カローラクロスは発売以来大変な人気ですが、買って後悔したという話も耳にします。
ここでは、まず、カローラクロスを買って後悔したというのはどういうことなのかをチェックしていきます。
そして、もしカローラクロスを買うなら辛口評価やデメリットも知っておくべきなので、それも紹介しておきましょう。
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新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
カローラクロスを買って後悔したというのはどういうこと?
まず、カローラクロスを買って後悔したというのはどういうことかです。
これについては、「カローラクロスのがっかり不評の理由は?チープで安っぽいのはコストカット?」にもまとめていますので参考にしてください。
- 後部座席の足元が狭い
- ガソリン車の燃費が悪い
- 内装に高級感が無い
- 外観がおとなしすぎる
- 荷室の段差が大きい
- 2WDの乗心地が悪い
- iphoneのMiracastができずHDMI端子も無い
後部座席の足元が狭い
「カローラクロスとヤリスクロスを比較!後部座席の広さや乗り心地はどっちが良い?」でも書いていますが、後部座席の足元の狭さは大きな欠点のようです。
身長170cmの大人4人が乗車した場合に、膝先の余裕はこぶしが1.5個程度のようですが、体格のいい方が乗ると膝が前席のシートに当たるとも言います。
後席の足元が狭いと評判のヤリスクロスほどではないにしろ、狭いのは間違いありません。
ガソリン車の燃費が悪い
「カローラクロスのエンジンは古い?新型プリウスのエンジン搭載の噂は本当?」でも書いていますが、カローラクロスのエンジンは1世代前のものです。
トヨタのクロスオーバーSUVはダイハツが製造しているライズは別にして、すべて新設計のダイナミックフォースエンジンに切り替わっています。
ダイナミックフォースエンジンは効率重視な上に動力性能も優れるというエンジンで、特にガソリン車では燃費改善が著しいのです。
カローラクロスの場合、設計の古いZRエンジンですから、2WDの燃費をヤリスクロスと比べるとこんな感じになります。
区分 | カローラクロス | ヤリスクロス | |
---|---|---|---|
WLTCモード燃費 | 14.4km/L | 17.6~20.2km/L | |
市街地モード | 9.8km/L | 13.3~15.3km/L | |
郊外モード | 15.6km/L | 18.7~21.3km/L | |
高速道路モード | 17.0km/L | 19.6~22.5km/L | |
実燃費 | 14.0km/L | 15.5km/L |
カタログデータほど絶望的な差ではありませんが、カローラクロスの燃費は今どきの相場からすると決して褒められたものではありません。
内装に高級感が無い
「カローラクロスのがっかり不評の理由は?チープで安っぽいのはコストカット?」にも書いていますが、同じカローラシリーズの中でも質感は低いようです。
内装に加飾が乏しく、見た目も手触りも柔らかさが無いのです。
シンプルで機能的という意見もありますが、内装の高級感、質感を求める方は後悔するのかもしれません。
外観がおとなしすぎる
カローラクロスの外観はいいデザインだと思うのですが、乗っているうちに大人しく感じるようなのです。
引用元:https://toyota.jp/corollacross/
確かに、ヤリスクロスの攻撃的な面構えやライズのやんちゃなフォルムにくらべれば地味かもしれませんね。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/ https://toyota.jp/rize/
また、海外版と比べても、国内版はあえて落ち着いたデザインを採用しているようです。
北米版カローラクロス | 台湾版カローラクロス GR SPOT |
引用元:https://www.toyota.astra.co.id/product/corolla-cross-hybrid-ev-grs https://www.toyota.com/corollacrosshybrid/
こうして比べてみると、大人しいという後悔はわかる気がしますね。
荷室の段差が大きい
