CX-5は言わずと知れたマツダの主力SUVです。
販売もおしなべて月販目標の2400台を超えて好調なのですが、リセールが悪いという噂があるのです。
ここでは、CX-5のリセールが悪いという噂の真偽を確認し、もしそうなら理由をチェックします。
また、リセールランクはディーゼルとガソリンで違うのかもチェックしておきましょう。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
CX-5のリセールが悪いという噂は本当?理由は?
まず、CX-5のリセールが悪いという噂は本当なのか、もしリセールが悪いのなら理由はどこにあるかです。
- CX-5のリセールが悪いという噂は本当なの?
- リセールが悪いのなら理由は?
CX-5のリセールが悪いという噂は本当なの?
CX-5のリセールが悪いという噂は本当なのかをライバル車と比較してみましょう。
区分 | CX-5 | ハリアー | エクストレイル | CR-V | アウトランダー |
---|---|---|---|---|---|
3年落ち | 70%弱 | 90%弱 | 80%弱 | 60%台半ば | 60%台半ば |
5年落ち | 50%弱 | 80%弱 | 70%弱 | 40%台半ば | 50%弱 |
7年落ち | 40%弱 | 60%弱 | 40%弱 | 30%台半ば | 40%台半ば |
CR-Vやアウトランダーに比べればやや分がいいようですが、圧倒的なリセールを誇るハリアーには完敗です。
高年式ではエクストレイルにも水を開けられています。
オフロードテイストの強いRAV4の現行モデルはハリアーを凌ぐリセールですから、確かにCX-5のリセールは良好とは言えないようです。
リセールが悪いのなら理由は?
CX-5のリセールが悪いとは言えないのですが、良好とは言えません。
その理由はどこになるのでしょうか。
ハリアーと比べたらかわいそう
CX-5のリセールが悪いと言われるのは、クロスオーバーSUVのカテゴリーには圧倒的なリセールを誇るハリアーが君臨するからです。
CX-5のリセールはSUVとしては標準的なレベルですが、ハリアーの数字をみると「リセールが悪い」と言われてしまうのです。
歴史が浅い
ハリアーはクロスオーバーSUVというカテゴリーを拓いた車ですから、その歴史は四半世紀を超えます。
エクストレイルにしても2000年ですから20世紀のデビューです。
比較的歴史の浅いアウトランダーにしても2005年誕生です。
それに比べるとCX-5は2012年の登場ですから歴史の浅さは明確で、まだその評価が確立していないのでしょう。
故障が多いイメージがある
CX-5、特にディーゼル車は故障が多いイメージがあります。
これは後述するガソリン車とディーゼル車のリセールの比較でも明らかなのですが、このネガティブな印象は大きいと思われます。
ハリアーの場合は10年落ちでもかなりのリセールなのですが、ハリアーの人気に加え、トヨタの品質に関する信頼も大きいものがありそうです。
安売り、マツダ地獄のイメージが払拭されていない
ずいぶん昔のマツダのイメージは値引きが大きいかわりに他のメーカーに乗り換えようにも下取りがあまりにも悪いというものでした。
仕方が無いので、ずっとマツダ車に乗らざるを得ない、これを称して「マツダ地獄」とも「マツダスパイラル」とも言われていました。
最近のマツダディーラーでは極端な値引きはしないどころか、むしろ値引きが小さい印象があります。
モデル末期と思われるCX-5ですが、限界値引きは20万円強とあのハリアーよりも10万円以上も少ないのです。
また、リセールが悪すぎるということも無くなりました。
しかし、いったん根付いたイメージは簡単には払拭できず、もう少し時間がかかるのかもしれませんね。
CX-5のリセールランクはディーゼルとガソリンで違うの?
では、CX-5のリセールランクはディーゼル車とガソリン車で違うのでしょうか。
- CX-5のリセールランクをディーゼル車とガソリン車で比較
- なぜディーゼル車はリセールが悪い?
CX-5のリセールランクをディーゼル車とガソリン車で比較
CX-5のリセールランクをディーゼル車とガソリン車で比較するとこうなります。
区分 | ガソリン車 | ディーゼル車 |
---|---|---|
3年落ち | 70%弱 | 60%台半ば |
5年落ち | 50%程度 | 40%弱 |
7年落ち | 50%弱 | 30%程度 |
年数が進むにしたがってガソリン車とディーゼル車の差は開き始めて、5年落ちでは価あれだけの格差があったのにガソリン車の方が高くなります。
ガソリン車だけでライバル車と比較すると、ハリアーには勝てませんが、エクストレイルには7年落ちで上回り、CR-Vやアウトランダーには圧勝です。
しかし、新車購入時のディーゼル車の人気を考えると、中古車市場でのリセールランクが違うほどの不人気は意外です。
なぜディーゼル車はリセールが悪い?
ではなぜ、CX-5のリセールはこんなに悪いのでしょうか。
これは、中古車というのはある程度の距離と年数を経過した車だからです。
中古車のユーザーはその段階で生じる不具合のリスクやそれにかかる費用を考えます。
例えばハイブリッド車は新車購入時には人気ですが、年数と距離が経過すると高価なパーツであるバッテリーの交換リスクが顕在化してきます。
あのハリアーでも3年落ちはハイブリッドが高いものも5年落ちでは逆転し、7年落ちでは10ポイントの差が付いてしまうのです。
CX-5の場合、ガソリン車にはこうしたリスクは少ないのですが、ディーゼル車には様々なリスクがあり、そのあたりは「CX-5が壊れやすい?ガソリンとディーゼルで故障が多いのは?」にも記載しています。
まず、ディーゼル車特有の煤を捕獲・燃焼させるフィルターの障害がありますし、排気ガスの再循環系への煤の付着は30万円程度の修理費がかかると言われています。
ディーゼル車だけにあるターボチャージャーもエンジン本体よりは短命ですし、メンテナンスが悪いと思わぬ外れくじを引く可能性もあり、この場合の修理費用も高価です。
特に煤問題は皆さんよくご存じですから、このあたりがディーゼル車のリセールを引き下げているのですね。
まとめ
難しいものですね、CX-5の人気と魅力を支えているディーゼル車がリセールの面では足を引っ張っているのですから。
しかも、CX-5のディーゼル車の故障リスクは吸気系を分解しなければわかりません。
煤問題を考えればチョイ乗りのような停車・再発進をよくする環境は禁忌ですから、極端な走行過少車は避けた方がいいかもしれません。
ディーゼル車は購入時の価格差を回収するには長く乗る必要があるのですが、長く乗れば乗るだけガソリン車より安くなるのは悩ましいですね。
CX-5を限界値引きから更に安く購入する方法!
CX-5を新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
CX-5も安全装備の充実等によりディーゼルの最上級グレードの車両本体価格が約390万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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