街で見かけるマツダCX-5の旧型は、今見てもかっこいいと感じる方が多いのではないでしょうか。特に初代モデルのデザインは根強い人気があり、中古車市場でも注目されています。
しかし、実際に購入を検討するとなると、その評価や、特に初期型のディーゼルエンジンに不具合はないのかといった点が気になるものです。
この記事では、旧型CX-5が持つ魅力と、購入前に知っておきたい注意点を詳しく解説します。
- 旧型CX-5のデザインが「かっこいい」と評される理由
- 初代と二代目(新型)の具体的な違い
- 初期型ディーゼルエンジンのメリットと懸念される不具合
- 中古車選びで失敗しないためのチェックポイント
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CX-5の旧型はなぜかっこいいと評されるのか
ここでは、CX-5の旧型がなぜ「かっこいい」と多くの人々から評価されているのか、その理由を多角的に探ります。ユーザーから寄せられる具体的な評価内容をはじめ、初代モデルのボディサイズが実際の取り回しにどう影響するのかを解説します。さらに、新型(二代目)とのデザインや年式の違いを比較し、旧型に乗っている女性や男性がどのようなイメージを持たれているのかについても触れていきます。
ユーザーから見た旧型の評価
初代CX-5は、発売から10年以上経過した現在でも、多くのユーザーからそのデザインと走行性能で高い評価を得ています。特に評価されているのは、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)」を初めて全面的に採用した、生命感あふれるスタイリングです。
具体的には、現行モデルよりもシャープでエッジの効いたフロントマスクや、躍動感を強調するサイドのキャラクターラインが支持されています。また、「ぷっくりしたブレーキランプ」と表現される個性的なリアコンビネーションランプも、旧型ならではの魅力として挙げる声が多く見られます。
走行性能に関しても、特にディーゼルエンジンモデルの力強い加速と安定性には定評があります。「雪道の走行は素晴らしい」といったAWDシステムの性能を称賛する意見や、「長距離運転でも疲れにくい」というシート性能に関する高評価も少なくありません。
旧型CX-5の主な高評価ポイント
- 時代を感じさせない、洗練されたエクステリアデザイン
- ディーゼル特有のトルクフルで余裕のある走り
- AWDモデルの高い走破性(特に雪道での安定感)
- 長距離でも疲れにくいと評判のシート
- クラスを超えた上質なインテリア
一方で、注意すべき点として、乗り心地が新型に比べてやや硬め(スポーティ)であるという指摘や、ディーゼル車特有のメンテナンスに関する懸念の声も存在します。これらの点を理解した上で検討することが、満足のいく中古車選びにつながります。
初代の取り回しはサイズにどのような影響
初代CX-5のボディサイズは、現在のSUVと比較しても標準的なミドルサイズに分類されます。しかし、全幅が1,840mmと広めである点は、購入前に認識しておくべき重要なポイントです。
このサイズ感は、走行安定性や室内の広さといったメリットをもたらす一方で、日本の道路環境、特に都市部での取り回しには注意が必要となる場合があります。
全長 | 4,540mm |
---|---|
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,705mm |
ホイールベース | 2,700mm |
例えば、古い機械式の立体駐車場では全幅制限(一般的に1,800mmや1,850mm)に抵触する可能性があるほか、狭い路地でのすれ違いやコインパーキングでのドアの開閉にも気を遣う場面が考えられます。ただ、運転席からの視界は高く設計されているため、見晴らしが良く、車両感覚は掴みやすいという声も多いです。
総じて、サイズがもたらす影響はライフスタイルや主な使用環境によって異なります。購入を検討する際は、普段利用する駐車場や道路の状況を事前に確認しておくことをおすすめします。
年式の違い(新型・旧型)
