シエンタ(6人乗り)の荷物積載量は新型の7人乗り荷室サイズと比較してどれ位違う?

現行シエンタ(10系)には6人乗りはありませんが、先代(170系)には6人乗りがありました。

先代の後期には5人乗りもありましたから、5人乗り、6人乗り、7人乗りとなかなか多彩なバリエーションがあったわけです。

ここでは、まず、シエンタの6人乗りというのはどんなものだったのかを確認します。

また、その荷物積載量は新型の7人乗り荷室サイズと比較してどれ位違うかをチェックしておきましょう。

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シエンタの6人乗りとは?

まず、シエンタの6人乗りとはどんなものかを確認していきましょう。

  1. シエンタの6人乗りがラインナップに加わったのは?
  2. シエンタの6人乗りはこんな感じ

シエンタの6人乗りがラインナップに加わった時期と理由は?

シエンタの6人乗りがラインナップに加わった時期と理由です。

ラインナップに加わった時期

シエンタの6人乗りがラインナップに加わったのは2代目(170系)へのモデルチェンジからです。

ガソリン車の場合、一部グレードでは2WDでも6人乗りが選べましたが、基本2WDは7人乗り、4WDは6人乗りでした。

後期モデルでは2WDは7人乗り、4WDは6人乗りだけの設定になり、ハイブリッド車は7人乗りでした。

ラインナップに加わった理由

ラインナップに加わった理由は4WDの構造上の問題のようです。

先代シエンタの4WDはドライブシャフトを介して後輪を駆動するタイプです。

後輪をモーター等で駆動するものに比べて性能はいいのですが、ドライブシャフトが車体中央を貫通しています。

シエンタ4WDの場合はこのドライブシャフトが邪魔で、2列目の中央に座席を作ることができなかったのでしょう。

そう考えると、この席をキャプテンシートのようなものにしなかった理由がわかりますね。

初代(80系)では4WDにも7人乗りの設定がありますので、2代目の場合は4WDと低床化との複合的な要因かもしれませんね。

そして、現行3代目(10系)では4WDは後輪モーター駆動なのでドライブシャフトがありません

そのためなのでしょう、6人乗りの設定はありませんし、6人乗りを余儀なくなせる(?)ガソリン車の4WDの設定も無いのです。

シエンタの6人乗りはこんな感じ

まず、そのシエンタの6人乗りの画像です。

引用元:https://www.gtnet.co.jp/catalog_etc/00100_01600/201507_00005.html

6人乗りにするのが目的でなかったからでしょう、キャプテンシートのような豪華なものではありません。

中央部のトレイは「マルチユーストレイ」というのですが、ジュースが入っている紙コップやガラス製のコップ、ペットボトルは置いてはいけないそうです。

ジュースがこぼれる可能性はいいのですが、ガラスが割れる可能性にも触れられています。

浅いので転倒しやすいのでしょうが、ドライブシャフト上にあるので、振動も大きいのかもしれませんね。

アームレストが付いているのはいいのですが、乗り心地も含めて、結局のところ7人乗りとはほとんど変わりません

シエンタの6人乗りの荷室サイズを新型の7人乗りと比べる

では、シエンタの6人乗りの荷室サイズを新型の7人乗りと比べてみましょう。

  1. シエンタの6人乗りの荷室サイズは旧型(170系)では7人乗りと同じ
  2. シエンタの6人乗りの荷室寸法を新型の7人乗りと比べる
  3. シエンタの6人乗りの荷室容量を新型の7人乗りとVDA方式で比べる

シエンタの6人乗りの荷室サイズは旧型(170系)では7人乗りと同じ

シエンタの6人乗りのシートの構造も仕組みも同じモデルの7人乗りと同じです。

キャプテンシートのようなものなら別ですが、この程度の違いなら影響はありません。

シエンタの6人乗りの荷室サイズは旧型(170系)の7人乗りと全く同じとみていいでしょう。

シエンタの6人乗りの荷室寸法を新型の7人乗りと比べる

シエンタの6人乗りの荷室寸法を新型の7人乗りと比べていきます。

ここにある数値は荷室寸法を判断する代表的なものです。

世代 荷室幅 荷室高 荷室フロア高 2列目収納時荷室長 3列目収納時荷室長
2列目(170系) 1,260mm 1,080mm 505mm 1,430mm 970mm?
現行3代目(10系) 1,265mm 1,105mm 505mm 1.525mm 990mm

2代目の3列目収納時荷室長は信頼性の低い数字ですが、これを含めてすべての数値で新型の7人乗りが上回っています

いずれにしてもミニバンとしては大きな数字ではありませんが、僅かといってもボディサイズが拡大した効果はあるのでしょうね。

シエンタの6人乗りの荷室容量を新型の7人乗りとVDA方式で比べる

荷室容量を比べるなら信頼性が高いVDA(ドイツ自動車工業会)方式です。

長さ200㎜×幅100㎜×高さ50㎜の容積1ℓのボックスを荷室に詰め、その個数によって容積をリットルで表すという極めて実用的なものです。

世代 リアシート立 リアシート倒
2列目(170系) 152L 1,764L
現行3代目(10系) 157L 1,838L

先ほどの数値ほどの差でははないのですが、リアシートをすべて立てた時、2列目以降をすべて倒したとき、それぞれ、新型の7人乗りが上回っています

まとめ

シエンタの6人乗りは低床化と4WDを両立させるための苦肉の策のような気がします。

そのため、キャプテンシートのような豪華かつ快適な仕様ではありませんが、使い勝手や荷室の広さは7人乗りと変わりませんし、価格も同じです。

ただ、あのトレイとアームレストが付いているだけでは選ぶ動機にはならないかもしれません。

 

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