のコンパクトカーに比べると積載量はかなりのものです。
2列シートのフリードプラスの積載能力は優秀で、頻繁に自転車なんかを積むならいい選択しかもしれません。
もちろん、ステップワゴンには適うはずもありませんが、ちょっとした大荷物を積むことになった時、フリードにしておいてよかったと思うでしょう。
口コミでは積載量に難がある6人乗りでも荷物が積めてよかったという声もあるのです。
まとめ
フリードの場合モデル末期なので、モデルチェンジしたばかりのシエンタやステップワゴンをみれば後悔してしまいそうですね。
また、このサイズで、このエンジンですからすから、納得して買わないと狭さや走行性能に後悔しそうです。
ただ、理解して買うなら決して悪い選択ではありません。
ここにお示ししたポイントも含めて、しっかり検討することをおすすめします。
フリードを限界値引きから更に安く購入する方法!
フリードを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
フリードも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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