フリードのデザインがひどい?顔比較で劣化の評価は本当?

フリードのデザインがひどいという評価があるようです。

デザインは車の命のようなものですから、デザインがひどいという評価はある意味致命的です。

ここでは、フリードのデザインがひどいというのはどこがひどいのか、本当にそうなのかをチェックしていきます。

また、顔を比較すれば劣化の評価は避けられないという噂もありますので、フリードの歴代の顔を比較していきましょう。

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フリードのデザインのどこがひどいの?本当にそうなの?

まず、フリードのデザインのどこがひどいのか、本当にひどいのかです。

  1. フリードのデザインのどこがひどいのか
  2. フリードのデザインは本当にひどいのか

フリードのデザインのどこがひどいのか

フリードのデザインのどこがひどいのかということについては、「フリードがダサいって内装・外観?クロスターにはかっこいいとの声も」にかなり書いていますが、概ねこんなところです。

保守的すぎるデザイン

あの大トヨタがそうなのですが、モデルチェンジでは腰が抜けるくらいの大変化を仕掛けてきます。

アルファードなんかはこんな暑苦しいデザインでは売れるはずがない、ヴェルファイアは売れるだろうけどと思ったものです。

しかし、結果は見てのとおり、あの高価な車が年間9万台も売れる大ベストセラーになり、そのデザインに追随する車もたくさん出てきたのです。

ライバル車のシエンタにしても、先代モデルのあまりにも斬新なデザインには驚きましたが、今回も別の車のような変貌ぶりです。

これに比べるとフリードは画像を見てもわかるように先代のフォルムを色濃く残しています

先代フリード中期モデル 現行フリード

引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/ https://www.honda.co.jp/auto-archive/

売れたモデルはデザインを継承しがちなものですが、ここまでくると保守的と言われても仕方ありませんし、ひどいと言われるかもしれないのです。

ホンダスタイルなので、フィットやステップワゴンと同じデザイン

「フリードがダサいって内装・外観?クロスターにはかっこいいとの声も」では現行フリード誕生当時のフィットやステップワゴンの比較をしていて、とてもよく似ています

しかし、現行モデルで比べても似たような傾向のデザインであることがわかります。

フリード フィット ステップワゴン(SPADA)

引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/ https://www.honda.co.jp/Fit/ https://www.honda.co.jp/STEPWGN/

