フリードで雪道や下り坂を走る際にエンジンブレーキを使うのか、使わないのか、使う場合はどのような注意点があるのかについてみていきます。
雪道や下り坂で「エンジンブレーキを使わない方が良い?」という意見があるようなのですが本当なのでしょうか?
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フリードは雪道や下り坂でエンジンブレーキを使わない方が良い説
フリードに限らず雪道や下り坂など滑りやすい路面ではエンジンブレーキを使うことが常識と思っていました。
しかし、雪道においては「エンジンブレーキは使わない方がいい」と言われているという意見を見つけました。
まさか、本当ってことはないでしょうね。
調べてみたところ、この意見を述べた方は運転歴が短く、不安になったことからネット検索を行ったようです。
その時にたまたま見つけたのが「雪道ではエンジンブレーキは使わない方がいい」という意見だったようです。
想像するに雪道ではエンジンブレーキは使わない方がいい」という意見はワンペダル走行を前提にしているのではないでしょう?
次は、ワンペダル走行の特徴を確認しつつ、「雪道や下り坂ではエンジンブレーキは必要」だということについて説明したいと思います。
フリードも雪道や下り坂ではエンジンブレーキは必要!
ここでは、「フリードも」と書きましたが、フリードなど車種は関係ありません。
というのも、フリードが他車種と比較して特殊ではないからです。
雪道や下り坂でエンジンブレーキを使わないということはフットブレーキを使うことになります。
ブレーキを効かせなければ車の速度は加速度的に速くなりますからね。
最近ではハイブリッド車やe-POWERなど電気自動車の場合ワンペダル走行においてアクセルを緩めることで回生ブレーキが発動して減速することが出来るようになっています。
この回生ブレーキの効きはかなり強いです。
恐らくですが、 「雪道ではエンジンブレーキは使わない方がいい」というのはワンペダル走行を前提にしているのではないでしょうか?
とはいっても、ワンペダルによる回生ブレーキの過信は禁物です。
実際にワンペダル走行を行っている方でも回生ブレーキを過信せず必要な時には早めにフットブレーキを併用しているとのことです。
特に、ワンペダル走行が出来ない車であれば尚さら雪道や下り坂でのエンジンブレーキは必須でしょう。
車種がフリードかなんかは関係ありません。
雪道や凍結路面、また下り坂なら当然エンジンブレーキを使うべきだと考えます。
フリードについては全てのグレードがハイブリッド車ではないので、特にガソリン車の場合は雪道や下り坂などではエンジンブレーキとフットブレーキを併用しましょう。
また、最近ではABS搭載車が増えておりポインピングブレーキではなく強く踏み続けることが良いと認識している方がいるようです。
ABSとはいっても全ての場面で強く踏めば良いというわけではありません。
雪道ではブレーキのかけ方に注意!強く踏むのはダメ?
雪道でのフットブレーキは、ゆっくりとやさしく踏むことが大切だということは理解されている方も多いと思います。
特に、ABSが搭載されていない車においては、フットブレーキを強く踏むと、タイヤがロックして滑る原因になります。
タイヤがロックするとスリップしたり、回転したり事故の原因になったりします。
ABSはドライ路面においてはポンピングするよりも強く踏み続ける方が制動距離は短いと言われています。
しかし、雪道や下り坂、ウエット路面ではブレーキを強く踏み続けることで制動距離が伸びる場合があるのです。
よって、ABS搭載車であっても雪道や下り坂、ウエット路面など滑りやすい路面ではABSを過信せず、エンジンブレーキを使用して速度を落としてからフットブレーキをやさしく使用しましょう。
まとめ
フリードに限らず雪道や下り坂で運転する際は、エンジンブレーキとフットブレーキをうまく使い分けることが大切ですね。
エンジンブレーキを使いながら、フットブレーキも両方使うことで安定した運転が可能になります。
当たり前のことですが、雪道でのブレーキの踏み方にも注意が必要です。
強く踏むのは避けて、ゆっくりとやさしく踏むことで、滑らずに安全に止まることができますので事故につながらないように注意して運転しましょう。
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