ステップワゴンRGの燃費が悪いのはなぜ?加速とアクセルワークが影響?

ステップワゴンは重量のあるミニバンなので普通の車に比べれば燃費は良くはありません。

ただ、3代目のRG型については特に燃費が悪いという意見をよく耳にします。

ここでは、ステップワゴンRGの燃費が悪いというけどどんなものなのかを口コミからチェックします。

そのうえで、猿臂が悪い理由をよく言われているように加速とアクセルワークが原因なのかどうかも含めててチェックしておきましょう。

ステップワゴンRGの燃費どう悪いか、口コミからチェック

まず、スステップワゴンRGの燃費どう悪いのか、口コミからチェックしてみましょう。

燃費に関する書き込みは多いのですが、代表的なものをピックアップしていきます。

口コミを見ると、まるでアルファードの燃費のような話になっていますね。

特に街乗り、坂道で悪化するのに加え、若い方が元気よく乗ると燃費が悪化するようにも見えますね。

ステップワゴンRGの燃費が悪い原因は？加速とアクセルワーク？

では、ステップワゴンRGの燃費が悪い原因はどういうところにあるのでしょうか？

燃費改善技術の未投入

ステップワゴンでも4代目のRK型以降は様々な燃費改善技術が投入されています。

このあたりは「ステップワゴンの燃費は旧型(3代目・4代目)と較べて改善した?」に詳細に書いています。

要するに、CVT、アイドリングストップ、ダウンサイジングターボが投入され、カタログ燃費とはいえ3割以上の燃費改善が図られたのです。

RG型にはどれも装備されていませんが、ライバルのノアは既にCVTを搭載していました。

ステップワゴンでは実燃費はここまで改善していませんが、5代目のステップワゴンから見ればRG型は確かに燃費は悪いのです。

エンジンに比べて重い車体

これはステップワゴンに限った話ではないのですが、2リッタークラスのミニバンは2リッターという限られた動力に比べて1.5トン超という重い車体を持っています。

エンジンは一般的に排気量が少ないほど燃費がいいのですが、車両重量に比べてあまりにも非力であれば燃費はマイナスに働くのです。

この結果アクセル開度が大きい＝大量にガソリンを使うという状況が頻発して燃費が悪化するのです。

不必要な加速

ステップワゴンRG型のキャッチフレーズは、「HOP! STEP WGN」でしたが、比較的若いユーザーをターゲットにした印象でした。

口コミの中にもあったように、元気な運転をする息子さんなんかが乗ると燃費が悪化するという話がありました。

ステップワゴンのような車で元気すぎる走り、要するにアクセルを不必要に踏み込むような運転をすれば燃費は悪化するのです。

アクセルワークの悪さ

口コミの中でも坂道で燃費が悪くなるとかECOモードで悪くなるとかいう書き込みがありました。

車は一般的に回転数が低い方が燃費がいいものですが、トルクバンドを外した状態で高負荷が必要な、例えば加速や上り坂走行などを行うと燃費は悪化するのです。

加速時にはトルクバンドに入れて快適な加速をして巡航速度に早く持って行ってからアクセルを緩めるべきです。

坂道ではトルクバンドをつかんでしっかりと路面にパワーを伝えるのが一番燃費にいいのです。

こんなときにECOモードに入れてエコドライブをしても燃費は悪化するだけなのです。

こうしたアクセルワークはエンジンのパワーに対して重い車体を抱えているステップワゴンではとても大事なのです。

まとめ

ステップワゴンのように重くてそこそこの動力性能しか持たない車を運転するときは、急加速や超高速運転などのパワーが必要な運転は避けることです。

普通の車なら難なくこなすかもしれませんが、重い荷物を抱えたステップワゴンはパワーを絞り出すためにガソリンを一気に消費するのです。

だからといってアクセルを踏まなさすぎるのもいけません。

必要なパワーはきちんと絞り出す、そのアクセルワークが大事なのです。

燃費が悪いと言われているステップワゴンRG型ですけど、エコランがうまくいったという報告もありますから、アクセルワークにもう少し気を使ってみませんか。