自動車評論家の国沢光宏さんなんどは酷評されていますが、今のホンダ車のデザインがこの調子なのです。

ホンダスタイル自体がいまいちの評価なのに加え、そのセンスで同じようなデザインの車を出している、その一つがフリードなのです。

何しろ口コミでは太ったフィットとまで酷評されているのです。

若い男性をターゲットにしていない

フリードの購入層は20~30代がメイン、子育てファミリーが中心で女性ユーザーが4割ということです。

このため、以前のフリードスパイクのように男性をメインターゲットにすることもできないのでしょう。

ファミリーカーを意識しながら、だからといって男性も主婦も前面に押し出すほどでもないのです。

ということで、何となく子連れの比較的若い家庭によさそうなデザインという曖昧なコンセプトになるのでしょう。

車にカッコよさを求める若いお父さんや独身男性から見たら、中途半端なひどいデザインなのかもしれませんね。

わくわく感や乗ってみたい感が無い

車が好きな方は、自動車にわくわく感や乗ってみたいという気持ちを持つものですし、それが車を購入する原動力でもあります。

しかし、口コミ等を見ると、わくわく感が無いとか、見た目で選ぶ車ではないとか、皆さんあまりデザインで選んでいないようなのです。

見た目を重視して買う人だったらフリードは選ばないなどというひどい声さえあるのです。

フリードの場合、デザインはホンダ本流で普通、あるいは中庸を地で行くようなものです。

パワーユニットも足回りも乗ってみたいと思うようなものではありません。

この大きさで7人乗れて、嫌われない普通のデザインというのがコンセプトなのでしょうか。

車にわくわく感や乗ってみたい感を期待する方にはひどい車なのかもしれませんね。

フリードのデザインは本当にひどいのか

だからといって、フリードのデザインが見るに堪えないかというとそんなことはありません

国沢光宏さんはホンダのデザインを酷評されていますが、フリードは売れているのです。

2017年は販売台数が10万台を超えて全車種の5位にランクインしていますし、2022年度上半期はミニバンナンバーワンです。

買う人がデザインがひどいと思っていたらこんな結果にはならなかったはずです。

確かにフリードのデザインがダサい、かっこよくないという口コミは多数見受けられます

しかし、大多数の方々はこのスタイリングを気に入っているようですし、少なくとも問題視はしていないのです。

ということで、フリードのデザインはひどいという声は多いが、ほとんどのユーザーは気にしていないというのが答えのようです。

フリードの歴代の顔を比較してみる

では、顔を比較すれば劣化の評価ができるという話もありますので、フリードの歴代の顔を比較し、チェックしていきましょう。

  1. 初代フリードの顔の比較
  2. 現行フリードの顔の比較

初代フリードの顔の比較

初代フリードの顔の変遷を見ていきましょう

初代フリード前期

まず、初代フリードの2011年10月のマイナーチェンジまで、前期モデルです。

通常モデル エアロモデル

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/

エアロはバンパー外側の造形がかっこよくなっていますが、どちらも3本フィンのフロントグリルに丸っこいヘッドライトで、非常にシンプルな顔をしています。

初代フリード中期

次に、初代フリードの2014年4月のマイナーチェンジまで、中期モデルです。

通常モデル エアロモデル

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/

中期モデルでは、エアロモデルの差別化が実施されました。

エアロモデルは精悍なエアロスタイルを打ち出し、クロームメッキの専用フロントグリル、ダーククローム調のヘッドライトガーニッシュ、エアロフォルム・バンパーを採用しました。

専用フロントグリルはかなり押し出し感の強いもので、逆にノーマルモデルはバンパーのデザインは良くなりましたが、フロントグリルはどうでしょうか

初代フリード後期

2016年9月のフルモデルチェンジまでが後期モデルです。

通常モデル エアロモデル

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/

後期モデル通常モデルのフロントグリルは中期からの継続使用バンパーは中期エアロモデルからの流用ですね。

エアロモデルバンパーは同じでフォグランプガーニッシュだけの違い、フロントグリルは通常モデルと共用です。

これでは確かに進化どころか退化、劣化と言われても仕方ありませんね。

現行フリードの顔の比較

次に現行フリードの顔の変遷を見ていきましょう

現行フリード前期

まず、現行フリードの2019年10月のマイナーチェンジまで、前期モデルです。

通常モデル Modulo X

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/

2代目フリードではエアロモデルとしてModulo Xが設定されました。

通常モデルはあまり特徴の無い顔でしたが、Modulo Xの方は近年流行りのオラオラ顔風になりました。

現行フリード後期

最後に、現行フリードの2019年10月のマイナーチェンジ以降の後期モデルです。

通常モデル Modulo X CROSSTAR

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/

後期モデルではCROSSTARというクロスオーバーテイストのモデルが追加されました。

通常モデル、Modulo Xともグリル、バンパーの形状は大きく変化しています。

ボディ同色のパネルがグリル上半分を覆うというデザインですが、この評判は決して良くないのです。

このあたりを見て、劣化していると言われているのでしょうか。

特にModulo Xはオラオラ顔に進化していたのが端正な顔に引き戻されていますし、CROSSTARの押し出し感も不十分な気がします。

まとめ

フリードのデザインがひどいというのは、他のミニバンのように時代に合わせた変化が足りないところと、ホンダらしい品の良さを維持しているからでしょう。

若い方や自動車に迫力を求める向きには不向きかもしれませんが、こういう車こそカスタムベースとしては最適なのです。

また、最近のオラオラ顔の車に辟易されている方にとってはフリードは貴重な車かもしれませんね。

 

 

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