フリードは今でこそ2列目2人掛けor3人掛け、3列目2人掛けの6人もしくは7人乗りが最大ですが、発売当初は8人乗りもランナップに加わっていました。
ここでは、フリードは何人乗りなのか、何人乗りだったのかを歴史を辿って整理し、8人乗りはどんなものだったのかを見ていきましょう。
また、8人乗りが廃止された理由は何なのか、評価が悪かったからかもチェックしておきましょう。
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フリードは何人乗り?歴代シエンタの乗車人数をチェック
まず、フリードは何人乗りだったか、歴代フリードの乗車人数をチェックしていきます。
- 初代フリードの前期は7人乗りメインで5人乗り、8人乗りもあった
- 初代フリードの後期は6人乗と7人乗り(3列目が2人掛けに)
- 2代目現行フリードは6人乗りと7人乗り
初代フリードの前期は7人乗りメインで5人乗り、8人乗りもあった
初代フリードの前期モデルの場合、3列目シートがステップワゴンと同じように3人掛けでした。
このため、2列目がキャプテンシートで2人掛けの7人乗り、2列目がベンチシートで3人掛けの8人乗り、3列目シートの無い5人乗りの3本立てだったのです。
7人乗り | 8人乗り | 5人乗り(フレックス) |
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/2010/
7人乗りは全グレードにありましたが、8人乗りは一部グレード限定で、4WDには設定されませんでした。
5人乗りはフレックスというグレードになり、こちらは2WD、4WDともにありましたから、4WDだから2列目の3人掛けができなかったけではなさそうです。
問題は3列目のサイズです。
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/2010/size/
どうやら、3列目のシート幅は1,240mmのようです。
「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」では大人1名分の座席幅は最低400mmということで、3人乗っても問題ないわけです。
新型ステップワゴンの狭いと言われる3列目シートの横幅は、約1,180mmだそうですから、それよりは遥かにマシなのです。
ノア&ヴォクシーだって約1,190mmですから横のサイズ的に問題ないとみていいでしょう。
初代フリードの後期は6人乗と7人乗り(3列目が2人掛けに)
初代フリードは2011年10月にマイナーチェンジしましたが、後期モデルは3列目が2人掛けになりました。
一人ひとりの占有スペースを拡大したということで、同時に5人乗りも廃止され、6人乗りと7人乗りの構成になりました。
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/2014/webcatalog/interior/
3列目シートは独立性が高くなり、アームレストも装備されました。
占有スペースが1.5倍になったわけですから、快適になったものと思われます。
2代目現行フリードは6人乗りと7人乗り
2代目現行フリードは初代後期の考え方を継承して6人乗りと7人乗りの構成です。
2列シート5人乗りは「フリード+」と名付けられ、復活しました。
引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/design/
2代目と大きく変わったのは3列目シートにおける席の間の独立性は薄まり、アームレストも廃止され、3人掛けとあまり変わらない雰囲気になったことです。
2代目のころの少し豪華な3列目シートが懐かしいですね。
ちなみに2列シートはフリード+として独立復活しました。
フリードの8人乗りが廃止された理由は?評価が悪かったから?
では、フリードの8人乗りが廃止された理由は何なのでしょうか。
8人乗りの評判が悪かったからなのでしょうか。
- ゆったり過ごせる空間を提供するため(ニーズを考えて3列目を1人掛けに)
- フリードの8人乗りの評価は悪かったの?
ゆったり過ごせる空間を提供するため(ニーズを考えて3列目を1人掛けに)
初代フリードのマイナーチェンジで8人乗りを廃止したのは、ホンダによると8人乗りにこだわらずゆったりと過ごせる快適空間を提供した方が喜んでもらえると考えたからだそうです。
この場合8人乗りから7人乗りにすることが決まって、2列目を減らすか、3列目を減らすかが問題になったそうです。
8人乗りを選ぶ方は2列目がおむつ換え、あるいは荷物を置くのに便利なベンチシートであることを重視していると判明した結果、3列目を2人掛けにしたといいます。
こうしてみると、2列目が2席という、ミニバンの世界では普通の7人乗りもあり得たわけですね。
フリードの8人乗りの評価は悪かったの?
フリードの8人乗りは評価が悪かったから廃止されたわけではないようです。
ただ、当時の口コミをみると、長距離をドライブするのは無理と意見や、ぎゅうぎゅう感が半端ないという意見がかなり寄せられています。
また、さすがに8人乗るとアワー不足で全然走らなくなる、あるいは燃費が極端に悪くなるという意見も多数見受けられます。
先ほど紹介したマイナーチェンジにおけるホンダの判断も、この車体に8人の乗車は無理という考え方からでしょう。
実際、同サイズのシエンタやキューブ、あるいはフリードに先駆けたモビリオも7人乗りということを考えれば1.5Lエンジンとこのボディサイズで8人乗りには無理があったようです。
まとめ
フリードの8人乗りが無くなったのは残念ですが、3列シートのサイズを見れば、非常用の8人乗りはあっても良かった気がします。
シエンタはシート幅が900mmしかないのでそもそも不可能ですが、フリードはシートベルトと気持ち程度のヘッドレストがあれば実現可能だからです。
しかし、いったん廃止されたものですから、占有面積が狭くなる方向に進むことは無さそうですね。
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フリードを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
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だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
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