「カローラクロスラゲージアクティブボックスの社外品後付けについて!楽天の値段についても」に書いていますが、カローラクロスの後部座席を畳んだ時の荷室との段差は大きいです。
これを、ヤリスクロスと比べると問題は明白です。
カローラクロス | ヤリスクロス |
引用元:https://toyota.jp/corollacross/ https://www.toyota-mobi-tokyo.co.jp/column/20200930_yariscross
ヤリスクロスは全く段差が無いので、車中泊が簡単にできそうですが、カローラクロスは赤い矢印でお示ししている大きな段差があるのです。
これは、ラゲージアクティブボックスというオプションで改善するのですが、買うときはこんなことになるなんて思ってもいなかったはずです。
2WDの乗心地が悪い
「カローラクロスのがっかり不評の理由は?チープで安っぽいのはコストカット?」にも書いていますが、2WDのサスペンションはダブルウィッシュボーンでなくトーションビームです。
トーションビームは軽くて低コストなのですが、乗り心地や操縦性では高級なダブルウィッシュボーンにはかないません。
トヨタは新たなトーションビームを開発し、大型ゴムブッシュとの組み合わせで、荒れた道でも路面をしっかりと捉えてしなやかで上質な走りを実現したとは言っています。
確かに跳ねるような乗り心地、路面の段差で突き上げが来るというライズやヤリスクロスほではないようですが、2WDのでこぼこ道での乗り心地は良くはないようです。
iphoneのMiracastができずHDMI端子も無い
カローラクロスは全グレードディスプレイオーディオが標準装備で、社外ナビに換装もできません。
このディスプレーオーディオ、スマホとの連携が前提なのですがMiracastはAndroidのみでiphoneはできません。
もちろんApple CarPlayは使えるのでナビや音楽の再生はできるのですが、動画についてはディスプレイオーディオでの再生は不可能です。
HDMI端子があれば有線でMiracastできそうなものですが、オプションでもHDMI端子の設置は不可能なのです。
ということは、Blu-rayやFireTVなどの接続も不可能というわけです。
カローラクロスの辛口評価やデメリット
ここでは、カローラクロスの辛口評価を口コミでチェックして、デメリットはどこにあるのか考えていきましょう。
- カローラクロスの辛口評価を口コミでチェック!
- カローラクロスのデメリット
カローラクロスの辛口評価を口コミでチェック!
まず、カローラクロスの辛口評価を口コミでチェックしていきます。
- フロントに比べてリヤが大人しいくアンバランスで、何とかならなかったのか
- フロントのCマークだけは耐えられないが、ミリ波レーダーの関係で交換不可
- ステアリングやシフトレバーは革巻だが、ステアリングのスイッチやウィンカーレバーの質感があまりにも低い
- インテリアはチープで、助手席側の不要な出っ張りが気になるし、小物入れも少ない
- ドリンクホルダーはたくさんあるが小物入れが少なすぎ、ティッシュボックスを置くところもない
- カローラシリーズの使い回しだから仕方ないかもしれないが、インテリア高級感は全く感じない
- ディスプレイオーディオは画質が悪いし、ベゼルも安っぽい
- ディスプレイオーディオの解像度が悪く、バックカメラやパノラミックビューは解像度も低すぎ、夜はブロックノイズが頻繁に出る
- ディスプレイは9インチへ変更したが、フルセグのテレビと違ってAndroidのMiracastではフルHD表示にならない
- ヤリスクロスやC-HRの狭さを知っているから気にはならないが、足元空間は狭いことは狭い
- 運転席からの見切りはあまり良くない
- サイドミラーが大きすぎて右側のミラーは右折時に視界を遮って危険
- E-Fourは平坦な道では後輪に力を感じるが、出力が7.2psのため雪道での停止後の発進が不安で、エンジンも一世代前なので登坂路では力不足
- ヤリスクロスよりも世代が古いエンジンなので、排気量の小さいヤリスクロスの方が軽快
- 急勾配では非力さを感じる
- 車体が大きいのでもう少しトルク感が欲しかったし、特に低回転域のエンジン音も爽快さがない
- エンジン性能は市内を普通に走るには十分だが、高速道路の上り坂は音ばかり大きく加速が悪く、悲鳴のような音が不快
- 登り坂でうなり声を上げるのが気になるが、アクセルを踏み込めば走ってはくれる
