フリードの3列目取り外しは任意保険不適用や車検不合格?

フリードの3列目シートは、跳ね上げ式という特徴を持ちますが、収納スペースを確保するために「シート取り外し」を検討する方も多いでしょう。

しかし、3列目シートを取り外して車検に通るか?という疑問が出てきます。

実際のところ、シートを取り外す場合、車検を通すには「構造変更」が必要になるケースが多いようです。

また、その際にかかる「費用」や手間も気になるところです。

さらには任意保険は大丈夫なのかも心配におなってきます。

この記事では、3列目シートの取り外しに伴う具体的な手順や注意点、メリット、デメリットについて詳しく解説します。

大きなトラブルなしに取り外せるようしっかり読んでいただけたらと思います。

フリード-記事一覧

  • フリードの3列目シートの取り外しが必要な理由
  • フリードの3列目シートの取り外し手順と元に戻す方法
  • 3列目シートの取り外しのメリット、デメリット
  • 車検時に不合格にならない方法、費用と任意保険の保険金支払いの動向

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人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

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任意保険は置いておいてフリードの3列目の取り外しは難しくない?車検時等に元に戻すのは簡単?

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とりあえず、任意保険の話は置いておいて、フリードの3列目の取り外しは難しくないのか、車検時に元に戻すのは簡単なのかを見ていきましょう。

  1. フリードの3列目の取り外しはなぜ必要?
  2. フリードの3列目の取り外し方は?
  3. 車検時などで元に戻すには?

フリードの3列目の取り外しはなぜ必要?

まず、フリードの3列目の取り外しはなぜ必要かです。

フリードの3列目の取り外しが必要なのは、跳ね上げ式だけに、収納したところで、積載スペースをかなり阻害するからです。

引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/

情報によると、跳ね上げた場合は、これが邪魔になって2列目のスライドも一番後ろまで下がらないうえ、リクライニングもできなくなるというのです。

これがシエンタなら床下収納式なのでこんなことで悩まなくていいのですけどね。

フリードの3列目の取り外し方は?

次に、フリードの3列目の取り外しはどうすればいいかです。

新型フリードは事例がないので、ここは先代のフリードで説明していきますが、大きな違いはないはずです。

フリードの3列目の取り外しはビス2本を外すだけだそうです。

跳ね上げた状態で赤い矢印のところにカバーがありますので、外すとネジが見えてきます。

下側は3つの爪で引っ掛かっているのでリムーバーかなんかで簡単にはずれます。

3列目のシートと車体はネジ2本でつながっているだけなので、このネジを緩めれば取り外せるようになります。

引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/

ナットのサイズは14mmで、メガネレンチを使えば外すのはそう難しくありません。

跳ね上げたシートをもとに戻せば外せます

ただ、シートの重さが15キロ程度あるので、運搬はそれなりに大変です。

また、先ほど外したパネルの中間部分はむき出しになりますので、何かカバーが必要かもしれません。

車検時などで元に戻すには?

次は、車検時などで元に戻すにはどうすればいいかです。

フリードの3列目を車検時などで元に戻すのも簡単です。

もとの位置に横向きに戻して仮止めし、跳ね上げて本締めすればいいわけです。

取り外しと取り付けの動画が見付かりましたのでアップしておきましょう。

任意保険は気になるけどフリードの3列目の取り外しのメリットは?

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任意保険、それに車検は気になりますが、そこは後段で説明するとして、とりあえずフリードの3列目の取り外しのメリットを整理しておきます。

  1. 収納スペースの拡大
  2. 2列目シートのスライドやリクライニングの邪魔にならない
  3. 燃費や走行性能が少しだけ改善する
  4. 使用シーンに対応して機動的に使用できる