CX-5の「旧型」とは、一般的に2012年2月から2017年1月まで販売された初代(KE系)を指します。一方、2017年2月以降に販売されているモデルが二代目(KF系)、通称「新型」です。両者は基本的なプラットフォームを共有していますが、走行性能から内外装の質感、安全装備に至るまで、多くの点で進化が見られます。
エクステリアとインテリア
デザイン面では、旧型がシャープで躍動感のあるスタイルであるのに対し、新型はより洗練され、水平基調でワイド感を強調したデザインへと進化しました。インテリアの質感も新型が大幅に向上しており、より高級感のある空間となっています。
乗り心地と静粛性
乗り心地は最も大きな違いの一つです。旧型がスポーティでややゴツゴツとした硬さを感じるのに対し、新型はサスペンション設定が見直され、しっとりとした上質な乗り心地を実現しています。静粛性も格段に向上しており、特にディーゼルエンジン特有の音や振動が大幅に低減されました。
先進安全装備
安全装備の進化も顕著です。旧型も後期モデルでは衝突被害軽減ブレーキが装備されましたが、新型では歩行者検知式の自動ブレーキが全車標準装備となるなど、機能が大幅に強化されています。また、追従機能付きクルーズコントロールも、新型では停車まで対応するようになりました。
旧型を選ぶ際の注意点
旧型はデザインやスポーティな走りに魅力がありますが、乗り心地の快適性や先進安全装備の充実度を重視する場合は、新型も視野に入れると良いでしょう。特に2015年のマイナーチェンジ前の初期モデルは、安全装備がオプション設定の場合もあるため確認が必要です。
新型(二代目)とのデザイン比較
旧型と新型(二代目)のデザインは、どちらも「魂動デザイン」という共通の哲学に基づいているため、一見すると似ている印象を受けるかもしれません。しかし、細部を比較すると、目指す方向性の違いが明確に見て取れます。
フロントフェイス
最も大きな違いはフロントフェイスです。旧型はグリルからヘッドライトへ向かう「シグネチャーウイング」と呼ばれるメッキパーツが翼のように広がっているのが特徴です。一方、新型はヘッドライトが薄型化され、フロントグリルがより大型で立体的な造形となり、低く構えた力強い印象を与えます。品格と迫力を両立させたデザインと言えるでしょう。
サイドビュー
サイドから見ると、旧型は後方に向かって駆け上がるようなキャラクターラインが特徴で、躍動感を強く感じさせます。新型はキャラクターラインをシンプルにし、光の反射による面の美しさを追求した、より大人びた洗練されたフォルムへと変化しました。
インテリア
内装のデザインは新型で大きく進化しました。旧型は機能的でシンプルなデザインでしたが、新型は水平基調のデザインを全面的に採用し、上質な素材をふんだんに使用することで、1クラス上の高級感と広がりを感じさせる空間になっています。センターコンソールの位置も高くなり、ドライバーの操作性も向上しています。
どちらのデザインが優れているというわけではなく、シャープでスポーティな雰囲気を好むなら旧型、洗練された高級感を求めるなら新型という選択になるでしょう。
旧型に乗ってる女性のイメージ
旧型CX-5に乗っている女性に対しては、「都会的でアクティブ」「センスが良い」といったイメージが持たれることが多いようです。
その理由として、まずデザイン性の高さが挙げられます。SUVらしい力強さと、流麗な魂動デザインが両立しており、単なる移動手段としてでなく、自己表現のツールとしてクルマを選ぶ、こだわりを持った女性像が浮かび上がります。
また、CX-5は大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感も特徴です。街中での取り回しやすさと、週末のアウトドアやショッピングにも対応できる積載性を兼ね備えているため、仕事もプライベートもアクティブに楽しむキャリアウーマンや、ライフスタイルを重視する女性にフィットします。
女性に支持されるポイント
- 流行に左右されない洗練された外観
- 都市部でも運転しやすいサイズ感と高い視界
- 趣味や買い物にも対応できる十分な荷室スペース
- 上質で落ち着いた雰囲気のインテリア
