シエンタの5人乗りと7人乗りモデルを選ぶ際には、それぞれの特徴と利点を理解することが重要です。
この記事では、両モデルの乗車定員の違い、荷物スペースの特性、シートの構造と快適性、そしてそれぞれのライフスタイルに合ったモデルの選び方に焦点を当てています。
適切なモデルを選ぶことで、日々の生活や長距離のドライブがより快適で実用的になれば幸いです。
- シエンタの乗車定員(5人乗り、7人乗り)の違いと利便性
- シエンタ(5人乗り、7人乗り)荷物スペースの大きさと形状
- シエンタ(5人乗り、7人乗り)シート構造と快適性
- 乗車定員(5人乗り、7人乗り)の用途に応じたモデル選択の重要性
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詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
シエンタの5人乗りと7人乗りの違いは?
まず、シエンタの5人乗りと7人乗りの違いをいくつかの観点からチェックしていきましょう。
- シエンタの5人乗りって?
- 5人乗車なら広さは同じ
- 荷物積載量は、2人乗車なら5人乗り、5人乗車なら7人乗り
- 5人乗りにはデッキアンダートレイがある
- 2列目シートの座り心地は7人乗りの方がいい
シエンタの5人乗りって?
シエンタの5人乗りは2代目(170系)の2018年9月のビッグマイナーチェンジで新たに投入されました。
2列シート車「FUNBASE X」「FUNBASE G」限定で、売りは2列目シートを倒すことで、最大荷室長2,065 mmのフラットなラゲージスペースが出現することでした。
2WD車限定で、ハイブリッド車(2代目は2WDのみ)にも設定されました。
現行3代目(10系)では「FUNBASE」の名前は無くなりましたが、全グレード、駆動方法にかかわらず設定されることになりました。
5人乗車なら広さは同じ
2代目(170系)シエンタでは問題でしたので、スライド幅拡大でこのあたりが改善されるのではと期待されていました。
しかし、5人乗りのスライド幅自体は7人乗りと変わらず、2列目の狭さは同じで、売りは2列目シートを畳んだ時のラゲッジスペースの広さと使い勝手でした。
このあたりは現行3代目(10系)でも変わりません。
7人乗りでは前後スライド幅が拡大したために、前後カップルディスタンス(腰の位置の距離)が1.000mmに拡大し、狭くはない状態になりましたし、5人乗りも2列目シートが下がっているようです。
このような5人乗りなら、2列目の広さは5人乗りも7人乗りも変わりません。
引用元:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/sienta/sienta_main_202209.pdf
ただ、7人乗りの場合、3列目を使うときはこれではとても窮屈になるので、少し前に出して先代(170系)程度に戻す必要があります。
そうなるとさすがに狭さを感じてしまいます。
荷物積載量は、2人乗車なら5人乗り、5人乗車なら7人乗り
荷物積載量は、2人乗車と5人乗車で変わってきます。
2人乗車時
荷物積載量で、2人乗車の場合なら5人乗りのほうがいいというのは2列目シートの畳み方によります。
5人乗り | 7人乗り |
https://toyota.jp/sienta/ft/usability/?padid=from_sienta_top_navi-menu_ft-usability
シエンタの7人乗りの2列目シートはタンブル機構付きで、完全に前に折りたためて3列目への乗り降りはスムーズですが、荷室として使う場合にはこれがアダになります。
5人乗りは普通に背もたれを倒すだけなので、段差も無く2mを超える長大な荷室を確保できるのです。
5人乗車時
これが5人乗車時になると話が変わってきます。
5人乗り | 7人乗り |
https://toyota.jp/sienta/ft/usability/?padid=from_sienta_top_navi-menu_ft-usability
先代では5人乗りの2列目シートにも前後スライドがあったはずですが、現行モデルはマニュアルにも記載が無いのです。
7人乗りの2列目シートは前後スライド機構を持っているため、荷物の量に応じて調整が可能です。
2列目シートを一番前にスライドさせれば、990mmの荷室長を確保できますから、5人乗りよりも150mmほど荷室が長くなるのです。
5人乗りにはデッキアンダートレイがある
デッキアンダートレイという荷室の下のスペースは少しだけ5人乗りが有利です。
ガソリン車5人乗り | ガソリン車7人乗り | ハイブリッド車5人乗り |
引用元:https://manual.toyota.jp/sienta/
ハイブリッド車の7人乗りにはありませんので、停止表示板も収納できずに床にベルトで留めてあります。
細かいところですが、収納力には違いが出てきます。
2列目シートの座り心地は7人乗りの方がいい
7人乗りの2列目シートは5人乗りより座面と背もたれのクッションが柔らかいという意見もあるようです。
これについては否定する意見もありますが、タンブル機構という構造上の問題の可能性もあります。
また、リクライニングも5人乗りの方が1段少ないという意見もありますので、2列目シートの座り心地は7人乗りの方がいいのかもしれません。
シエンタの5人乗りと7人乗りの違いを踏まえてどっちがおすすめ?
