カローラツーリングは人気ない?女子ウケが悪く彼氏に乗って欲しくない?

カローラツーリングはカローラフィールダーからネーミングを変え、スタイリッシュなエクステリアを与えられ、満を持して投入したステーションワゴンです。

当然人気を集めているとも思ったら、人気がないという噂を耳にしました。

ここではまず、カローラツーリングは人気ないというのは本当なのかをチェックします。

また、女子ウケが悪く彼氏に乗って欲しくない車という話もあるようなので、そこもチェックしておきましょう。

カローラツーリングは人気がないって本当?

まず、カローラツーリングは人気がないというのは本当か確認していきましょう。

カローラツーリングの販売台数

カローラツーリングの人気のバロメーターは販売台数ですから、まず、ここをチェックしていきましょう。

カローラの販売台数の相当部分を占めているのがわかりますが、カローラフィールダーの時代は全体の6割がフィールダーでした。

これはカローラスポーツという新車種ができて選択肢が広がったからでしょう。

2021年以降の落ち込みはターゲットの重なるカローラクロスとの食い合いなのでしょうし、カローラスポーツも影響を受けています。

ちなみに、カローラクロスは2022年には59,070台も売っていますから。

SUV人気という流れの中でカローラクロスに負けていることは確かですが、ホンダシャトルが生産終了しステーションワゴンが絶滅危惧種になった今では健闘しているといっていいでしょう。

カローラツーリングの納期

カローラツーリングの人気のもう一つのバロメーターは納期です。

半導体供給不足の影響でトヨタ車も軒並み納期遅れが発生していますが、人気車ほど納期に遅れが出るのは当然です。

「生産遅延に基づく工場出荷時期目処の一覧]

2023年6月現在、(https://toyota.jp/news/delivery/)を見るとカローラフィールダーは「ご注文いただいてから、3ヵ月程度 ハイブリッド車は、6ヵ月程度」となっています。

「詳しくは販売店にお問い合わせください」と記載されているカローラクロスはハイブリッド車は受注停止、受注を再開したガソリン車でもかなりの納期遅れが見込まれます。

カローラツーリングの場合カローラシリーズの中でも最も納期遅れが少なくなっていますから、ピークに比べれば受注が伸び悩んでいるのかもしれませんね。

カローラツーリングは人気がないの?

現行のカローラシリーズは2019年9月のセダン・ツーリングのモデルチェンジ以来好調な販売を続けてきました。

その牽引力となったのは間違いなくカローラツーリングで、カローラ内の販売台数も他を圧倒していました。

しかし、世の中は空前のSUVブームで、カローラシリーズにも新SUVとしてカローラクロスが発売されました。

この思惑は当たって、カローラクロスはカローラシリーズの新たな牽引車となって、カローラ全体の売り上げを大きく伸ばしました。

そんな中で、カローラツーリングは売り上げを大きく減少させていき、初代フィールダー以来切ったことの無い年間販売台数3万台をついに下回ってしまったのです。

販売台数だけで判断できないかもしれませんが、高かった人気に陰りが見えるのは間違いありません。

女子ウケが悪く彼氏に乗って欲しくない車なの?

では、カローラツーリングは女子ウケが悪く彼氏に乗って欲しくない車というのは本当なのでしょうか。

みんなのランキング「もてる車ランキング」では?

みんなのランキングでは「もてる車ランキング」(https://ranking.net/rankings/moteru-cars)というものを実施しています。

国産車から外車までありとあらゆる車が対象で、1位はポルシェ 911ですからなるほどです。

このランキングでは全133車種中、カローラツーリングは81位で中位以下ですし、カローラスポーツが27位なのをみても、もてる車ではないのでしょうね。

レクサス RXが3位、ランドクルーザーが9位、CX-5が11位、RAV4が19位、ハリアーが20位、ライズでも75位ですから、やはりSUVの方が女子受けはいいのでしょうね。

口コミはどう?

では、女子からカローラツーリングがどう見られているかを口コミで確認しておきましょう。

やはり、今の時代は見た目が派手なSUV全盛時代ですから、むしろ流麗なカローラツーリングはその対極にあるのでしょうね。

もう少しワゴンらしいスタイリングの方が女子受けするのかもしれません。

また、カローラの名前でおじさん臭い、保守的なイメージを持たれるのも女子受けにはマイナスのようです。

カローラツーリングも含めてカローラは今回はターゲット年齢層をかなり下げたと言われていますが、印象は簡単には変わらないのかもしれませんね。

まとめ

SUV全盛の世の中にあって、カローラツーリングはいささか苦戦している感は否めません。

女子も流行のSUVが好みのようで、カローラツーリングのような流線形を意識したスタイリングはお好みではないのでしょう。

SUV流行りとはいえ流行は繰り返します。

カローラツーリングには何とかステーションワゴンの牙城を守ってほしいものですね。