これらの要素から、旧型CX-5を選ぶ女性は、デザイン性と実用性のバランスを重視し、自立したライフスタイルを送っているという、ポジティブなイメージにつながっています。
旧型に乗ってる男性のイメージ
旧型CX-5に乗っている男性は、「クルマ好きでこだわりがある」「落ち着いた大人の魅力」といったイメージで見られる傾向があります。
特にディーゼルモデルが持つトルクフルな走行性能は、走りの楽しさを知る男性から高く評価されています。ただ移動するだけでなく、運転そのものを楽しむ姿勢が、クルマへのこだわりとして映ります。
デザイン面では、派手すぎず、しかし存在感のある魂動デザインが、大人の余裕を演出します。SUVでありながらスポーティで精悍なスタイリングは、アクティブな趣味を持ちつつも、普段はスマートなライフスタイルを送る男性像を想起させます。
男性からの支持を集める理由
旧型CX-5は、「デザイン」「走り」「質感」の三拍子が揃っている点が、特にクルマにこだわりを持つ男性層に響いています。国産SUVの中でも、欧州車のような走りの質感やデザイン性を求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢となっているのです。
総じて、旧型CX-5を愛車に選ぶ男性は、見た目のカッコよさだけでなく、その背景にある技術や走行性能にも価値を見出す、本質を理解したスマートな人物という印象を与えます。
かっこいいと評判の旧型CX-5、購入前の詳細情報
旧型CX-5の購入を具体的に検討する上で、知っておくべき詳細な情報に焦点を当てます。
まず、その人気の中心にある初期型ディーゼルエンジンの魅力と性能について解説します。同時に、中古車選びで最も気になる、懸念される初期型特有の不具合や注意点にも深く切り込みます。さらに、希望のグレードを正確に見分けるための型式の見方や、将来の資産価値を測る上で参考になる買取価格の動向も紹介。
最後に、これらの情報を踏まえた上で、旧型CX-5がなぜ「かっこいい」選択肢となり得るのかを総括します。
人気を支える初期型ディーゼル
旧型CX-5の人気を語る上で欠かせないのが、2.2Lクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」の存在です。このエンジンは、当時の国産乗用車としては画期的であり、CX-5を大ヒットへと導いた最大の立役者と言っても過言ではありません。
最大の魅力は、大排気量のガソリンエンジンに匹敵する力強いトルクと、ハイブリッド車に迫る優れた燃費性能を両立させた点にあります。
圧倒的なトルク
最大トルクは420N・mに達し、これは4.0LクラスのV8ガソリンエンジンに相当します。アクセルを踏み込んだ瞬間から力強い加速が得られるため、高速道路の合流や追い越し、坂道走行など、あらゆる場面でストレスのない余裕のある走りを実現します。
優れた経済性
力強い走りとは裏腹に、燃費性能も非常に優秀です。JC08モード燃費では18.6km/L(XD・FF車)を記録しました。さらに、燃料が比較的安価な軽油であるため、ランニングコストを大幅に抑えることが可能です。
初期型ディーゼルのメリットまとめ
- 力強い加速感:低回転から発生する大トルクで、スムーズかつパワフルに走る。
- 低燃費:SUVとしてはトップクラスの燃費性能を誇る。
- 燃料費の安さ:レギュラーガソリンより安価な軽油を使用するため経済的。
この「よく走り、かつ経済的」という二つの大きなメリットが、多くのユーザーの心を掴み、現在の中古車市場においても高い人気を維持する要因となっています。
懸念される初期型の不具合とは
パワフルで経済的な初期型ディーゼルエンジンですが、その一方で、メンテナンスや乗り方によっては特有の不具合が発生する可能性が指摘されています。最も多く挙げられるのが、煤(すす)に関連するトラブルです。
これは、ディーゼルエンジンが排出するPM(粒子状物質)を除去するためのDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)という装置の仕組みに起因します。
DPF再生とは?
