カローラクロスは人気のSUVですが、「カローラクロスは幅広すぎる」と言われることも多いようです。
確かに、全幅1,825mmはコンパクトSUVの中でも広めで、狭い路地では「カローラクロスは運転しにくい」と感じることもあるようです。
ここでは、カローラクロスは運転しにくい理由を考えていきますが、このように横幅広すぎが原因なのでしょうか。
これには海外向けなので大きいという情報もありますので、カローラクロスの世界展開も含めてチェックしていきましょう。
- カローラクロスのサイズをトヨタのSUVやライバル車と比較
- カローラクロスの運転のしにくさとその原因
- ラゲッジスペースのサイズ・使用感やその他後悔するポイント
- カローラクロスのサイズが海外市場向けの影響を受けていること
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カローラクロスが運転しにくいのは大きすぎるから?
最初に、カローラクロスは運転しにくいのは大きすぎるからということをいろんな角度から見ていきましょう。
ここではラゲッジのサイズと使い勝手もあわせて紹介していきます。
- カローラクロスのサイズをトヨタSUVと比較
- ライバル車とも比較
- カローラツーリングとも比較
- ラゲッジサイズと使い勝手は?
- 前方の見切りや後方視界は?
- ラゲッジのサイズと使い勝手
- カローラクロスで他に後悔することは?
カローラクロスのサイズをトヨタSUVと比較
まず、カローラクロスの外寸をトヨタの他のSUVと比較しておきましょう。
区分 | カローラクロス | ライズ | ヤリスクロス | C-HR | RAV4 | ハリアー |
---|---|---|---|---|---|---|
全長 | 4,490mm | 3,995mm | 4,180~4,200mm | 4,385~4,390mm | 4,600~4,610mm | 4,740mm |
全幅 | 1,825mm | 1,695mm | 1,765mm | 1,790mm | 1,855~1,865mm | 1,855mm |
全高 | 1,620mm | 1,620mm | 1,560mm | 1,550~1,565mm | 1,685~1,690mm | 1,660mm |
最小回転半径 | 5.2m | 5.0m | 5.3m | 5.2m | 5.5m~5.7m | 5.5m~5.7m |
カローラクロスは全長に対して全幅がいささか大きいような気がします。
普段走る道が幅員の無い路地の場合は、このいささか大きすぎる全幅は運転しにくい元凶になりそうです。
また、最小回転半径5.2mも小回りが利く部類ではありませんので、少しばかり運転しにくいのかもしれません。
ライバル車とも比較
次は、カローラクロスの外寸をライバル車と比較しておきましょう。
ライバル車と目されるのは、日産ならキックスは小さすぎるので、エクストレイルでしょう。
ホンダならZR-Vとヴェゼル、マツダはCX-5とCX-30を入れておきます。
ホンダの場合はヴェゼルはフィットベースで海外展開も考えていないので、カローラクロスと比べていささか小さいのです。
区分 | カローラクロス | エクストレイル | ZR-V | ヴェゼル | CX-5 | CX-30 |
---|---|---|---|---|---|---|
全長 | 4,490mm | 4,660 mm | 4,570mm | 4,340mm | 4,545mm | 4,395mm |
全幅 | 1,825mm | 1,840 mm | 1,840mm | 1,790mm | 1,890mm | 1,795mm |
全高 | 1,620mm | 1,720 mm | 1,620mm | 1,580~1,590mm | 1,690mm | 1,540mm |
最小回転半径 | 5.2m | 5.4m | 5.5m | 5.3m~5.5m | 5.5m | 5.3m |
トヨタと違って他社はSUVの車種が少ないのでダイレクトな比較は難しいところがあります。
エクストレイルやCX-5はカローラクロスのライバルというよりもハリアーのライバルなのです。
また、ヴェゼルはフィットベースで、同じように1.5Lエンジンの車ですから、全体にこぶりなのは当然と言えば当然です。
ただ、「カローラ」という名前がついいている割にはサイズ、特に全幅が他社の上級SUVと同じくらいですから、横には広いわけです。
こうして比較してみると、大きいと思っていた最小回転半径5.2mはかなり優秀といえます。
カローラツーリングとも比較
次は、カローラクロスの外寸をカローラツーリングとも比較しておきましょう。
というのも、かつてのカローラシリーズの稼ぎ頭はこのステーションワゴンボディで、今はSUVへと大きく変わっているからです。
区分 | カローラクロス | カローラツーリング |
---|---|---|
全長 | 4,490mm | 4,495mm |
全幅 | 1,825mm | 1,745mm |
全高 | 1,620mm | 1,460mm |
最小回転半径 | 5.2m | 5.0~5.3m |
全幅については、カローラシリーズではカローラスポーツが1,790mm、カローラが1,745mmです。
SUVにする場合、ベース車より少し全幅が大きくなる場合もあるのですが、カローラクロスの場合、拡大の程度が大きいようです。
全幅1,795mmと全長の割にワイドなカローラスポーツはアメリカでも販売されているのでそのあたりも理由かもしれませんね。
前方の見切りや後方視界は?
