フリードは新型(フルモデルチェンジ)まで待つべきか今買うべきか?

ホンダ車の中でも売れ筋の車であるフリード。

フリードも2016年の発売ですから、発売から既に7年が経過していることもあり、そろそろフルモデルチェンジの足音が聞こえてきました。

マスキングされたテスト車のスクープ画像も一部流出しているようです。

ただ、現行型のフリードはモデル末期となった現在も今なお売れ続けているのです。

この時期になって悩ましいのは、どうせ買うなら新型フリード誕生のフルモデルチェンジを待つかどうかです。

ここでは、フリードのフルモデルチェンジの動向を説明したうえで、フリード購入は新型が誕生するフルモデルチェンジまで待つべきか、今買うべきか考えていきましょう。

フリード-記事一覧

フリードのフルモデルチェンジはいつで、どう変わるの?

まず、フリードのフルモデルチェンジの時期とモデルチェンジでどう変わるかです

  1. フリードのフルモデルチェンジの時期は2023後半から2024年夏
  2. フリードはモデルチェンジでこう変わる

フリードのフルモデルチェンジの時期は2023後半から2024年夏

先代フリードのモデルチェンジ周期は8年4か月でした。

現行モデルの誕生は2016年9月でしたから、単純に計算すれば2025年早々ということになります。

しかし、自動車関係のメディアの情報では2023年の遅い時期のフルモデルチェンジ予想が大勢を占めていましたが、2023年11月末現在では全く発表がある様子はありません。

よって、もう一つのメディア予想である翌2024年の夏ごろにはモデルチェンジが現実的なのではないでしょうか

フリードはモデルチェンジでこう変わる

次期フリードで予想されているのは以下のようなものです。

e:HEVの採用

フリードehevがフルモデルチェンジ(2023-2024)で誕生?ヴェゼルのパワートレインを採用?」でも書きましたが、2モーター式のハイブリッドシステム「e:HEV」の採用は確実でしょう。

EV走行を基本に高速走行や急加速時にはアクセル駆動するという仕組みなので燃費が良くなるのが大きなメリットです。

現行フリードは特にハイブリッド車の燃費で、新型シエンタに水を開けられていますが、e:HEVの採用で同レベルの燃費になることも期待できそうです。

引用元:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/performance/

ガソリン車のエンジンはL15Z型に換装

フリードのガソリン車の現行エンジンはL15B型ですが、これが L15Z型に変わります

まずスペックを比較していきましょう。

区分 L15B型 L15Z型
最高出力 129ps(95kW)/6600rpm 118ps(87kW)/6600rpm
最大トルク 153Nm/(15.6kgm)15.64600rpm 142Nm(14.5kgm)/4300rpm
圧縮比 10.6 11.5
燃料供給 PFI DI

信じがたいことに、かなりパワーダウンしています。

シエンタとフリードを買って後悔しない決め手は?どっちがいい?」ではフリードのエンジンの方が圧倒的にパワフルと書きましたが、これではシエンタとはぼ同じか下回るスペックです。

たいていの場合、エンジンは直噴化して高圧縮比化してパワフルにするものですが、このエンジンは燃料供給をDI(筒内燃料直接噴射)からPFI(ポート噴射)に変え、圧縮比も下げています

PFIにした理由は静粛性と必要十分な馬力と燃費のバランスだそうです。

ただ、カタログ燃費が改善しているようには見えませんが。

「Honda SENSING」の進化

安全装備ではヴェゼルのモデルチェンジが参考になります。

「Honda SENSING」は単眼カメラから検知能力の高いフロントワイドビューカメラに変わり、ミリ波レーダーの代わりに近距離障害検知前後ソナーセンサーが採用されそうです。

これにより、ブラインドスポットインフォメーションやオートハイビームも可能になりますし、マルチビューカメラシステムも設定されそうです。

電動パーキングブレーキも装備されそうですし、そうなればアダプティブクルーズコントロールも渋滞追従機能付きになりそうです。

ライバルのシエンタには電動パーキングブレーキが採用されず、ブーイングの嵐ですから、差が付けられそうですね。

2022年9月のN-WGNのマイナーチェンジででホンダ車として初導入、10月にはフィットにも装備された急アクセル抑制機能も採用されるのではないでしょうか。

パーキングセンサーシステムや後退出庫サポートまでは無理かもしれませんが、期待してしまいますね。

プラットフォーム、キャプテンシート、5ナンバーは継承か

フリードはフィットのプラットフォームをベースにしていますが、フィットもプラットフォームは変わっていませんのでフリードも継承しそうです。

また、外寸も大きく変わる見込みは無く、5ナンバーは継承される見込みです。

キャプテンシートについても引き続き設定されるようです。

フリードの買い時はフルモデルチェンジ後の新型?それとも今の現行車?

