CX-5はガソリンとディーゼルのどっちがおすすめ?故障など維持費を考慮すると?

マツダのクロスオーバーSUVであるCX-5、モデル末期にtかづいていますが、人気に衰えは見られません。

そのCX-5を買うときに一番悩ましいのは、ガソリンエンジンにするかディーゼルエンジンにするかでしょう。

ここでは、CX-5はガソリンとディーゼルのどっちがおすすめかを、まずいろんな角度からチェックします。

そのうえで、故障など維持費を考慮するとどうなのかに迫ってみましょう。

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CX-5はガソリンとディーゼルのどっちがおすすめ?

CX-5はガソリンとディーゼルのどっちがおすすめかをいろんな角度からチェックしていきます。

  1. ドライブフィール
  2. 静粛性
  3. トランスミッション
  4. 売れ行き
  5. リセールバリュー

ドライブフィール

ドライブフィールという言葉にはいろんな意味がありますが、ここでは主にエンジンについて記載していきます。

まず、CX-5に搭載されているエンジンはこの3種類です。

区分 2.0Lガソリン 2.5Lガソリン 2.2Lディーゼルターボ
種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ 水冷直列4気筒DOHC16バルブ 水冷直列4気筒DOHC16バルブ 直噴ターボ
排気量 1.997cc 2,488cc 2,188cc
最高出力 156ps(115kW)/6000rpm 190ps(140kW)/6000rpm

[188ps(138kW)/6000rpm]
200ps(147kW)/4000rpm
最大トルク 20.3kgm(199Nm)/4000rpm 25.7kgm(252Nm)/4000rpm

[25.5kg・m(250N・m)/4000rpm]
45.9kgm(450Nm)/2000rpm
[ ]は4WD

ディーゼルターボというのは最高出力はさほどでもないのですが、圧倒的なトルクが魅力です。

ただCX-5に関してはマイナーチェンジで190psから200psにパワーアップしているので最高出力でもガソリン車を上回っています

2021年11月の一部改良までは最高出力 230ps(169kW)/4250rpm、最大トルク 42.8kgm(420Nm)/2000rpmという2.5Lターボがありましたが今は廃止されています。

