フリードにアイドリングストップできませんとバッテリーマーク表示はバッテリー交換で復活?

フリードにはたくさんの警告灯や表示灯が付いていますが、アイドリングストップについてももちろん教えてくれます。

それに加え、マルチインフォメーションディスプレイの表示でも教えてくれるのです。

その中で「アイドリングストップできません」というメッセージとバッテリーマークが表示される場合があります。

こんなときは、単純にバッテリーを交換すればいいのでしょうか。

ここでは、フリードでアイドリングストップについてにどんな警告やメッセージが出るかを整理しておきます。

そして、「アイドリングストップできません」というメッセージとバッテリーマーク表示の場合はバッテリー交換をすれば解決するのかも説明しておきましょう。

フリード-記事一覧

フリードのアイドリングストップ関する警告やメッセージ

まず、フリードのアイドリングストップ関する警告やメッセージを紹介します。

  1. フリードのアイドリングストップに関する警告灯
  2. フリードのアイドリングストップに関する表示灯
  3. フリードのアイドリングストップに関するマルチインフォメーションディスプレイのメッセージ

フリードのアイドリングストップに関する警告灯

フリードのアイドリングストップに関する情報はすべてマルチインフォメーションディスプレイに表示されます。

ガソリン車 ハイブリッド車

引用元:https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/freed/2020/details/136178090-3440.html https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/freedhybrid/2020/details/136177090-3440.html

フリードのアイドリングストップに関する警告灯は1種類だけです。

引用元:https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/freed/2023/details/136178090-37349.html

アイドリングストップシステムに異常がある場合に点滅しますので、販売店で点検を受ける必要があります。

フリードのアイドリングストップに関する表示灯

フリードのアイドリングストップに関する表示灯は2種類です。

アイドリングストップ表示灯 アイドリングストップシステムOFF表示灯

引用元:https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/crv/2021/details/136162090-3815.html#d_136_1620_90_91184

これは正常な動作で、アイドリングストップシステムが作動した場合に「アイドリングストップ表示灯」が点灯します。

また、アイドリングストップシステムOFFスイッチでシステムをOFFにすると「アイドリングストップシステムOFF表示灯」が点灯します。

フリードのアイドリングストップに関するマルチインフォメーションディスプレイのメッセージ

フリードではアイドリングストップに関しては、マルチインフォメーションディスプレイ上での詳細なメッセージもあります。

メッセージ 内容
何らかの理由で、アイドリングストップできないときや、エンジンが自動的に再始動したとき、バッテリーの内部温度が5℃以下のとき
アイドリングストップシステムをONにしたとき
バッテリーの充電量が少ない状態でアイドリングストップできないとき
エアコンの設定温度と車内の温度差が大きくて、アイドリングストップできないとき
エンジン冷却水の水温が低いか高くて、アイドリングストップできないとき
アイドリングストップ中に、バッテリーの充電量が少なくなったかバッテリーの内部温度が5℃以下になったとき
アイドリングストップ中に、エアコンの設定温度と車内の温度差が大きいか車内の湿度が高いとき

引用元:https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/crv/2021/details/136162090-56434.html

このうち、赤でお示ししているもの以外は室温や水温の問題なので特に何もする必要はありません。

赤でお示ししている「アイドリングストップできません」というメッセージとバッテリーマーク表示の場合、今回のテーマですが、これは放置してはいけないメッセージです。

バッテリー交換をすれば解決するの

では、このメッセージはバッテリー交換をすれば解決するのでしょうか。

  1. まずバッテリーを交換する
  2. ホンダのアイドリングストップ車は内部抵抗値のリセットが必要
  3. 内部抵抗値のリセットの方法
  4. その他のリセットとリセット作業の回避

まずバッテリーを交換する

基本的に、バッテリーが弱っているのが原因ですからバッテリーを交換しましょう

フリードは現行の2代目ガソリン車(GBA-GB5、GBA-GB6、6BA-GB5、6BA-GB6)はすべてアイドリングストップ車です。

このため搭載バッテリーは寒冷地仕様も含め「N-65」というアイドリングストップ車用のバッテリーです。

このバッテリー、ディーラーで交換すれば3万円はかかる高価なものですが、WebならGSユアサの製品が税・送料込み15,070円で手にります。

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持ち込み工賃は2千円もかかりませんし、後述するようにホンダのバッテリーは完全にDIYで交換可能です。

ただ、バッテリー交換をしただけではメッセージが消えることもありませんし、アイドリングストップが復活することもありません

ホンダのアイドリングストップ車は内部抵抗値のリセットが必要

バッテリーが劣化して再始動できない状態でアイドリングストップするのは最悪ですし、劣化した状態でのアイドリングストップはバッテリーを著しく消耗します。

このため、アイドリングストップ車はECUというコンピュータに放電量等を記録し、バッテリーの消耗度合いを把握し、消耗が進めばアイドリングストップを停止するのです。

ホンダの場合は、エンジン始動のたびにバッテリーの内部抵抗値を算出してECUに記録し、直近4回分の平均値が基準値を超えた場合バッテリーが劣化してたと判断しています

引用元:https://cosmo.digi-cata.net/nBox201709/pdf/naibuteikouchi.pdf

この場合に前述のメッセージを出してアイドリングストップの作動を止めているのです。

このため、内部抵抗値のリセット作業が必要になるのですが、ホンダの場合、特別な装置などは不要で、自分でもできるのです。

内部抵抗値のリセットの方法

内部抵抗値のリセットは、要するに4回エンジンを始動すればいいわけです。

作業手順は以下のとおりです。

  • ヘッドライト、エアコン、オーディオ、ナビなどすべての電気をOFFにする
  • イグニッションONにする
  • ブレーキを踏まずにイグニッションスイッチを押してACCにする
  • ブレーキを踏まずにイグニッションスイッチを押してONにする
  • ブレーキを踏んでイグニッションスイッチを押してエンジンを始動し、1分間程度アイドリングさせる
  • イグニッションスイッチを1回押してOFFにする
  • この作業を4回繰り返してメッセージが消えていることを確認する

こんなイメージですね。


引用元:https://cosmo.digi-cata.net/nBox201709/pdf/naibuteikouchi.pdf

OFFからすぐにエンジンを始動させるとリセットされない場合があるそうです。

また、平均値なので、4回回さなくてもメッセージが消える場合もあります。

その他のリセットとリセット作業の回避

バッテリー交換するとき後述するバックアップをしないと、電装関係に電気が流れなくなり、再設定=リセットが必要になってきます。

バッテリー交換で必要なリセット

時計を合わせなおしたり、電装品の製設定が必要になる場合がありますが、最大のものはパワースライドドアのリセットです。

これは、手動でパワースライドドアを全開にするだけでOKで、ありがちなパワーウインドウのリセットは不要なようです。

リセットを回避するためには

こうしたリセットを回避するためには電装品のデータを保持できる程度の電流を流しておけばいいのです。

OBD2端子から電流を供給する製品もありますが、ここはバッテリーターミナル経由で使用する製品を紹介しておきます。

単三電池8本ですから100均なら220円かかりますが、この製品自体は税・送料込みで1,091円です。

まとめ

アイドリングストップ車の場合、バッテリー交換で積算放電量や内部抵抗値のリセットが必要なのが面倒ですが、ホンダ車は自分でできるのがいいですね。

この記事のメッセージが点灯した場合、アイドリングストップができない程度のバッテリーの消耗ですからすぐにフリードが動かなくなるわけではありません。

しかし、バッテリーが消耗していることは確かですから、早急に交換することをお勧めします。

 

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