収納スペースの拡大

まず、収納スペースの拡大です。

一番大きいのは収納スペースの拡大でしょう。

先ほどの画像でもわかように3列目シートの厚さはそれなりにあるので、シートを畳んでも、荷室上部の幅がかなり狭くなってしまいます。

フリードはあまり大きくないミニバンなので、収納スペースを確保する場合にこれがネックになる場合もあるのです。

3列目シートを取り除けばその悩みも解消しますし、フリードの場合、跳ね上げ式の中でも取り外しが簡単な方なので、誰でも取り外しが可能なのです。

2列目シートのスライドやリクライニングの邪魔にならない

次は、2列目シートのスライドやリクライニングの邪魔にならないということです。

フリードの2WD車の場合、キャプテンシートなら360mmスライドするのですが、3列目を跳ね上げると、これが全部は使えないのです。

また、リクライニングもできなくなります。

これはすべて跳ね上げたシートが邪魔になるわけです。

跳ね上げた状態で使うことが多い、そして3列目は使わないなら、取り外せば2列目シートのスライドやリクライニングの邪魔にならないのも大きなメリットです。

燃費や走行性能が少しだけ改善する

次は、燃費や走行性能が少しだけ改善するということです。

車の燃費というものは重量が1kg増加すると燃費が0.05%悪化するそうです。

となると、使いもしないシートが左右で30キロとすると、0.05×30=1.5%も燃費が違うわけです。

ガソリン代が5千円なら75円の違い、意外と大きいかもです。

また、車両重量が軽くなることは走行性能にもプラスに働きます。

それでなくてもフリードはアンダーパワーですからね。

ただ、30キロで体感できるかどうかは保証の限りではありません。

使用シーンに対応して機動的に使用できる

次は、使用シーンに対応して機動的に使用できるということです。

普段は6人乗れた方がいいけれども突発的に大量の荷物を積む必要がある場合、時々自転車を2台乗せて遠乗りする場合などは確かに便利です。

その時だけ外して、用事が終われば付ければいいからです。

一方、普段は4人しか乗らず、おじいちゃん、おばあちゃんが来た時だけ6人乗る場合もあるでしょう。

そんな場合はいつもは3列目を外しておけば、積載性は高く、2列目のスライドやリクライニングにも支障がありません。

必要になれば簡単に6人乗りになるのですから、こんなに便利なことはありません。

フリードの3列目の取り外しのデメリットは?車検や任意保険は?

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では、フリードの3列目の取り外しのデメリットはどうでしょう。

気になる車検や任意保険は大丈夫なのでしょうか。

  1. 車検には不合格で通常走行はグレー
  2. ディーラーではやってくれない
  3. 任意保険は保険金が支払われない可能性も

車検には不合格で通常走行はグレー

まず、車検には通らず、通常走行はグレーだということです。

そのままでは車検に不合格

フリードの3列目を取り外した状態では車検には通りません

車検証が6人乗りだったら、6人乗れるだけの座席とシートベルトがなければならないからです。

構造変更をすれば大丈夫だけど費用がかかる

構造変更をして、4人乗りなり5人乗りということにすれば車検は通らなくはありません。

しかし、それなりに面倒なうえ費用もかかります。

手数料は技術情報管理手数料400円と査手数料2,100円で合計2,500円ですから思いのほか高くはありません。

ただ、構造変更は新規検査になり、継続検査(車検)と同時にやることになりますし、陸運局に持ち込むのでその手数料もかかります。

車検に合わせて構造変更をするのがベストで、そうでないと費用が二重にかかってしまいます。

通常走行はグレーで突き詰めれば違反

通常走行も絶対に大丈夫とまでは言えません。

フリードの3列目を取り外した状態で走る分には、まず検挙されることはないと思いますが、絶対大丈夫かというとグレーゾーンです。

検挙しようと思えばできないことはないからです。

もちろん、3列目を外した状態で椅子の数以上の人員が乗ってはいけませんし、見付かれば検挙されるのは言うまでもありません。

ディーラーではやってくれない

3列目シートの取り外しは簡単なのですがディーラーでは絶対にやってくれないそうですし、他でも断られる場合が多いようです。

積載人数が変わる改造は構造変更を行わない限りにおいては違法改造になり、施工した責任を問われるからのようです。

となると、自分でやるかスキルのある人に頼むかですね。

もしものときには施工した人も責任を問われますし、難しい作業でもありません。

やるなら、腹をくくって自分だけで施工すべきでしょう。

任意保険は保険金が支払われない可能性も

次に、任意保険は保険金が支払われない可能性もあるようです。

Web上に具体的に照会した情報がちらほら見つかるのですが、

車検に適合した状態の車両が対象なので、その状態と違う場合は保険金は支払えないという回答がかなり多いようです。

一方で、支払い可能という回答をしている保険会社も少数ですがあるようです。

1列目シートを外した場合は問題ですが2列目以降なら大丈夫という情報もありますが、信憑性は不明です。

ただ、違法改造には違いありませんので、保険会社にも確認しづらいところですね。

しかし、仮に車検証に記載されている乗車定員を変更する構造変更申請をした場合も保険会社に届け出るべきでしょう。

というのも、契約時に特定した自動車の情報は告知事項に含まれ、約款ではこれが変わっていた場合は保険金が支払われないことになっているからです。

まとめ:フリードの3列目取り外しは任意保険不適用や車検不合格?

この記事でお伝えした「フリードの3列目取り外しは任意保険不適用や車検不合格?」のポイントを簡単にまとめました。

  • フリードの3列目シートは跳ね上げ式で、取り外しが可能
  • 3列目シートを外すことで収納スペースが拡大し、2列目シートのリクライニング等が容易に
  • シートの取り外しはネジ2本を外すだけで簡単にできる
  • シートの重さは約15kgあり、取り外し後の運搬はやや手間がかかる
  • 車検時には取り外したシートを元に戻す必要があるが構造変更申請をすれば大丈夫
  • 通常走行で取り外し状態は問題となる可能性がある
  • ディーラーでは3列目シートの取り外し作業は受け付けない
  • 3列目シートを取り外していたら任意保険の保険金が支払われない可能性が高い

 

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だからといって、諦める必要はありません。

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知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

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