CX5ディーゼルのチョイ乗りは注意が必要?マツダの煤問題対策や煤除去費用についても

CX5ディーゼルのチョイ乗りは注意が必要という話があります。

そして、その理由なのでしょうか、マツダと言えば煤問題といいますし、この除去にも結構な費用がかかると言うのです。

ここでは、CX5ディーゼルのチョイ乗りは注意が必要という理由をまずチェックします。

そして、マツダの煤問題対策や煤除去費用についてもチェックしておきましょう。

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CX5ディーゼルのチョイ乗りは注意が必要?

まず、CX5ディーゼルのチョイ乗りは注意が必要という理由をチェックしますが、これには3つの理由があります。

  1. CX5ディーゼルのチョイ乗りでは煤が大量に発生する
  2. CX5ディーゼルのチョイ乗りではDPFの再生ができない
  3. CX5ディーゼルのチョイ乗りではEGRに煤が堆積する

CX5ディーゼルのチョイ乗りでは煤が大量に発生する

CX5に限らず、ディーゼル車のチョイ乗りは煤=カーボンの発生の点では最悪です。

というのもディーゼルエンジンから煤が大量に発生するのはエンジンの負荷が小さく燃焼が激しくないときなのです。

高速走行などをしていれば問題ないのですが、止めては動かし、アイドリング状態で置いておくという燃焼エネルギーの小さい状況だと最も煤が出てしまうのです。

チョイ乗りとはまさにこんな状況なのです。

CX5ディーゼルのチョイ乗りではDPFの再生ができない

こうして発生した煤は「CX-5のDPF再生の確認方法や間隔は?エンジンを切るとトラブルになる?」に書いているようにDPFというフィルターに蓄積していきます。

そして、たまりすぎて目詰まりしそうになったら、エンジンへの燃料の供給を増やして燃焼させてしまいます。

ただ、このDPFの再生というプロセスには高い排気ガス温度がある程度の時間必要です。

これがチョイ乗りだとエンジン負荷が低ので高い排気ガスにもならず、仮にそうなっても短時間なのでDPFの再生はできないか、できても中断してしまいます

チョイ乗りで煤が増えているのにDPF再生ができないのでDPFにはカーボンどんどん溜まっていきます

警告灯が点けば強制再生という手段もありますが、運が悪いとDPFの溶損ということも起こりますし、DPFの能力も落ちていき、最終的には交換さえあり得ます。

CX5ディーゼルのチョイ乗りではEGRに煤が堆積する

車にはEGRというシステムが付いています。

「排気再循環」のことで、排気ガスをもう一度吸気ポートから燃焼室に送り、排気ガスをなるべく直接排出しないようにするのです。

これはガソリンエンジン車の場合は燃費の向上のためですし、ディーゼルエンジン車の場合は排気ガス内に含まれるNOx(窒素酸化物)を減らすためです。

CX5ディーゼルのチョイ乗りでは煤が大量発生すると言いましたが、この煤がEGR系統に堆積し、最悪の場合には「詰まり」という状況になるのです。

インテークマニホールド 吸気シャッターバルブ

引用元:http://minato-motors.com/blog/?p=31547

ここまで溜まるとまともに吸気することもできませんので、エンジンの性能にも影響を与えます

場合によったらエンジン警告灯さえ点灯する事態です。

マツダの煤問題対策や煤除去費用は?

ここでは、マツダ車の煤問題対策はどうすればいいのかと煤除去費用はどれくらいかかるかをチェックしておきましょう。

  1. チョイ乗りの人は買わないか、月に数回遠乗りをする
  2. CX5ディーゼルの煤除去費用は20~30万円

チョイ乗りの人は買わないか、月に数回遠乗りをする

Webの口コミでもチョイ乗りはマツダのディーゼル車には向かないので乗らない方がいいと言う意見があります。

確かにそのとおりですし、チョイ乗りでは燃費上のメリットも無いでしょう。

ただ、CX5ターボの魅力は燃費だけでなくあの圧倒的なトルクです。

チョイ乗りでもCX5に乗るなら週に1回でも10日に一回でもいいですから、郊外をエンジン全開で走ることです。

そうすればエンジン内のカーボンは燃焼してしまいますし、EGR内のそれもエンジン内で燃焼されていき、少なからず堆積物も減ることでしょう。

また、しっかりとDPF再生もできますから、DPFにもいいはずです。

無駄な走行なので燃料費は余分にかかりますが、CX5が好きなら、その走りが好みなら不満には感じないでしょう。

CX5ディーゼルの煤除去費用は20~30万円

CX5ディーゼルの煤除去、これはEGRシステムを分解して、交換が必要なパーツは交換しますし、煤も除去していきます

ディーラーでなければドライアイス洗浄といってドライアイスを吹き付けて汚れを砕くこともするようです。

ただ、これだけの作業をしますので、費用の方もかなりのもので、ディーラーでは安くて20万円弱から30万円はかかるようです。

ディーラーでなく、ドライアイス洗浄を行うところでもは、ドライアイス洗浄も含めてそれくらいではやってくれるみたいですが、それでも高価ですね。

まとめ

マツダのディーゼルの一番大きな弱点は煤の堆積です。

これは圧縮比が低いことによる宿命とも言われていますが、EGRへの過度な堆積はエンジンの性能にさえ影響を与えます。

1回の走行距離が長い方ならあまり気にしなくていいですが、チョイ乗り中心の方は対応を考えておいた方がいいかもしれませんね。

 

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