これがあればエンジンの吹け上がりや高回転域の伸びでは圧倒していたはずなのですが2.5LのNAエンジンでは歯が立ちません。

ノーマルアソシエーションエンジンは素直な特性で、ターボのようなラグは無くて軽快なのですが、このエンジン実用性重視のためにディーゼルターボと特性が似ているのです。

ディーゼルターボの場合にはターボラグも少なく4,500rpmくらいまでは元気に吹け上るので高回転域が苦手なディーゼル車特有のハンデも感じささないのです。

静粛性

ディーゼルエンジンには「カラカラ」という特徴的エンジン音が付きものです。

もちろんCX-5でもそんな音はするのですが、昔のディーゼル車と比べてずいぶんと小さくなっていて、特に新車時には気が付かないくらいです。

ただ、年数を重ねてくると、車内にいれば気が付かないにしても車外に出れば結構な音がしていて少し恥ずかしい思いをしたと言う方もおられるようです。

また、パワーが必要な時に、例えば急な登り坂なで負荷がかかる場合なんかは、低回転域でゴリゴリというような騒音と振動が出るのは仕方が無いのでしょう。

ガソリンエンジンの場合はエンジン音よりもロードノイズが気になるくらいエンジンの騒音は感じません。

ディーゼル車特有の騒音が嫌ならガソリン車を選ぶしかないですね。

トランストランスミッション

CX-5の場合、ディーゼル車は6速ATだけでなく、6速のマニュアルトランスミッションが選べます

ガソリン車は6速ATだけですから、マニュアル車に乗りたかったらディーゼル車の一択です。

国内では希少なマニュアルトランスミッションですし、驚くことにマニュアルの方が燃費だっていいのです。

売れ行き

CX-5発売時は国内で1%というディーゼル車比率にも関わらず、「50%以上をディーゼル車にする」と言って驚かれたようです。

実際には現在の販売比率はディーゼル車が7割と言いますから、売れ行きではディーゼル車が圧倒しているとみていいでしょう。

リセールバリュー

CX-5のリセールバリューは人気のディーゼル車が良さそうですが、そうでもないのです。

大きな差はありませんが、3年落ち5年落ちでもリセールバリューはガソリン車がやや分がいいのです。

ただ、2.5Lターボ車は残価率でみるといささか残念な数字になっています。

これが、7年落ち、10年落ちになるとディーゼル車とガソリン車の差は大きくなっていきます

やはりディーゼルターボの耐久性に対する不安がリセールバリューを押し下げているのでしょうか

CX-5のガソリンとディーゼル、故障など維持費を考慮するとどどっちがおすすめ?

では、故障など維持費を考慮したうえで、CX-5はガソリンとディーゼルのどっちがおすすめかをチェックしていきましょう。

  1. CX-5のガソリンとディーゼルの故障しやすさは?
  2. CX-5のガソリンとディーゼルの維持費は?

CX-5のガソリンとディーゼルの故障しやすさは?

CX-5のガソリンとディーゼルの故障しやすさということになると、圧倒的にディーゼル車でしょう。

もともとマツダ車の信頼性は高いので、ガソリン車、それもNA車についてはあまり故障の心配は必要ないでしょう

もちろん10万キロを超えたあたりからオルタネーターやウオーターポンプ、燃料ポンプなどは壊れるかもしれません。

ただ、これはどんな車でもそうですし、部品の当たり外れはあるものの、交換しても数万円の出費ですむはずです。

ディーゼルターボの場合ターボチャージャーのタービンの故障エンジン内への煤やカーボンの堆積などの報告が結構な数寄せられています。

タービンを換えれば30万円煤やカーボンを取れば20万円トラブルの起こりやすいDPFを交換すれば15万円と考えれば、不意の出費は少し覚悟しておいた方がいいかもしれません。

CX-5のガソリンとディーゼルの維持費は?

CX-5のガソリンとディーゼルの維持費を見る場合には、税金、燃料代、任意保険料があります。

このうち、3年目の車検以降の重量税は変わりませんし、任意保険料は形式により違いますが極端な差ではありませんので、燃料費と自動車税のみで毎年の維持費を比較します。

区分 2.0Lガソリン 2.5Lガソリン 2.2Lディーゼルターボ
自動車税 36,000円 43,500円 43,500円
実燃費 12km/l 11km/l 14km/l
燃料費(年間1万2千キロ走行) 168,700円 184,036円 127,457円
燃料費(年間6千キロ走行) 84,350円 92,018円 63,729円

燃料代は2022年10月11日時点の資源エネルギー庁の調査結果、レギュラーガソリン168.7円/L、軽油148.7円/Lとします。

2.0Lガソリン車とディーゼル車の価格差は319,500円、これは2.5Lガソリン車でも同じです。

ただ、ディーゼル車は環境性能割と取得時の重量税が全額免除でこれが14万円ちょっとですから、価格差は18万円です。

となると、この差額は2.5Lガソリン車で年間1万2千キロ走れば3年、年間6千キロでも6年ちょっとで回収できます

ただ、2.0Lガソリン車の場合は自動車税が7,500円安いのが効いてくるので、年間6千キロ走行なら14年と非現実的になってきます。

こうしてみると、維持費の点での差は大きく初期投資を回収するのは難しくないようですが、あとは修理代がどうかですね。

まとめ

ディーゼル車の場合はまだまだ税金面での恩恵があるので、購入時の価格差を維持費で回収するのはそう難しくはありません。

また、エンジン出力も圧倒的ですし、騒音もそうひどいものではありませんので、選ぶならディーゼルかもしれません。

問題はディーゼルターボならではの故障の多さですが、走行距離が多く、ターボを酷使しない方なら、それほど心配しなくてもいいかもしれません。

このあたりは「マツダのディーゼルは壊れやすい?寿命は?30万キロ走れる?」にも書いていますので参考にしてください。

 

CX-5を限界値引きから更に安く購入する方法!

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