カローラツーリングの欠点は狭すぎること?後部座席はリクライニングもスライドも不可?

カローラツーリングは発売以来大人気ですが、その欠点は狭すぎることだと言われています。

ここでは、カローラツーリングが狭すぎるという噂の真偽をいろんな観点からチェックしていきます。

また、後部座席はリクライニングもスライドも不可という残念な話もありますので、このあたりもチェックしておきましょう。

カローラクロス-記事一覧

カローラツーリングが狭すぎるというのは本当?

カローラツーリングが狭すぎるというのは本当かどうか、いろんな観点からチェックしていきましょう。

  1. カローラツーリングと比較
  2. シャトルと比較
  3. 居住空間も荷室も狭いのはカローラツーリングの欠点?

カローラツーリングと比較

カローラツーリングが狭いといいますが、実質的に先代となるカローラフィールダーと比べてみましょう。

室内・後席サイズ

まず室内サイズですが、狭いと言われる後席サイズも確認しておきます。

区分 カローラツーリング カローラフィールダー
室内長 1,795mm 1,945mm
室内幅 1,510mm 1,430mm
室内高 1,160mm 1,200mm
後部座席シート幅 1,300mm 1,200mm
後部座席シート奥行き 900mm 900mm
後部座席シート上方高さ 1,000mm 1,000mm

カローラツーリングのはカローラフィールダーより全長で95mm、全幅で50mm拡大しています。

室内幅の方はしっかり大きくなっていますが、室内長が15センチも短くなっているのが気になります。

室内長は測り方次第とはいいますが、インパネの最も出っ張ったところから後部座席のシートバック後端までの長さですから、短いのはいいことではありません。

カローラツーリングの後部座席の足元が狭いという噂があるのはこのせいなのでしょうか。

荷室サイズ

荷室サイズもチェックしておきましょう。

区分 カローラツーリング カローラフィールダー
荷室幅 1,464mm 1,510mm
荷室高 755mm 735mm
荷室長 930mm 970mm
後席格納時荷室長 1,953mm 2,025mm
積載量(VDA) 392L 407L
後席格納時積載量(VDA) 802L 872L

信じがたいことに、荷室高以外のすべての項目でカローラフィールダーに劣っています

ステーションワゴンの積載量が新型のカローラツーリングになって狭くなるのはどうなのでしょう。

全長も全幅も大きくなっているのにです。

シャトルと比較

このクラスのステーションワゴンは他には無くなってしまいましたが、2022年8月まで現役だったシャトルとも比べてみましょう。

室内・後席サイズ

まず室内サイズですが、これも後席サイズを確認しておきます。

区分 カローラツーリング シャトル
室内長 1,795mm 1.925mm
室内幅 1,510mm 1.450mm
室内高 1,160mm 1.290mm
後部座席シート幅 1,300mm 500mm×2
後部座席シート奥行き 900mm 1,000mm
後部座席シート上方高さ 1,000mm 1,200mm

シャトルの全長は4,440mmでカローラツーリングの4,495mmよりは45mmほど短く、カローラフィールダーと同じようなものです。

にもかかわらず、室内長は1,925mmとカローラツーリングより13センチ大きいのですから、カローラフィールダーと同じような差が付いていますね。

後部座席の足元もシャトルの方が広い気がします。

カローラツーリング シャトル

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/shuttle/2022/webcatalog/interior/cabin/ https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/corollatouring/corollatouring_main_202303.pdf

シャトルは通常は後席下にある燃料タンクを、前席下に移動していることもあって、ヘッドクリアランスも良く、後席でも足を組んで座れると言います。

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/shuttle/2022/webcatalog/interior/cabin/

カローラツーリングの足元は拳一つ分の余裕しかないとか、体格のいい方は膝が前席のシートバックに当たるとかいうので、かなり差があるのかもしれません。

荷室サイズ

荷室サイズも確認します。

区分 カローラツーリング シャトル
荷室幅 1,464mm 1,490mm
荷室高 755mm 860mm
荷室長 930mm 1,000mm
後席格納時荷室長 1,953mm 1,840mm
積載量(VDA) 392L 570L

(ガソリン車は606L)

後席格納時積載量(VDA) 802L 1,141L

(ガソリン車は1,177L)

後席格納時荷室長はカローラツーリングが勝っていますが、シャトルの荷室容量は圧倒的です。

28Lの床下収納を含むと言いますが、それを除いても圧倒的なことは変わりません

MAZDA6ワゴンが506L、レヴォーグが561L、レガシィ アウトバックが561Lですから、シャトルが抜けているにしてもカローラツーリングはステーションワゴンにしては荷室が狭いのです。

居住空間も荷室も狭いのはカローラツーリングの欠点?

居住空間も荷室も狭いのはカローラツーリングの欠点かと言われたらそのとおりと答えるしかありません。

ステーションワゴンというのは積載機能と走行機能を併せ持つ車で、たくさんの荷物を載せ、乗っている人が快適にロングツーリングできるというコンセプトだからです。

それを考えれば、同クラスのステーションワゴンや先代モデルに負けているカローラツーリングは、その狭さが欠点と言わざるを得ないでしょう。

カローラツーリングの後部座席はリクライニングもスライドも不可?

では、カローラツーリングの後部座席はリクライニングもスライドも不可というのは本当なのでしょか。

  1. カローラツーリングの後部座席にリクライニング機能は無い
  2. カローラツーリングの後部座席にスライド機能は無い

カローラツーリングの後部座席にリクライニング機能は無い

カローラツーリングの先代モデルであるカローラフィールダーにはリクライニング機能はちゃんとありました。

カローラツーリングも当然リクライニング機能が付いているものと思っていたのですが、全グレードリクライニング機能はありません

カローラシリーズのカローラクロスにはリクライニングがあるのですから残念な限りですね。

カローラツーリングは後部座席の居住性に問題があるので、リクライニングくらいあってもいい気がしますし、カローラフィールダーから改悪はいただけません。

また、2022年8月で生産終了したとはいえシャトルにはちゃんとリクライニングがありましたものね。

カローラツーリングの後部座席にスライド機能は無い

カローラツーリングの後部座席にはスライド機能もありません

これはカローラクロスにも無いのですから当然かもしれません。

RAV4にしてもリクライニングはあってもスライド機能はありません。

シャトルにもありませんし、このクラスの車としてはスライド機能が無いことがむしろ普通と思われます。

ただ、カローラツーリングの後部座席がスライドできたらと思う背景には後部座席の足元の狭さがあるのだと思われます。

まとめ

カローラツーリングは3ナンバーになって少しだけ大きくなったのに「狭い」と言われるのは残念なことです。

実際、先代カローラフィールダーと比べても、生産終了になったシャトルに比べても居住空間も荷室も狭いのです。

ステーションワゴンは荷物がたくさん積めてなんぼですし、ロングツーリングをゆったりと過ごせることにこそ価値があるはずです。

それを考えると、カローラツーリングはせっかくのサイズアップ分を無駄遣いしているような気がしてなりません。

 

カローラツーリングを限界値引きから更に安く購入する方法!

カローラツーリングを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

カローラツーリングも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約305万円とかなりの高額になっています。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。

だからといって、諦める必要はありません。

方法はあるのです。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。

>> 詳細はこちらからご確認頂けます

一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!

 

>>  目次ページに戻る