ヴォクシーは誕生以来スポーティで端正なフォルムで一貫していますが、モデルチェンジごとに着実に進化しています。
特に80系はヴォクシーの中でも大ヒットとなりましたから、その前の70系とどう違うかは気になるところです。
ここでは、ヴォクシーの70系と80系はどこに違いがあるかをいろんな角度からみていきます。
そして、やはり一番気になるのはスタイリングですから、ヴォクシーの70系と80系のスタイリングの違いを掘り下げていきましょう。
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出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ヴォクシーの70系と80系の違いはどこにある?
まず、ヴォクシーの70系と80系はどこに違いがあるかを、エクステリア、インテリア、機能の面から総合的に見ていきましょう。
- ヴォクシーの70系と80系のエクステリアの違い
- ヴォクシーの70系と80系のインテリアの違い
- ヴォクシーの70系と80系の機能の違い
ヴォクシーの70系と80系のエクステリアの違い
まず、ヴォクシー(60系)の 前期後期のエクステリアの違いです。
区X | X V | Z ZS |
70系(後期) | ||
80系(前期) |
引用元:https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/VOXY/
スタイリングについては後ほど掘り下げますが、ライトの形状などはヴォクシーらしさを継承していますが、確実に迫力は増しています。
また、スポーツモデルであるZ系の差別化も進んできました。
ヴォクシーの70系と80系のインテリアの違い
ヴォクシーの70系と80系のインテリアはかなり違っていて、その違いはエクステリア以上かもしれません。
プラットフォームの刷新による低床化
ヴォクシー80系では60系、70系と2代にわ立って使われてきたMCプラットフォームから新MCプラットフォームに変更されました。
剛性を高めたプラットフォームで、走行性能も静粛性も高いのですが、インテリアの面では大幅な低床化がポイントです。
全高が25mm低くなったにもかかわらず、室内高が60mm高くなりましたし、ステップも廃止できるほど乗降性も向上を実現しています。
詳しく言うと、70系では360ミリの位置にステップがあって、床面の高さは465ミリだったのが、新型では床面が85ミリ下がったのでステップが要らなくなったのです。
低床化によって荷室フロアも60ミリ低くなっていますし、3列目の収納の改善も行い、荷室空間の使い勝手も良くなったようです。
キャプテンシートの採用
ヴォクシー70系でも2列目はキャプテンシートのようなものでしたが、80系では7人用の2列目にクラス初のキャプテンシートを採用しました。
横スライド機構とワンタッチスペースアップサードシートを組み合わせることで、810mmの超ロングスライドを実現しています。
要するに横スライドを利用して真ん中に寄せてサードシートを跳ね上げればすごく後ろまで下げられるのです。
引用元:https://car-me.jp/reviews/articles/13052/photo?p=4
マルチ回転シートの廃止
ヴォクシー60系ではオプションで、70系前期では廃止されたものの、後期では「V」だけ標準装備で他はオプションで提供していたマルチ回転シートが80系ではなくなりました。
これがあると2列目、3列目が対面シートになってなかなか良かったのですが、時代の流れで最近のミニバンでは全く見られなくなっていますね。
引用元:https://dressup-navi.net/parts/104988/
TRANS-Xの廃止
ヴォクシー60系後期、70系でラインナップされていた5人乗り2列シートの「TRANS-X」が廃止されました。
中古車市場では今も人気があるようですが、絶対的な需要量が少なかったのかもしれませんね。
引用元:https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/VOXY/
ヴォクシーの70系と80系の機能の違い
ヴォクシーの70系と80系は目に見えない機能面でもかなり違っています。
ハイブリッド車の投入
3代目以降のプリウスなどに搭載されている1.8Lアトキンソンサイクルエンジン2ZR-FXE型+モーターのTHS IIを採用したハイブリッド車が投入されました。
投入時のJC08モード燃費は23.8km/lとガソリンモデルの16.0km/l(アイドリングストップ非搭載車は14.6km/l)を大きく上回りました。
このクラスのミニバンの実燃費はリッター10キロそこそこでしたから、これは画期的なことでした。
ハイブリッド車は「平成32年度燃費基準+20%」も達成しましたから、税制面でもメリットも大きいものでした。
アイドリングストップシステムの搭載
燃費対策としては「X Cパッケージ」を除く全グレードにアイドリングストップシステムが搭載されました。
搭載車のJC08モード燃費はFFで16.0km/l、4WDで15.0km/lと、非搭載車より1.4km/l~1.0km/l良好ですから効果は小さくないのです
新型「Super CVT-i」の採用
クラストップレベルの変速比幅(「2.396~0.428」→「2.517~0.390」)を実現した新型「Super CVT-i」を採用しました。
このCVTはアイドリングストップシステムとも協調制御し、ガソリン車のほとんどのグレードで「平成27年度燃費基準+20%」を達成しました。
ヴォクシーの70系と80系のスタイリングの違いは?
では、一番気になるヴォクシーの70系と80系のスタイリングの違いを様々な角度からチェックしていきます。
- ヴォクシーの70系と80系の見た目(フロント、サイド、リア)の違い
- ヴォクシーの70系と80系のライトユニットの違い
ヴォクシーの70系と80系(フロント、サイド、リア)の見た目の違い
まず、ヴォクシーの70系と80系の見た目の違いですが、ここでは前景とサイド、リアのスタイリングを見ていきます。
区X | X V | Z ZS |
70系(後期) | ||
80系(前期) |
引用元:http://www.toyota-catalog.jp/catalog/
80系のノーマルボディはフロントバンパーの迫力が圧倒的ですし、リアバンパーのボリューム感もなかなかのものです。
リアガラス下のシルバーのラインも精悍さを醸し出すのに一役買っています。
Z、ZS系はフォグランプあたりからバンパー下にかけての造形がカッコいいですね。
こうしてみると、70系は品のいいカッコ良さですが、80系は時代の流れか攻撃的かつ存在感のあるデザインに変わっていますね。
それとサイドから見た時のガラス面積が80系で広くなっているのがわかるでしょうか。
3列目は絞っていますが、2列目のラインが下がってスタイリッシュですし、車内からの視界もいいはずです。
ヴォクシーの70系と80系のライトユニットの違い
ヴォクシーの70系と80系のライトユニットは基本的な意匠は変わりませんが、それでも違います。
ヴォクシー70系 | ヴォクシー80系 |
引用元:https://rojam.jp/catalog/aero/voxy/voxy2010/ https://sinvoxy.com/voxy/91/
70系のヘッドライトはディスチャージのプロジェクター式(ハロゲンでもプロジェクター式)ですが、上下に大きく後期モデルに限っては後方が少し下がっています。
80系もプロジェクター式ですが、「Ⅹ Cパッケージ」以外はLEDです。
このLEDヘッドライトは暗いということでなかなか評判が悪いみたいですね。
80系のほうが上下が短く横長に見え、内側に切れ込んでカッコいいかもしれません。
まとめ
ヴォクシーも70系から80系に変わったころは、トヨタ車がオラオラ顔に変わっていった頃でした。
また、乗車人数も7人乗りの人気が上がり、キャプテンシートが普及し始めた時期です。
こうした時代背景で、スタイリングも内装も機能も違ってきているようです。
ただ、それでもヴォクシーのスポーティで端正、都会的というコンセプトは不変ですから、その一貫性は素晴らしいでと言っていいでしょうね。
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確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
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知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
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