では、フリードの買い時はモデルチェンジ後でしょうか、それとも今でしょうか。

  1. フリードを買うならモデルチェンジ後の新型がいい理由
  2. フリードを今買った方がいい理由

フリードを買うならモデルチェンジ後の新型がいい理由

まず、フリードを買うならモデルチェンジ後がいい理由を整理していきます

現行モデルに長く乗れる

フリードはモデル周期が長い車なので、モデルチェンジを待って新型を買えば7年くらいは現行モデルに乗ることができます。

モデルチェンジ前に買うとすぐに旧型になりますから、その差は大きいものがあります。

ハイブリッド車は大幅な燃費向上と性能アップが見込める

フリードはフルモデルチェンジでe:HEVの採用が確実視されています。

現行のSPORT HYBRID i-DCDとは仕組みからして違い、燃費の大幅な向上が期待できます

走行距離が長く燃費が気になる方はモデルチェンジを待つべきですし、動力性能もアップも見込めるのです。

安全装備の拡充が享受できる

フリードの「Honda SENSING」は2019年10月のマイナーチェンジでは大きく変更されていません。

次回のモデルチェンジではフロントワイドビューカメラや電動パーキングブレーキの採用で「Honda SENSING」が大幅に拡充されそうです。

モデルチェンジまで待てば、こうした最新の安全装備の恩恵が享受できるのです。

フリードを買うならモデルチェンジ後の新型を待つ方がいいという意見まとめ

  • 新車の場合は待った方が良い。
  • フルモデルチェンジを狙っているなら待つべき。
  • モデルチェンジ後の不具合や進化の可能性を考慮し、熟成された現行モデルよりも新型を待つ方が良いと考える人がいる。
  • 新型が大きな進化を遂げるかもしれないので、車検のタイミングで買い換えるのが良い。
  • 契約が完了していない場合は、新型を待つことも可能。

フリードを今買った方がいい理由

しかし、フリードを今買った方がいいということもあるのです。

モデルチェンジでは必ず値上がりする

2022年も後半に入った段階でモデルチェンジした車は必ず大幅な値上げをしています。

国際的な物価上昇で部品調達コストがかかるのはわかるのですが、20万円、30万円も値上がりするとなると考えるものがあります

フリードの場合2022年6月 の一部改良で実質的な値上げはしていることもあって、モデルチェンジまでは価格改定は無さそうなので、狙い目かもしれません。

値引きがかなり拡大している

フリードの場合、前回モデルチェンジ前の限界値引きは25万円でした。

現行モデルは2022年6月の一部改良前は28万円まで拡大していたのですが、ここで20万円まで落ちて、今は23万円まで戻しています

半導体不足で製造が思うようにならない中、今後値引きが拡大するかどうかは不透明ですが、今購入すればモデルチェンジ直後よりは15万円くらいはいい値引きで購入できるのです。

現行モデルが好きなら今買うべき

現行モデルが好きなら迷わず今買うべきです。

モデルチェンジしたからといって自分の好みのデザインになるとは限らないのです。

現行フリードは先代のデザインを色濃く継承していますが、モデルチェンジではエクステリアを一新すると言われています。

次期フリードのスクープを待って決断してもいいのですが、そのころには受注が打ち切られているというリスクもあり得ます。

製品が熟成している

自動車というのは完成前にしっかりと試験して検査もしているものですが、実際に様々なユーザーが運転していくといろんなトラブルが出てくるものです。

自動車メーカーはそれに対応して改良を続けていきますから、モデル期間が長くなれば長くなるほど熟成していくのです。

その結果、フリードも今の時期では問題はほぼ出尽くしていて、不具合が発生する確率はかなり下がっているとみていいのです。

フリードを買うなら今買った方がいいという意見まとめ

フリードの購入に際して、新型誕生のフルモデルチェンジを待たずに今買った方がいいという意見をまとめました。

  • 中古車の場合は、今すぐに買っても良い。
  • 既にオーダーストップになった他の車種と比較して、フリードはまだオーダー可能であるため、モデルチェンジ前に購入を考えるべき。
  • モデルチェンジ後の価格上昇や、ガソリン車の選択肢が減る可能性を考慮して、現行モデルの購入を検討すべき。
  • モデルチェンジ前の車は値引きサービスが利用可能で購入者有利。
  • 新型が出ても現行モデルに不満がない場合は、今購入しても良い。
  • モデルチェンジ直前は交渉次第で安く購入できるため、買い時。

次期フリードのスクープ画像は出回っている?

次期フリードへのフルモデルチェンジは2024年夏以降が有力視されているようです。

この情報が正しければ、フリードのフルモデルチェンジまであと1年半ということになりますね。

となれば、海外などでテスト車が走っているところが目撃されてSNSに投稿されていても不思議ではありません。

現在2023年11月末ですが、ツイッター上でのスクープ画像を探してみると見つけたのでご紹介します。

今後、スクープ画像が投稿された際にはご紹介させて頂きます。

まとめ

フリードのをモデルチェンジまで待って買うか今買うかは悩ましいところです。

その判断は難しいのですが、そのためにはモデルチェンジのもっと詳細な情報が必要です。

今後のモデルチェンジ情報には注目していきたいですね。

ちなみに、フルモデルチェンジ間近のフリードの購入タイミングに関して、上記以外のアンケート内容には下記のような意見がありました。

  • 車種にこだわらず、現状満足できる車ならどちらでも良い。
  • 家族の状況や車の用途に応じて、他の車種も検討すべき。
  • 車検の期限が近い場合は、早めの注文をお勧めする。
  • 購入には個人のタイミングや趣味も重要。
  • どちらにせよ、個人の状況やニーズに応じて判断すべき。

 

フリードを限界値引きから更に安く購入する方法!

フリードを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

フリードも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。

だからといって、諦める必要はありません。

方法はあるのです。

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