この記事は、カローラクロスの内装に関するユーザーのがっかり感に焦点を当てています。
カローラクロスは多くの期待を寄せられたこの車ですが、内装の質感や装備の欠如が懸念されています。
特に「安っぽい」と評される内装の質感や、標準装備の不足、技術的な面での遅れなどがユーザーの不満の原因となっています。
これらの不満の声を詳しく検証し、カローラクロスを検討している方に役立つ情報となれば幸いです。
- カローラクロスの内装の質感に不満がある
- カローラクロスの一部装備が非標準
- カローラクロスへの技術の不足
- 限定的なグレードオプション
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
カローラクロスががっかりとか不評の理由は何?
まず、カローラクロスが、がっかりとか不評と言われる理由は何なのかを考えていきましょう。
- ディスプレイオーディオが標準装備で社外ナビが付けられない
- エンジンとCVTが古い
- 2WDだけリアサスペンションがダブルウィッシュボーンでなくトーションビーム
- パノラミックビューモニターが標準装備でなく、Gグレードでは装備できない
- CD /DVDデッキがオプション
- HDMI端子が無い
- ガソリン車の高性能4WDが選べない
- シートヒーターがZグレードにしかない
- 内装がチープで安っぽい
ディスプレイオーディオが標準装備で社外ナビが付けられない
カローラクロスに限った話ではないのですが、最近のトヨタ車はディスプレイオーディオが標準装備です。
カローラクロスの場合は7.0インチディスプレイオーディオが標準装備で、G以外は9.0インチがオプションで選べます。
引用元:https://toyota.jp/corollacross/
しかし、オーディオレスは選べませんし、Apple CarPlayとAndroid Autoはあるものの、Miracastが使えるのはandroidのみで、それも最新機種ではできない場合もあるというのです。
だからといって社外ナビを取り付け可能な2DINサイズですらないため、換装という選択肢も無いのです。
エンジンとCVTが古い
「カローラクロスのエンジンは古い?新型プリウスのエンジン搭載の噂は本当?」にも書きましたが、カローラクロスのエンジンは1世代前のエンジンです。
ヤリスクロスもハリアーもRAV4もガソリン、ハイブリッドエンジンそれぞれダイナミックフォースエンジを搭載しています。
燃費効率に加え動力性能も優秀なのに、カローラクロスにはダイナミックフォースエンジンの1.8Lエンジンがないという事情からか搭載されていません。
また、CVTはこれもいささか古いSuper CVT-iです。
トヨタのCVTでもハリアーやRAV4、C-HRはおろか下位モデルのヤリスクロスも、発進用ギヤを採用したDirect Shift-CVTを採用しているのです。
1.8L用のDirect Shift-CVTがないからかもしれませんが、ギアを使ったトランスミッションの良さとCVTの燃費の良さを両立させたトランスミッションなので残念としか言いようがありませんね。
2WDだけリアサスペンションがダブルウィッシュボーンでなくトーションビーム
これはヤリスクロスも同じなのですが、リアサスペンションは2WDだけトーションビームです。
4WDについては高級なサスペンションで乗り心地もいいダブルウイッシュボーンなのです。
引用元:https://global.toyota/jp/download/23796273/
オフローダーとしては独立懸架は走行性能に劣るので良くないのですが、今どきランクルでもプラドでもダブルウィッシュボーンです。
トーションビームは、ダブルウィッシュボーンと比べると、乗り心地や高速域での操縦安定性が劣ると言われていますので、普段使いなら2WDは明らかに残念なのです。
パノラミックビューモニターが標準装備でなく、Gグレードでは装備できない
カロ―ラクロスはSUVですから、SUV共通の欠点である左側方下部の視界が悪いという問題を抱えています。
その証拠に「補助確認装置」という耳たぶのようなミラーが付いたドアミラーが標準装備です。
この欠点を回避する簡単な方法はパノラミックビューモニターの装着です。
引用元:https://toyota.jp/safety/scene/parking/index6.html
これは税込み27,500円のオプションなので付ければいいようなものですが、こんなSUVには必須のアイテムなら標準装備でいいのではないでしょうか。
そして、もっと謎なことにはGグレードではオプション装着すらできないのです。
これは、装備やオプションを確認する段階で思いっきりがっかりしそうですね。
CD /DVDデッキがオプション
カローラクロスに限らないのですが、ディスプレイオーディオではCD /DVDデッキはオプションです。
これはスマホとの連携を想定しているからなのでしょうが、コストダウンの意図も明白だと思われます。
従来のナビだったら、CD/DVDデッキが付いていないなんて考えれらなかったはずです。
税込み33,000円払えばディーラーオプションで装着できますが、センターコンソールの小物入れスペースは無くなりますし、置くだけ充電も選べません。
CDやDVDは使うなというのでしょうか。
HDMI端子が無い
携帯用のCDやDVDを接続したり、有線でMiracastをするならHDMI端子があればいいのですが、ディスプレイオーディオにはオプションですら付けることできません。
