ステップワゴンの燃費は旧型(3代目・4代目)と較べて改善した?

最近の車で大きく改善されているのは燃費と安全装備でしょう。

特に燃費はガソリン代だけでなく税金にまで影響するのでメーカーは必死に改善を続けてきました。

ここではステップワゴンの燃費が旧型(3代目、4代目)と比べて改善したのか、改善したとすればどの程度かを確認します。

そして、改善しているなら、そのためにどんな技術を投入したのかもあわせてチェックしておきましょう。

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出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。

人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

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ステップワゴンの燃費を旧型(3代目・4代目)と新型で較べてみる

まず、ステップワゴンの燃費を旧型(3代目・4代目)と新型で較べてみて、改善したのかどうかを確認しておきましょう。

区分
3代目
ガソリン車(FF) ガソリン車(4WD) ハイブリッド車
10・15モード JC08モード WLTCモード 10・15モード JC08モード WLTCモード JC08モード WLTCモード
3代目 12.2~12.6km/l 11.4~11.6km/l
4代目 14.2km/l 13.4km/l 11.8km/l 12.6kml
4代目後期 15.8~16.0km/l 14.4~15.0km/l 13.6km/l
5代目 16.2~17.0km/l 15.0~15.4km/l
6代目後期 16.2~17.0km/l 13.0km/l 13.6km/l 25.0km/l 20km/l
6代目 13.2~13.9km/ 12.9~13.1km/ 19.6~20km/l

4代目、5代目は前期後期でちょっとしたブレイクスルーがあったので、分けて書いています。

4代の間に燃費の計測方法が10・15モード、JC08モード、WLTCモードと変わってきたのでわかりにくいのですが、一貫して改善しています。

特に5代目になってからの改善が大きいのと、5代目後期に投入されたハイブリッドは圧倒的ですね。

ステップワゴンの燃費向上の原因は?

それでは、このようなステップワゴンの燃費向上の原因というか、投入されたテクノロジーは何なのでしょうか。

  1. CVTの投入
  2. アイドリングストップシステムの投入
  3. ダウンサイジングターボの投入
  4. ハイブリッドの投入

CVTの投入

ステップワゴンにCVTが投入されたのは4代目にモデルチェンジされたときでした。

それまでの4速オートマチックはモデルチェンジを契機にFFでCVT化され4WDには5速ATが投入されました。

4WDの5速ATは4代目のマイナーチェンジでCVT化され、ステップワゴンは全車CVTになったのです。

通常のオートマチックに比べるとCVTは伝達効率は劣るのですが変速域が広くて連続的なので最適な回転数が選択できます

特に日本の燃費計測方法との相性も良く最適化が容易なので各メーカーで急速に採用されるに至ったわけです。

結果も付いてきており、カタログ燃費は1割くらい改善しています。

アイドリングストップシステムの投入

ステップワゴンにアイドリングストップシステムが投入されたのは4代目のマイナーチェンジのタイミングでした。

JC08モードではWLTCモードよりも停車時間が長い設定だったので、カタログ燃費上の効果は非常に大きいものでした。

燃費もざっくり1割は改善しており、全車で「平成27年度燃費基準 +10%」を達成できました。

ダウンサイジングターボの投入

ステップワゴンにダウンサイジングターボが投入されたのは5代目へのモデルチェンジのタイミングでした。

従来の2Lエンジンはターボチャージャー付の1.5Lエンジンに変更されたのです。

引用元:https://motor-fan.jp/tech/article/8781/

ターボエンジンはかつては同じ排気量でパワーを出すものでしたが、これは排気量を落として不足するパワーをターボで補うというものです。

排気量も減りますから燃費は改善し、ステップワゴンの場合は1割以上改善しています。

ハイブリッドの投入

ステップワゴンに待望のハイブリッド車が投入されたのは5代目のマイナーチェンジのタイミングでした。

ステップワゴンのハイブリッドシステムはフリードなどとは違います。

オデッセイやアコードで採用している2基のモーターを組み合わせて効率を稼ぐという高級なもので、燃費も良かったのです。

投入時のJC08モード燃費は25.0km/lですからガソリン車と比べても5割以上もいいという圧倒的な燃費だったのです。

まとめ

説明してきたようにステップワゴンの燃費は着実に改善しています。

1つの新技術投入で1割くらの改善をしているので3代目に比べると3割以上改善しているはずですが、実際はどうでしょうか。

現実には燃費の測定方法に合わせた最適化が図られているので、実燃費はそこまでは改善していないようないです。

ただ、それでも明らかな改善は見られますので、国の補助金や減税はEVに流れていますが、ぜひガソリン車も改善の努力を続けていただきたいものです。

 

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しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。

だからといって、諦める必要はありません。

方法はあるのです。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

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