- 駆動用バッテリーが減ってエンジンのみ走行になると98psのエンジンだけになるので非力になり唸るような音がする
- アイドリング時のエンジン回転数が1250回転前後で、振動・騒音が気になる
- 静粛性や段差の継ぎ目の突き上げは値段相当
- エンジン音が大きく停車時の充電時のこもったような音は気になるし、走行時も3000回転を超えたあたりの音も今までのハイブリッドより大きくてノイジー
- 乗り心地は概ね満足だが、多少跳ねることもある
- ピッチングが大きいのでロービームが上下に揺れて対向車に迷惑をかけている気がする
- 乗り心地は少し固めで、前後のピッチがあるが、慣れれば問題ない範囲
- トーションビームのせいか、ちょっとした段差を通過するときにダブルウィッシュボーンにはないバウンドを感じる
- 暖房を使うとにエンジンが止まりにくくなって燃費が落ち、チョイ乗りを繰り返すとガソリン車とあまり変わらない
- ハイブリッドなのに燃費は冬のせいか、チョイ乗りのせいかリッター15~16キロ程度
- プリウスと比較すると、エンジンが回っている時間が長いし燃費も1割悪い
- ガソリン車の実燃費が悪くてびっくりしてカタログを見たら、カタログ燃費も良い数値ではなく、確認しておかなかったことを後悔
カローラクロスのデメリット
口コミから見えてくるカローラクロスのデメリットを上げていきましょう
エクステリアは特にリアが地味でCマークも不評
エクステリアが地味と思っていましたが、特にリアのデザインが地味過ぎるという口コミはかなり見受けられました。
またエンブレムのCマークもカローラの安いイメージがマイナスに働いているようです。
内装がチープで小物入れが少なすぎる
内装がチープという意見は多かったのですが、想定していたほどではありませんでした。
一方で小物入れやグローブボックスが少ないという意見は多く、本当に困っておらてるようですね。
ディスプレイオーディオの画質
ディスプレイオーディオについては標準装備で換装できないのは買うときにわかっていたようですが、画質の悪さは気になるようですね。
MiracastでフルHDにならないとか、バックカメラやパノラミックビューのブロックノイズは使わないとわからないデメリットです。
エンジンが非力
古い設計のエンジンのせいかガソリンエンジンは若干非力なようです。
高速道路や上り坂でのハイブリッドエンジンの非力さや唸りはカローラクラスだけでなくハイブリッド全体の課題ですね。
乗り心地
ダブルウイッシュボーンの4WDに比べてトーションビームの2WDの乗心地が劣るという口コミはちらほら見受けられました。
ただ、レイズやヤリスクロスのように突き上げがひどいとか跳ねるようだという口コミの嵐ということは全くありません。
新設計のトーションビームと大型ゴムブッシュ、それに1.3トンを超える車両重量で乗り心地の悪さはかなり抑えられているのかもしれません。
燃費
ハイブリッド車については燃費の良さを評価する声が圧倒的ですが、冬場やチョイ乗りではやはり燃費は良くないようですね。
ガソリン車については納得して買われているせいかあまり口コミもないのですが、カタログ燃費を確認していなかったら、こんなはずではなかったということになるのでしょう。
まとめ
カローラクロスを買って後悔する理由をチェックし、口コミも見てきました。
まず、申し上げておきたいのは、いろんな情報をチェックして買われているからでしょう、後悔の声自体はそれほど多くありません。
スタイリングも、そういえば地味だなとか、内装はチープだけど後悔するほどではないというような声です。
ただ、カタログ燃費とか、ディスプレーオーディオではiphoneのMiracastができない、あるいはHDMI端子が無いというのは知っていなかったら後悔するかもしれません。
そういう意味でも、買う前のチェックや試乗はとても大事だと思いますよ。
カローラクロスを限界値引きから更に安く購入する方法!
カローラクロスを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
カローラクロスも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約320万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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