では、シエンタは5人乗りと7人乗りではどっちがおすすめなのか、7人乗りは狭いのが欠点というのは本当なのかをみていきましょう。
- 長尺ものを乗せるなど、絶対的な積載量は5人乗り
- 6人以上乗る可能性が少しでもあるなら7人乗り
- 7人乗りは狭いのが欠点というのは本当?
長尺ものを乗せるなど、絶対的な積載量は5人乗り
長尺ものを乗せるのなら5人乗りです。
26インチの自転車が2台、前輪を外さずに積載可能ですが、これは7人乗りにはできない芸当です。
また、荷室そのものもフラットになりますので、荷物を運ぶ機会が多い方、長尺ものを乗せることが多い方にはおすすめです。
ただ、5人乗りならゆったり乗れるというわけではありません。
5人乗りだからと言って2列目シートが7人乗りより広いわけでも快適なわけでもないことは知ったうえで買わないと後悔すると思いますよ。
6人以上乗る可能性が少しでもあるなら7人乗り
6人以上乗る可能性が少しでもあるなら7人乗り選んだ方がいいでしょう。
2列目を畳んだ時の積載量は劣りますが、5人乗車時の積載量は7人乗りの方が上です。
5人乗車時の2列目の広さも快適性も5人乗りに劣りません。
ただ、2人分のシートの重さは120キロもありますから(もちろんタンブル機構なども含みます)、走行性能は違ってきます。
カタログ燃費はさして変わりませんが、実燃費ではそれなりの差が出ることは覚悟した方がいいでしょう。
7人乗りは狭いのが欠点というのは本当?
7人乗りは狭いのが欠点というのは本当のようで違うと思います。
「シエンタの2列目が狭いって何代目?新型ではスライド幅延長やリクライニングは改良されてる?」「シエンタの三列目が危険?狭いし安全性に問題ある?」にも書いていますが7人乗れば狭いです。
ただ、5人乗車した場合に狭いかと言われれば、5人乗りと変わりません。
となると、7人乗れない5人乗りと比べる場合に、7人乗りは狭いのが欠点と言っても意味が無いのです。
7人乗りは確かに狭いのが欠点ですが、それはこれを長距離移動に常用した場合の話です。
シエンタの場合はもしかしたら、あるいは時々必要になる多人数乗車のためのいわば緊急用のシートですから、それなら問題ないわけです。
後は、そういう事態になる可能性に備えて、120キロ重い車体を維持するかどうかでしょう(価格差は4万円なのでこの際関係ありません)。
まとめ:シエンタ 5人乗りVS7人乗りの違いを比較
シエンタの5人乗りが全グレードに設定されたということは、そのニーズが大きいということなのでしょうね。
しかし、ミニバンの7人乗りのように、居住空間が大きく改善するわけではないのは知っておくべきでしょう。
個人的には昔のファンカーゴのようにフラットなカーゴを持つシエンタもいいと思いますし、7人乗りの不要な装備を落とした潔さや良しでしょう。
ただ、7人乗りも重量以外には大きな問題はありませんし、もしかのときには7人乗れるという安心感には変えられないのかもしれませんね。
シエンタの5人乗りと7人乗りの違いを以下のようにまとめました。
- 5人乗りは2代目170系2018年9月に登場
- 5人乗りはフラットなラゲージスペースが特徴
- 5人乗りの2列目シートは畳むと2m超の荷室
- 7人乗りは2列目シート前後スライド可能
- 7人乗りは3列目使用時狭いが5人乗りと同じ広さ
- 5人乗りはデッキアンダートレイあり
- 7人乗りはタンブル機構付き2列目シート
- 7人乗りは座り心地が良い傾向
- 5人乗りは長尺物の積載に適している
- 7人乗りは6人以上乗車の場合におすすめ
シエンタを限界値引きから更に安く購入する方法!
シエンタを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
シエンタも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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