DPFは、フィルターに溜まった煤を高温で燃焼させて除去する「再生」という作業を自動的に行います。このDPF再生を正常に行うためには、エンジンが十分に暖まり、一定時間走行し続ける必要があります。
問題となるのは、エンジンが暖まりきる前の短距離走行(いわゆる「ちょい乗り」)を繰り返す乗り方です。このような乗り方が続くと、DPF再生が正常に完了せず、フィルターに煤が過剰に堆積してしまいます。その結果、警告灯の点灯やエンジンの不調、最悪の場合は高額な修理が必要となるケースがあります。
ディーゼル車で避けるべき乗り方
片道15分未満のような極端に短い距離の走行を毎日繰り返すといった使い方は、DPFに負担をかける可能性があります。中古でディーゼルモデルを購入する場合は、月に1〜2回程度、30分以上の連続走行を心がけるなど、DPF再生を促す乗り方を意識することが推奨されます。
もちろん、全ての車両で不具合が発生するわけではありませんが、ディーゼル車特有の性質として理解しておくことが重要です。
グレードを特定する初期型の型式
中古車情報などで見かける「型式」は、そのクルマの基本的な仕様を示す重要な情報です。初代CX-5(KE系)の型式は、アルファベットと数字の組み合わせで構成されており、これを見ればエンジンタイプや駆動方式を正確に把握することができます。
例えば、「DBA-KE2FW」という型式は以下のように分解できます。
- KE:初代CX-5のプラットフォームを指すコード
- 2:搭載エンジン(E=2.0Lガソリン、5=2.5Lガソリン、2=2.2Lディーゼル)
- F:駆動方式(F=FF/前輪駆動、A=AWD/四輪駆動)
- W:ボディタイプ(Wagonを意味する)
つまり、「KE2FW」は「2.2Lディーゼルエンジンを搭載したFFモデル」ということになります。このルールを知っておくと、中古車選びの際に非常に役立ちます。
型式 | エンジン | 駆動方式 |
---|---|---|
DBA-KEEFW | 2.0L ガソリン | FF (2WD) |
DBA-KEEAW | 2.0L ガソリン | AWD (4WD) |
DBA-KE5FW | 2.5L ガソリン | FF (2WD) |
DBA-KE5AW | 2.5L ガソリン | AWD (4WD) |
LDA-KE2FW | 2.2L ディーゼル | FF (2WD) |
LDA-KE2AW | 2.2L ディーゼル | AWD (4WD) |
中古車を探す際には、希望するエンジンや駆動方式の型式を覚えておくと、効率的に車両を見つけることができます。
参考になる初期型の買取価格
旧型CX-5は、中古車市場での人気が高いため、同年代の国産SUVと比較してリセールバリューが高い傾向にあります。つまり、売却時の買取価格が期待できる車種と言えます。
この高いリセールバリューを支えている主な要因は以下の通りです。
- 色褪せないデザイン:魂動デザインは古さを感じさせず、幅広い層から支持されています。
- ディーゼルモデルの需要:力強い走りと経済性を両立したディーゼル車は、中古車市場でも特に人気が高いです。
- 海外での人気:マツダ車は海外でも評価が高く、輸出需要も買取価格を下支えしています。
発売から年数が経過し、中古車価格は徐々に下がってきていますが、依然として安定した相場を維持しています。特に後期型の上級グレードやディーゼルモデル、人気のボディカラー(ソウルレッドやブラックなど)の車両は、高値で取引される傾向があります。
購入時の視点
リセールバリューが高いということは、購入時の価格も高めに設定されていることを意味します。しかし、数年後に乗り換える際の売却額を考慮すると、結果的にコストパフォーマンスが良い選択となる可能性もあります。購入と売却の両面から考えると、旧型CX-5は賢い選択肢の一つと言えるでしょう。
これから購入を検討する方にとっては、価格がこなれてきた今が狙い目ですが、将来の乗り換えまで見据えると、グレードや色の選択も重要なポイントになります。
総括:CX-5の旧型はかっこいい
- 旧型CX-5は魂動デザインを初採用し今なお色褪せない魅力を持つ
- 特にシャープなフロントマスクや個性的なリアランプが高く評価される
- 走行性能では2.2Lディーゼルの大トルクと低燃費が人気の秘訣
- 雪道での安定性などAWDシステムの性能を称賛する声も多い
- 全幅1,840mmというサイズは走行安定性に寄与するが駐車場では注意
- 新型(二代目)と比べると乗り心地は硬めでスポーティな味付け
- 安全装備は新型が大幅に進化しており購入前には年式の確認が必要
- 乗ってる人のイメージは男女共にデザインや走りにこだわる層が多い
- 女性は都会的でアクティブ、男性は落ち着いた大人の魅力が想起される
- 初期型ディーゼルは「ちょい乗り」の繰り返しによる煤問題に注意
- 中古車を選ぶ際はDPFの状態を考慮し定期的な長距離走行が推奨される
- 型式を見ればエンジンや駆動方式が判別でき中古車探しに役立つ
- リセールバリューは高く、特にディーゼルや人気色は高値で取引される
- 価格がこなれてきた今、デザインと走りを両立した旧型は狙い目
- 総合的に見てCX-5の旧型はかっこいいだけでなく実用性も高い一台
CX-5を限界値引きから更に安く購入する方法!
CX-5を新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
CX-5も安全装備の充実等によりディーゼルの最上級グレードの車両本体価格が約390万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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