フリードのエンジンがかからない・回らない原因はハンドルロックやヒューズが原因?

フリードに乗っていてエンジンがかからない、あるいは回らないという現象に直面した方もおられるかもしれません。

いざ、そういう状況に遭遇するととても慌てると思いますが、原因を辿っていけば解決策も見付かるはずです。

ここでは、フリードのエンジンがかからない、回らない原因をチェックしていきます。

その中で、ハンドルロックやヒューズが原因の場合はあるのか、もしそうなら対処はどうすればいいのかも確認しておきましょう。

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フリードのエンジンがかからない、回らない原因は?

フリードのエンジンがかからない、回らない原因はいくつか考えられます。

  1. バッテリーが上がり
  2. ハンドルロックがかかっている
  3. ヒューズが切れている
  4. セルモーターの故障
  5. フットブレーキを踏んでいない・Pレンジでない
  6. 鍵の破損、損耗・シリンダーの損耗、異物混入

バッテリーが上がり

フリードに限らず、エンジンがかからない原因で一番多いのはバッテリー上がりです。

純粋なバッテリー上がり

駐車場に入れるときに点けておいたハザードを消し忘れるというのはよくある話で、半日くらいでバッテリーは上がってしまいます。

また、今どきのバッテリーは老朽化するといきなりエンジンをかけることができなくなる場合もあるのです。

完全に上がればセルモーターはうんともすんとも言いません

ある程度電気が残っていても、エンジンを回すだけの力は残っていない場合も多いものです。

ブースターケーブルがあれば他の車とつないでジャンプスタートもできますが、ダメならロードサービスですね。

エンジンがかかったらしばらくアイドリングさせて1時間ほど走らせれるか、アイドリング状態ならそれ以上の充電時間が必要です。

また、バッテリーの劣化が原因なら、その足でバッテリー交換に走りましょう。

劣化していたら充電しても復活しませんからね。

オルタネーターの故障

ジャンプスタートをしてもブースターケーブルを外したらエンジンが止まる、あるいはバッテリー交換をしても復活しないときはオルタネーターの故障の可能性があります。

オルタネーターというのは発電機ですから、これが壊れたらバッテリーに充電することもプラグに電気を流すこともできなくなるからです。

この装置は走行距離が10万キロを超えると結構な確率で壊れるものですが、異音で気付く場合もありますから、車の悲鳴には耳をそばだてるのも大事です。

リビルド品なら工賃を入れて5万円、新品なら10万円くらいの費用がかかります。

ハンドルロックがかかっている

ハンドルロックというのは、エンジンを止めた状態で、キーを挿し込む方式ならキーが挿さっていない状態でハンドルを動かそうとすると、ガチッといってハンドルが動かなくなる仕組みです。

これは、車の鍵を持たない人が運転しようとしているとシステムが判断し、盗難防止のためにハンドル操作ができなくなるわけです。

ハンドルロックがかかっているとセルモーターは回りませんからエンジンは始動できません。

また、ONの状態にもできませんから、警告灯等で教えてくれることもないという気付きにくい症状です。

対処法は後段でご説明します。

ヒューズが切れている

セルモーターを回そうにもそこに電気が流れないと作動できません。

車の場合は、一定以上の大きな電流が流れて装置が壊れるのを防ぐため、ヒューズが断線する仕組みになっています。

ヒューズというものは経年劣化で断線する場合もあるのです。

いずれにしてもヒューズが切れたらエンジンはかけようがありません

対応方法は後述します。

セルモーターの故障

エンジンを始動させるセルモーターはそうそう壊れるものではありませんが、壊れてしまったら当然エンジンはかけられません

これは交換するしかないのですが、リビルド品を使って5万円、新品ならこれにプラス1~2万円というところでしょうか。

フットブレーキを踏んでいない・Pレンジでない

これは基本的な操作ですが、フットブレーキを踏んでいない、Pレンジでないのでエンジンがかからないということもあって、これで慌てる方もおられるようです。

フリードはPレンジに入れてフットブレーキを踏みながらスタートボタンを押すなり、キーを回すなりしないとエンジンはかかりません。

スマートキーを認識できない

スマートキーを持っていてもフリードが認識できない場合はエンジンがかかりません

この場合電池が切れている場合が多いのですが、電池が弱ったり受信側の不具合でも生じる症状です。

対処法は以下のとおりです。

POWERボタンを押すとブザーが鳴り、ボタンが約30秒間点滅するので、その間にスマートキーのHondaエンブレムをスイッチに接触させるとブザーが鳴って約10秒間点灯する POWERボタンが点灯している間に、ブレーキペダルを踏みながらPOWERボタンを押す

