フリードを買う時に大事なのは車両本体価格ではありません。
実際にディーラーに支払う乗り出し価格が一番重要なのです。
ここでは、フリードの中の人気グレードのGとハイブリッドGについて、乗り出し価格を試算してみましょう。
また、40万円50万円という極端な値引きは現実的なのかもチェックしておきましょう。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
フリードの乗り出しか価格を試算してみる
まず、フリードの乗り出しか価格を試算してみますが、諸費用や必要なオプションはグレードによって違うので、人気グレードのGとハイブリッドGで計算していきます。
- 乗り出し価格とは
- Gの乗り出し価格は255万円、ハイブリッドGの乗り出し価格は286万円
- 値引き
- オプション
- 諸費用
乗り出し価格とは
乗り出し価格というのはディーラーに払う総額で、値引き後の車両本体価格にオプションと諸経費を加えた金額です。
「諸経費」というのは法定費用と手続き代行費用のことで、それは一般的には以下のような費用です。
- 法定費用:環境割、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料、リサイクル費用 等
- 手続き代行費用:車両登録代行費用、車庫証明書代行費用、納車費用 等
Gの乗り出し価格は255万円、ハイブリッドGの乗り出し価格は286万円
GとハイブリッドGの乗り出し価格は以下のとおりです。
区分 | G | ハイブリッドG |
---|---|---|
車両本体価格 | 2,275,900円 | 2,633,400円 |
オプション色(プラチナホワイト・パール) | 33,000円 | 33,000円 |
値引き | △230,000円 | △230,000円 |
オプション | 324,913円 | 324,913円 |
諸費用 | 144,394円 | 101,094円 |
乗り出し価格 | 2,548,207円 | 2,862.407円 |
色はリセールバリューの高いプラチナホワイト・パール、オプションや値引きも見込んでいます。
値引き
フリードの値引きは2022年6月の一部改良で縮小していましたが、ようやく拡大してきて限界値引きが23万円といいます。
この値引きを引き出すのはかなり大変ですが、ここではこの23万円値引きを前提に考えていきましょう。
オプション
購入時に必要と思われるオプションを考えてみました。
プレミアムナビは不要かもしれませんが、9インチは純正以外では難しく、これ以外のナビはHDMI対応ではありません。
「リアカメラ de あんしんプラス3」とフロントカメラシステムは安全装備でもあり付けてみました。
ドライブレコーダーとETCは社外品で十分でしょう。
メーカーオプションは10%、ディーラーオプションは15%引きを見込むつもりでしたが、すべてディーラーオプションです。
オプション | メーカー・ディーラーオプションの別 | 定価 | 値引き後 |
---|---|---|---|
9インチ プレミアムインターナビ | DOP | 237,600円 | 201.960円 |
リアカメラ de あんしんプラス3 | DOP | 26,400円 | 22,440円 |
フロントカメラシステム | DOP | 37,950円 | 32,258円 |
LEDフォグライト | DOP | 47,300円 | 40,205円 |
フロアカーペットマット(スタンダード) | DOP | 33,000円 | 28,050円 |
合計 | 324,913円 |
諸費用
諸費用には法定費用が入りますが、ハイブリッド車は環境性能割が0%なのに対し、Gの2WDは取得見込み価格の2%です。
また、ハイブリッドは取得税にもエコカー減税が効いてきます。
項目 | G | ハイブリッドG |
---|---|---|
環境性能割 | 37,700円 | 0円 |
自動車重量税 | 16,800円 | 11,200円 |
自動車税 | 0円(3月登録) | 0円(3月登録) |
自賠責保険 | 27,770円 | 27,770円 |
税金保険料等計 | 82,270円 | 38,970円 |
リサイクル費用 | 11,710円 | 11,710円 |
法定費用計 | 93.980円 | 50,680円 |
登録諸費用(参考価格、消費税込) | 50,414円 | 50,414円 |
合計 | 144,394円 | 101,094円 |
40万円50万円という極端な値引きは現実的なの?
フリードを安く買いたいのはやまやまですが、40万円、50万円という極端な値引きはあり得るのでしょうか。
- 瞬間風速的には車両本体価格から50万円値引きもある
- オプション込みで狙うのが現実的
- 値引きにこだわるより高く売った方がいい
瞬間風速的には車両本体価格から50万円値引きもある
いろんな口コミを見ると、決算期の3月に在庫特別価格のフリードを50万円引きで買ったという事例がありました。
確かに在庫特別価格で値段が下がっている車を、決算期の3月に買えば値引きが拡大するわけです。
こうした、好条件が重なった場合はこんな驚くような数字もあるのでしょうが、実際には限界値引きを数万円超えたあたり、例えば30万円が限度のようです。
オプション込みで狙うのが現実的
ただ、オプション値引きを含めれば30万円を大きく超えて40万円をうかがうような値引きもあるようです。
ディーラーオプションを2割値引きしてもらうなら、ちょっとオプションを張り込めば10万円くらいは値引きが上乗せしてもらえそうです。
交渉終盤で本体値引きが厳しくなったら、欲しいオプションを安く手に入れるのもありかもしれませんね。
値引きにこだわるより高く売った方がいい
値引きで一番気を付けないといけないのは、値引きは良くても下取りで帳尻を合わせている場合があることです。
このため、ディーラーで下取りを見積もってもらっても、車買取専門業者への売却を考え、見積もってもらうのが得策です。
私もそうしていますが、大抵の場合は車買取専門業者の方がかなり高く買ってくれますし、値引きに必要以上に労力を費やすより利口な気がします。
まとめ
フリードの人気グレードのGとハイブリッドGの乗り出し価格を試算しましたが、車両本体価格の価格差が乗り出し価格ではかなり縮小しているのがわかりますね。
ハイブリッド車の場合、エコカー減税等のおかげで乗り出し価格が安くなりがちなことは覚えておいていいでしょう。
値引きの方はモデルチェンジに向けてもう数万円の拡大はあると思いますが、今の情勢では30万円になることはないと思います。
ただ、決算期等は好機なので、タイミングを計って頑張ってみるのもいいかもしれませんね。
フリードを限界値引きから更に安く購入する方法!
フリードを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
フリードも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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