シエンタで2列目が2人掛けになっているのは2代目(170系)の6人乗りだけです。
一方のフリードは6人乗りがすべてのグレードで選べます。
2列目2人掛けとなると、豪華で快適なキャプテンシートが頭に浮かびますので、まず、シエンタとフリードのキャプテンシートを比較します。
また、ウォークスルーや2列目スライド幅もチェックしておきましょう。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
シエンタのキャプテンシートをフリードと比較してみる
まず、シエンタのキャプテンシートをフリードと比較してみましょう
- フリードのキャプテンシートは完全に独立し、ホールド性も良好
- シエンタのキャプテンシートは中央部のトレイで仕切られているだけ
- 比較するとどう?
フリードのキャプテンシートは完全に独立し、ホールド性も良好
まず、フリードのキャプテンシートです。
引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/cabin/
座面や背もたれの両脇が盛り上がって、キャプテンシートらしく体をしっかりとホールドする構造です。
両側にはアームレストも付いています。
最近の豪華なもののようにサイドテーブルやオットマンのオプションはありませんが、立派なキャプテンシートです。
シエンタのキャプテンシートは中央部のトレイで仕切られているだけ
一方のシエンタのキャプテンシートです。
引用元:https://www.gtnet.co.jp/catalog_etc/00100_01600/201507_00005.html
左右のシートの間にはトレイがあって、中央部には座ることはできず、7人乗りなら背もたれがあるところにアームレストが装備されています。
しかし、座面や背もたれのホールド性は7人乗りと同じようなものですし、席の間が切れていないのでキャプテンシートらしくありません。
アームレスト付きの一人掛けシートというキャプテンシートの定義には当てはまるかもしれませんが、カタログにもキャプテンシートとの記載は無いのです。
比較するとどう(生まれた理由が違うので比較困難)?
「シエンタ(6人乗り)の荷物積載量は新型の7人乗り荷室サイズと比較してどれ位違う?」にもシエンタの6人乗り投入の理由を書いていますが、要するに生まれた理由が違うので比較困難なのです。
シエンタとフリードはキャプテンシートを作った理由が違う
要するに4WD車のドライブシャフトを通す都合上4WDだけは6人乗りにするしかなかったようなのです。
2代目シエンタ(170系)では大幅な低床化を図ったので、こんなことになったのでしょう。
そういわけで、キャプテンシートというプレミアムなものを作ろうと思っていなかった可能性があるので、フリードと比較するとショボいのは当然です。
真ん中の席に人が座れるようなシートを設置できないので、トレイを置いてシートではないことを明確にしているだけではないかと思われるのです。
シエンタはフルモデルチェンジでキャプテンシートが消滅
シエンタは今回のフルモデルチェンジでキャプテンシートが消滅しました。
ガソリン車が2WDだけになって、ドライブシャフトが無くなりました。
4WD車はハイブリッドに設定されましたが、E-Fourというシステムはモーター駆動なのでドライブシャフトはありません。
こうなると、構造上の理由でキャプテンシートを設置する理由が無くなったのでしょう。
シエンタとフリードのキャプテンシートのウォークスルーや2列目スライド幅をチェック
では、シエンタの6人乗りがキャプテンシートだとして、フリードとウォークスルーや2列目スライド幅がどう違うのか、チェックしておきましょう。
- ウォークスルーをチェック
- 2列目スライド幅をチェック
- 比較するとどう?
ウォークスルーをチェック
まず、シエンタとフリードのウォークスルーをチェックします。
フリードは1列目から3列目までウオークスルー
フリードは1列目から3列目まで自由にウオークスルーできると謳っています。
引用元;https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/cabin/
2列目は左右席の間に隙間がありますし、1列目もコンソールボックスなんてものはありませんからこれもウオークスルーです。
1列目へのウオークスルー性がどれだけ重要かはわかりませんが、ウオークスルー性は十分でしょう。
シエンタ6人乗りは1列目へのウオークスルーのみ可能
シエンタの左右席の間には隙間がありませんし、左右独立のスライドでも隙間はできません。
タンブル機能でどちらかの席を前に倒せば移動できるかもしれませんが、これをウオークスルーとは言いません。
トヨタが言っているのはフロントシートウォークスルーで、1列目へのウオークスルーは可能です。
引用元:https://www.ibaraki-toyopet.co.jp/blog/store/detail/54305
確かにシエンタにもコンソールボックスはありませんからね。
2列目スライド幅をチェック
では、2列目スライド幅をチェックしていきましょう。
フリードの2列目キャプテンシートスライド幅は360mm
フリードの2列目キャプテンシートスライド幅は360mmと思いのほか小さいことがわかりました。
2Lクラスのミニバンではロングスライドを謳っていて、キャプテンシートはその最たるものですが、このクラスのミニバンには無理があるのでしょう。
基本的に足元の余裕の調整で、シートアレンジに活用できるようなスライド幅ではありません。
シエンタ6人乗りの2列目スライド幅は108mm
しかし、シエンタ6人乗りの2列目スライド幅は108mmしかありません。
これは7人乗りでも同じですから、目いっぱい後ろに下げても足元が狭いわけですね。
ちなみに新型の3代目(10系)でも従来より80mm拡大ですから、これでもまだフリードに及ばないのです。
まとめ
シエンタの6人乗りの2列目をキャプテンシートと言えるかどうかはわかりませんが、フリードのそれとはコンセプトが違います。
フリードのキャプテンシートは明確に快適で独立した2列目シートを意図しているのにシエンタはそんなものは目指していないだろうからです。
ただ、新型シエンタの場合、ドライブシャフトはありませんのでキャプテンシートができない理由はなさそうです。
新型には今のところ6人乗りの設定はありませんが、本当の意味でのキャプテンシートの投入を期待したくなりますね。
シエンタを限界値引きから更に安く購入する方法!
シエンタを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
シエンタも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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