CD/DVDデッキを付ければいいようなものですが、Blu-rayは見ることはできませんし、iphoneのMiracastもこれでは不可能です。
カローラクロスにHDMI接続する方法は無くはないのですが、デジアナ変換して無理やり入力するというもので、特殊な方法でもあります。
それくらいなら、純正でHDMI入力できるようにしておいてくれたらと思いますよね。
ガソリン車の高性能4WDが選べない
カローラクロスの場合、4WDはハイブリッド車のE-Fourだけで、ガソリン車の4WDが選べません。
下位モデルのヤリスクロスではガソリン車でもハイブリッド車でも4WDが選べたのとはえらい違いです。
これがなぜ問題かというと、ヤリスクロスなどのガソリン車で使っているのはダイナミックコントロール4WDで、E-Fourとは性能的に大きな違いがあるのです。
このあたりの事情は「ヤリスクロスの4WDは雪道に強い車?ハイブリッドのE-Fourにデメリットはある?」にも書いています。
どちらも基本は同じで、通常は2WDで、必要な時には4WDと自動的に切り替わります。
ダイナミックコントロール4WDはいろんな情報をセンサーから受け取って、タイヤが滑り出す前から、路面や運転の状況に応じて、FFから前後輪直結4WDまで可変してくれるのです。
さらに、コーナリング時は車速や舵角などの情報から運転手の意図する走行軌跡を予測し、その軌跡を辿るように駆動力分配を制御するのです。
E-Fourの場合はそこまで高度な制御はしませんし、70km以上の高速域では作動せず、後輪モーターのトルクが無いので前後輪の最適トルク配分も不可能なのです。
雪道などでは一定の性能は発揮しますが、本格的な4WD性能は望むべくもないのです。
シートヒーターがZグレードにしかない
シートヒーターは寒冷地におすまいの方には必須アイテムですが、カローラクロスの場合、Zグレードでは標準装備なのに他グレードにはオプション設定すらできないのです。
ステアリングヒーターは全グレードでメーカーオプションが選べるのですが、個人的にはシートヒーターの方が優先順位が高いような気がします。
シートヒーターは汎用品があるということなのでしょうか。
カローラクロスの内装がチープで安っぽいからがっかり?
カローラクロスの内装がチープというのは皆さん言われていることです。
引用元:https://toyota.jp/corollacross/
まず、質感の悪さを実感するのがドアのアームレスト部分で、無塗装なのはいいにしても硬くて全く高級感が無いのです。
内装はカローラシリーズと共通なのにカローラクロスだけ硬かったり、質感の低下を感じる部分もあるらしいのです。
ステアリングホイールはG”Xグレードを除けば本革巻きで、シフトノブもそうなのですが、ステアリングスイッチや各種レバーなどの質感が低すぎるので興ざめするそうです。
Zグレードの場合は本革&ファブリックのシートになるので少しマシになりますが、肌合いや見た目は本革なのかと疑いたくなるとの声もあるのです。
もちろんシンプルでありながらも安物感を感じないとか、加飾を抑えて実用的という肯定的な声もありますが、豪華という意見は皆無ですね。
チープで安っぽいのはコストカットのせい?
カローラクロスは無理やり200万円を切ったG”Xグレードを除けば220万円超の車です。
そして、これまではトヨタの内装は日産やホンダに比べれば豪華で安っぽさやチープさは感じないと言われていました。
ただ、新型コロナに伴う半導体供給不足や部品調達価格の高騰の中で、細かいところまでコストカットが図られたことは想像に難くないところです。
リアサスペンションについては新たに開発してまで安価で軽量なトーションビームを載せたのは、燃費対策に加え、コストカットもあったはずです。
1.8Lのダイナミックフォースエンジンの開発を先送りして古いエンジンとCVTを載せたのもコストカットかもしれません。
また、同じようなサイズのCH-Rと競合しないようなプライシングをするために、内装を中心としたチープさに目をつぶったのかもしれません。
まとめ:カローラクロスにがっかりって内装が安っぽいから
トヨタの自動車も、最近は中級車、低価格車はプラスチックのパーツの採用が増えいささかチープで安っぽくなっている気がします。
ただ、SUVの場合は内装の豪華さは必要ではなく、水に強いプラスチックの多用はむしろ合理的です。
また、このレベルの車がエントリーグレードなら200万円を切る価格で手に入るわけですから、多少のチープさは我慢すべきなのかもしれません。
カローラクロスの内装が安っぽいからがっかりというような声がでる批判的なポイントを以下のようにまとめました。
- ディスプレイオーディオが標準で社外ナビ不可
- エンジンとCVTが古い
- 2WDのリアサスペンションが劣る
- ビューモニターが標準装備でない
- CD/DVDデッキがオプション
- HDMI端子が無い
- 高性能4WDが選べない
- シートヒーターが限定グレード
- 内装が質感低く安っぽい
カローラクロスを限界値引きから更に安く購入する方法!
カローラクロスを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
カローラクロスも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約320万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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