カローラシリーズはとんでもないロングセラーですが、購買層の高齢化が大きな問題で、先代のセダンのアクシオはユーザーの平均年齢が60~70代だったというくらいです。
カローラフィールダーの場合はもう少し若い世代をターゲットにしていたようですが、それでも実際には50代が中心で、購買層の大幅な若返りは果たせずにいました。
現行のカローラシリーズはかなり若い年代層をターゲットにしているようですが、実際にはどうなのでしょうか。
本記事では、カローラツーリングおよびカローラクロスの購買層と年齢層に焦点を当て、両モデルがどのように異なる世代にアプローチしているかを探ります。
30~40代を中心に、若者への訴求戦略や、購入障壁となる要因や、SUVの人気がこれらのモデルの市場でどのように影響しているかも考察してみます。
- カローラツーリングとカローラスポーツ主要購買層は30~40代
- カローラツーリングとカローラスポーツは若者への訴求試みあり
- カローラツーリングとカローラスポーツに対して若者には購入障壁あり
- SUVの人気が影響している
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詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
カローラツーリングとカローラスポーツのターゲット年齢層は?
まず、カローラツーリングとカローラスポーツのターゲットとしている年齢層を確認しましょう。
- カローラツーリングのターゲットとしている年齢層
- カローラスポーツのターゲットとしている年齢層
カローラツーリングのターゲットとしている年齢層
カローラツーリングのターゲットとしている年齢層を先代フィールダーも含めて説明していきましょう。
カローラフィールダーのターゲット
カローラフィールダーの「フィールダー」はトヨタによると「『フィールド(野外)に出て遊ぶ人(のための車』の意味を持たせた造語」だそうです。
https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/data/automotive_business/products_technology/vehicle_lineage_chart/origin/index.html
2000年8月にそれまでの「カローラワゴン」の名前を改めたのは、若々しくてアクティブなイメージを与えたかったに違いありません。
これは3代目ですが、カローラシリーズより若い年齢層をターゲットにしており、20~30歳代の若年層を含む、幅広い年齢層に売れていると言っていました。
引用元;http://www.toyota-catalog.jp/catalog/
しかし、実際には購買層のコア層は50代とも60歳程度とも言われ、カローラアクシオほどではないにしろ高齢化に歯止めがかかっていなかったのです。
今回のモデルチェンジで評判の悪くなかった「フィールダー」の名前を捨て、スタイリッシュな外観に変えたのもそんなところもあったのかもしれません。
実際にはカローラフィールダーはカローラツーリングと今も併売されていますが、ビジネスワゴン的な位置づけになったのはご承知のとおりです。
カローラツーリングのターゲット
そんな事情から改名して登場したのがカローラツーリングです。
引用元:https://toyota.jp/corollatouring/
名称だけでなく外観もスタイリッシュになっています。
全長、全幅とも大きくなった半面、全高は低くなり、低重心のフォルムになっています。
ツーリングワゴンとしてはどうかと思いますが、テールに向けてルーフを絞り、バックドアの傾斜も緩やかになっています。
カローラツーリングのターゲットは明確にされていませんが、カローラシリーズの想定している年齢層は30~40代ということです。
カローラスポーツはもう少し若い年代を狙っているようですし、セダンはもう少し高い層と思われますので、カローラツーリングはこの30~40代を狙っているのでしょうか。
このCMを見ても、そんな感じがしますね。
カローラスポーツのターゲットとしている年齢層
カローラスポーツは2018年のジュネーヴ・モーターショーでは3代目オーリスとして披露されていたそうです。
それが、実際には2018年6月にカローラシリーズの「カローラスポーツ」として販売が開始されたのです。
引用元:https://toyota.jp/corollasport/
オーリスはキーンルック第一段とされ、V字型のグリルと鋭いヘッドライトが特徴的でしたが、カローラスポーツはさらに精悍にしたイメージです。
中条あやみと菅田将暉がドライブしながらアカペラデュエットしているCMでもわかるように、かなり若い年代をターゲットとしているのは明確です。
トヨタもカローラスポーツについては20~30代のユーザーがメインターゲットと明言しているようです。
カローラツーリングとカローラスポーツの年齢層は若者?
では、若者をターゲットにしているカローラツーリングとカローラスポーツの年齢層は、実際には若者になっているのでしょうか。
- カローラツーリングの購買層は幅広い年代
- カローラツーリングの購買層は30~40代
カローラツーリングの購買層は幅広い年代
トヨタはカローラツーリングの購買層を公表していませんが、20代から60代までの幅広い年代に支持されていると言っています。
実際、20~30代の顧客も増えたと言っていますから、今回の改名やスタイリッシュな方向への転換は一定の成果に結びついているのかもしれません。
ただ、Webをみても、「カローラ」という名称には抵抗があるようで、「おっさん」とか「ださい」とか言われないか心配している声を結構見かけました。
スタイリングや走りについては若者の受けは悪くないようですけどね。
カローラツーリングの購買層は30~40代
カローラツーリングのターゲットは20~30代だったようですが、実際の購買層は30~40代のようです。
カローラユーザーの高齢化を考えれば、また、実質的な先代のオーリスが40~50代であったことを考えればまずまずの成果かもしれません。
なかなか20代のユーザーに浸透しないのは、価格がいささか高めだったのと世の中の若者はSUVに流れているからでしょう。
また、「カローラ」の名前のおっさん臭さも若者には抵抗があるのかもしれませんね。
まとめ:カローラツーリングとカローラスポーツの年齢層
カローラツーリングもカローラスポーツも思惑ほど若年層に支持されているわけではないようですが、先代カローラ時代よりは若者にも浸透しているようです。
カローラが長い時間をかけて「おっさん」イメージをつくりあげている中、あるいは若者がSUVに流れている中にあってはそれなりに健闘していると言ってもいいかもしれません。
もう少し買いやすい価格設定にすれば、若者のさらなるの支持も期待できるかもしれませんけどね。
この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめてみました。
- カローラツーリングのターゲットは明確でない
- 30~40代が想定される年齢層
- 若い世代への訴求も図られている
- 実際の購買層は30~40代が多い
- 名称変更とスタイリッシュな外観で若者への訴求
- 「カローラ」という名前に若者の抵抗感あり
- 20代への浸透は限定的
- 高価格設定が20代の購入障壁に
- SUVへの若者の流れも影響
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カローラツーリングも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約305万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
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確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
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