次は、前方の見切りや後方視界はどうかです。
というのも、SUVというものは前方の見切りや後方視界が悪いと相場が決まっているからです。
もちろん、カローラクロスもその例に漏れるわけではありません。
SUVはAピラーのせいで左側方の視界が悪いものですが、カローラクロスの場合はドアミラーが三角窓の後ろにあるので、Aピラー付け根あたりの死角が少ない気がします。
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引用元:https://toyota.jp/corollacross/
また、ボンネットの両端の盛り上がった部分が車内から見えるので車幅感覚がつかみやすいようです。
リアビューについてはリアウインドウが後方に向けて上下にそれほど絞り込まれていません。
リアクオーターウインドウは外からの見かけほど大きくはありませんが、あるのは確かなので、C-HRなんかと比べれば後方視界は確保されているほうでしょう。
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引用元:https://toyota.jp/corollacross/
ラゲッジのサイズと使い勝手
次は、ラゲッジのサイズと使い勝手です。
カローラクロスの荷室サイズをお示ししておきましょう。
引用元:https://toyota.jp/corollacross/
荷室容量は500L欲しいところですが、VDA方式で487Lなので、ほぼその水準には達していますね。
上級SUVならたいていは500Lをクリアしていますが、新型ハリアーだけは先代の456Lから大きく減って409Lになっています。
カローラクロスはラゲッジの開口部が広いので、487Lの容量も含めてキャンプ用品などの積み下ろしにも困らないはずです。
ただ、フルフラットにして例えば車中泊に使うとなると「ちょっと待った」と言わなくてはなりません。
写真でもわかるように、折りたたんだ2列目とラゲッジルームの間に絶望的な段差があるからです。
これは、「カローラクロスラゲージアクティブボックスの社外品後付けについて!楽天の値段についても」にあるように、オプションのラゲージアクティブボックスで解消するしかありません。
引用元:https://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/social_contribution/tdrs/common/pdf/tdrs_emg-helpbook_corollacross.pdf
カローラクロスで他に後悔することは?
次は、カローラクロスで他に後悔することは何かです。
これは「カローラクロスを買って後悔した?辛口評価やデメリットについても」に詳しく書いています。
後部座席の足元の狭さ、ガソリン車の燃費、内装の高級感のなさ、外観のおとなしさ、2WDの乗心地の悪さなどがあげられてますが、意外なことに全幅の大きさを後悔する声は少ないようです。
カローラクロスの大きさ(横幅の広さ)は海外展開が原因?
どうやら、カローラクロスが運転しにくい最大の理由は全幅の広さのようですが、海外展開が原因なのでしょうか。
- カローラクロスの海外展開は?
- カローラクロスは国際戦略車なので横幅が広い?
カローラクロスの海外展開は?
まず、カローラクロスの海外展開はどうなっているかです。
カローラクロスは日本では2021年9月に発売されましたが、遡ること1年以上、2020年7月にはタイで初公開され、即日販売を開始しました。
台湾では2020年10月、ブラジルでは2021年3月、北米では2021年6月に発売され、台湾では日本にはないGR SPORTまで投入されています。
2022年1月にはマレーシアで、2022年10月にはオーストラリアで発売で発売されるなど販売国は広がっており、インドネシア、ベトナム、フィリピンでも販売されているようです。
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北米版カローラクロス | 台湾版カローラクロス GR SPOT |
引用元:https://www.toyota.com/corollacrosshybrid/ https://www.toyota.astra.co.id/product/corolla-cross-hybrid-ev-grs
北米版はフロントグリルが異なってかっこいいですし、台湾限定のGR SPORTの迫力とオフロードテイストはたまりませんね。
カローラクロスは国際戦略車なので横幅が広い?
カローラクロスは国際戦略車なので横幅が広いのでしょうか。
東南アジアは日系自動車メーカーが販売シェアの約8割を占める地域だそうです。
この地域では悪路走破性に優れるSUVの需要が高く、タイで世界初投入したのには理由があるわけです。
トヨタとしては、タイを手始めに世界展開を考えていたようで、日本よりも早く各国で販売が開始されました。
海外では日本の5ナンバー規格など関係なく、サイズの大きい車が好まれることから、日本では多少狭い路地での取り回しが悪くても海外ニーズを優先することになるのです。
カローラクロスの横幅がやはり北米で圧倒的な支持を受けているRAV4ばりに広いのはこんな理由からでしょう。
まとめ:カローラクロスは運転しにくいのは横幅広すぎが原因?海外向けで大きい?
この記事でお伝えした「カローラクロスは運転しにくいのは横幅広すぎが原因?海外向けで大きい?」のポイントを簡単にまとめました。
- カローラクロスの全幅は他のトヨタSUVより広め
- ライバル車と比較してもカローラクロスの全幅は広め
- カローラツーリングと比較しても全幅は大きい
- 前方の見切り、後方視界ともSUVにしては良い
- ラゲッジスペースは開口部が広くて使いやすく容量も十分
- ラゲッジルームの段差が車中泊には不向き
- カローラクロスの横幅は海外市場のニーズで、海外を意識した設計が日本でのサイズに影響
- 海外重視のサイズは日本の狭い路地での運転には不向きな点も
カローラクロスを限界値引きから更に安く購入する方法!
カローラクロスを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
カローラクロスも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約320万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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