シエンタはモデルチェンジ後の1か月で月販目標台数7000台の約2.5倍となる約17500台の受注を受けてなかなか好調なようです。
ただ、そんなシエンタにも最悪だとか、やめたほうがいいという声が出ているようです。
ここでは、シエンタに最悪、やめたほうがいいの声が出る理由をまずチェックしていきます。
また、新型シエンタのデザインがひどいとの声もあるようですが、これもこうした声と関係あるのかも考えていきましょう。
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昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
シエンタ最悪とかやめたほうがいいという声が出る理由は?
まず、シエンタが最悪とかやめたほうがいいという声が出る理由をチェックしていきます
- 3列目の評価は?
- 動力性能の評価は?
- 乗り心地の評価は?
- 電動パーキングブレーキはないの?
- ガソリン車に4WDはないの?
3列目の評価は?
まず、一番気になる3列目の評価です。
シエンタは一応7人乗りの車ですが、3列にすべて乗車すると、3列目の足元は狭く、膝は2列目のシートバックに常時当たる状態です。
また、ヘッドクリアランスもなく、3列目シートのすぐ後ろはバックドアのウインドウなので、大人が長時間乗れた代物ではありません。
さらに、「シエンタの6人乗りが狭い?新型の7人乗りと較べても狭い?」にも書いていますが3列目に乗車したときの2列目の狭さも相当なものです。
こうした事情を知って買ったのならともかく、知らなかったのなら最悪とかやめたほうがいいという声が出るのもわかる気がします。
そんなことならワンランク上の2Lクラスのミニバンにしておけばよかったようなものですが、買った後ではどうしようもありませんからね。
動力性能の評価は?
次に、動力性能の評価はどうでしょうか。
まず、新型シエンタの動力性能です。
区分 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | |
---|---|---|---|
排気量 | 1,490cc | 1,490cc | |
エンジン | |||
最高出力 | 120ps(88kW)/6600rpm | 91ps(67kW)/5500rpm | |
最大トルク | 14.8kgm(145Nm)/4800~5200rpm | 12.2kgm(120Nm)/3800~4800rpm | |
フロントモーター | |||
最高出力 | 80ps(59kW) | ||
最大トルク | 14.4kgm(141Nm) | ||
リアモーター | |||
最高出力 | 3.0ps(2.2kW) | ||
最大トルク | 4.5kgm(44Nm) | ||
システム出力 | 116ps | ||
車両重量 | 1,270~1,300kg | 1330~1370kg
(1,380~1,420kg) |
注:( )書きは4WD
ヤリスの場合は同じパワートレインでガソリン車は上級グレードを除けば1トン以下ですし、ハイブリッド車でも一番思いグレードでも1.1トン未満ですから、パワーウエイトレシオは10を切っています。
また、ノアの2WDで一番重いグレードの車両重量は1640kgですが、最高出力は170psですからパワーウエイトレシオは10を切っています。
ところが、シエンタの場合はパワーウエイトレシオは10をかなり超えており、動力性能は最悪とまでは言わないまでも残念なものだと思われます。
乗り心地の評価は?
次の乗り心地の評価は、「シエンタで高速や長距離は疲れる?乗り心地がふわふわの原因は足回りが原因?」を読んでいただいたほうがいいかもしれません。
シエンタはフワフワした乗り心地という評判があって、特に後部座席で高速や長距離ドライブするときがひどいようなのです。
乗り心地の悪さに加え、酔うという口コミもかなり見受けられますので、知らずに買うと最悪とかやめたほうがいいという声が出るのは当然かもしれません。
電動パーキングブレーキはないの?
次の電動パーキングブレーキについては、残念ながら今回のモデルチェンジでも装備されませんでした。
このあたりは「新型シエンタに電動パーキングブレーキ不採用はなぜ?停止保持機能は?」に詳しく書いていますが、今どき軽自動車にも装備されるシステムです。
シエンタの場合は後輪もディスクブレーキなので装備できないという技術的な理由は考えれれません。
これがないとオートブレーキホールドも付けられませんし、アダプティブクルーズコントロールに停止保持機能も付けられません。
ハイブリッドZは電制シフトで停止保持機能を確保していますが、このクラスの車で電動パーキングブレーキが付いてないのは、最悪と言われても仕方がないかもしれません。
ガソリン車に4WDはないの?
最後に、シエンタの4WDにガソリン車がないというのは本当です。
先代シエンタはガソリン車にしか4WDはなく、そのかわり2列目の中央席が座れない6人乗り仕様になっていました。
おそらく、ドライブシャフトの取り回しの関係で中央席に座れないのだと思われますが、ハイブリッドでしかも4WDとなるとどうしても高価になってしまいます。
また、ハイブリッド車のE-Fourはガソリン車のアクティブコントロール4WDに比べるとかなり性能的には劣ります。
雪国の方、あるいはスノースポーツを楽しむ方にとっては最悪かもしれません。
シエンタ最悪・やめたほうがいいの声と新型シエンタのデザインがひどいの声は関係ある?
では、こうした最低とかやめたほうがいいという声が出るのは新型シエンタのデザインがひどいとの声と関係あるのでしょうか。
新型シエンタのデザインの悪評については「シエンタのデザインがひどいとの評価が出る理由は?パクリ疑惑が影響?」をご覧ください。
先代シエンタは斬新なデザインで、そのスポーティな造形は性別を問わず幅広い支持を受けました。
引用元:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21805713.html
しかし、新型シエンタでは、初代シエンタのコンセプトに戻ったような球面の目立つシルエットとシャープとはいえない丸みを帯びたヘッドライトに変わりました。
引用元:https://toyota.jp/sienta/
ヨーロピアンテイストで悪くはないデザインなのですが、2代目のイメージとはあまりにも乖離しています。
もう一つ問題なのは既視感のようなもので、どこかで見たようなデザインなのです。
これはデザインで斬新さを打ち出していない、攻めていない結果なのですが、いろんな車のパクリ疑惑も噂されるに至っています。
国産車では、2代目ポルテ、輸入車ならルノー・カングーなど多数の車がありますし、フィアット・パンダなんかは実によく似ています。
引用元:https://www.fiat-auto.co.jp/panda/
新型シエンタが最低とやかめたほうがいいという声が出る理由は前述のとおりいろんな要因がありますが、こうしたスタイリングも一因ではあるのかもしれませんね。
まとめ
この記事では、シエンタに最悪だとか、やめたほうがいいという声が出る理由を考えてきました。
このサイズで3列シートを装備し、それを1.5Lのエンジンで駆動するのにはかなりの無理がありますし、価格戦略の制約もあります。
電動パーキングブレーキなんかはおそらくギリギリのコストダウンをする中で不採用になったのでしょう。
最悪だとか、やめたほうがいいという気持ちはわかりますが、こうした事情があるであろうことも想像してみるといいかもしれません。
新型のデザインがひどいという話と、シエンタに最悪だとか、やめたほうがいいという声との関連はあるかもしれませんが、このデザイン自体がそう悪いとは思えません。
2代目から大きく変わったことに対する愕きもあるのでしょうが、もうしばらくすると、このスタイリングも浸透していくのではないでしょうか。
シエンタを限界値引きから更に安く購入する方法!
シエンタを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
シエンタも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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