引用元:https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/freedhybrid/2017/details/136120090-28999.html

鍵の破損、損耗・シリンダーの損耗、異物混入

鍵の破損、損耗・シリンダーの損耗、異物混入の場合は鍵を挿すことができても回せなくなったり、回っても反応しない場合があります。

鍵の破損、損耗はよくあることですが、これはスペアキーに交換すれば改善します。

シリンダーの損耗、異物混入は修理するしかありません。

ハンドルロックやヒューズが原因の場合の対処法

フリードのエンジンがかからない、回らない原因はハンドルロックやヒューズの場合のもあるようですが、どう対処すればいいのでしょうか。

  1. ハンドルロックの解除方法
  2. ヒューズの確認と交換方法

ハンドルロックの解除方法

まずハンドルロックの解除方法ですが、先代フリードは電波式キーレスエントリーシステムでメカニカルキー、現行フリードはスマートキーによるプッシュスタートなので少し違います。

メカニカルキーの場合

ハンドルを左右どちらかに回しながら、同時にメカニカルキーを回します

その操作をしたと同時にハンドルロックも解除されます。

ハンドルとキーを同時に回すことが重要で、右回し、左回しで解除のしやすさが違うので、両方試してみるといいでしょう。

スマートキーの場合

シフトレバーがPの位置にあることを確認して、ハンドルを左右に動かしながら、エンジンのスタートボタンを押せば解除できます。

基本的にはメカニカルキーの場合と同じです。

ヒューズの確認と交換方法

ヒューズが原因かどうかは見なければわかりませんので、ヒューズの場所と確認方法、交換方法を説明していきます。

ヒューズボックスの場所

フリードのヒューズボックスの場所は4か所です。

本当は助手席のグローブボックスを外した下にもありますが、まず触ることはありません。

エンジンルーム内A(バッテリー隣)

ライト、ファン等

エンジンルーム内B(バッテリー+端子隣)

バッテリーメイン等

室内運転席側A(アクセルペダルの上)

パワーウインドウ、エアコン、等

室内運転席側B(Aの上)

EPS、パワースライドドア等

引用元:https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/freed/2017/details/136129090-12073.html

電源取り出しで使うことが多いのはおそらく室内運転席側ヒューズボックスAでしょう。

ヒューズの確認方法

フリードのヒューズはミニ平型ですので、こんな感じなのですが、矢印で示したところが過電流で切れるところです。

引用元:https://www.amon.jp/

該当しそうなところのヒューズのここを見ればいいわけです。

ただ、セルモーターの場合バッテリーメインが飛んでいそうです。

引用元:https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/freed/2017/details/136129090-12073.html

この場合は形状も違い、この部分を確認することになります。

ヒューズの交換方法

ミニ平型ヒューズの場合は同じ容量のヒューズを交換すればいいのです。

そのまま使って不具合が無ければ問題ありませんが、再度切れるようなら機器の異常か漏電、断線が疑われます

ディーラーに持ち込むしかありませんね。

バッテリーメインの場合はマニュアルにも「販売店に修理を依頼してください」と書いてあるので、それに従うしかありません。

まとめ

フリードでエンジンがかからないと慌てますが、ハンドルロックなど簡単に解決できるものがありますので、原因を確認するのが大事です。

ヒューズ切れはヒューズの劣化なら交換でOKですが、実際に過電流が流れているなら厄介です。

そうなるとディーラー対応ですし、セルモーター、オルタネーター、その他パーツの不調はどうしようもありません。

バッテリーやオルタネーターは予兆がある場合もありますので、それを感知するセンスも重要ですよ。

 

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