最近の車で大きく改善されているのは燃費と安全装備でしょう。
特に燃費はガソリン代だけでなく税金にまで影響するのでメーカーは必死に改善を続けてきました。
ここではステップワゴンの燃費が旧型(3代目、4代目)と比べて改善したのか、改善したとすればどの程度かを確認します。
そして、改善しているなら、そのためにどんな技術を投入したのかもあわせてチェックしておきましょう。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ステップワゴンの燃費を旧型(3代目・4代目)と新型で較べてみる
まず、ステップワゴンの燃費を旧型(3代目・4代目)と新型で較べてみて、改善したのかどうかを確認しておきましょう。
区分 3代目 |
ガソリン車(FF) | ガソリン車(4WD) | ハイブリッド車 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10・15モード | JC08モード | WLTCモード | 10・15モード | JC08モード | WLTCモード | JC08モード | WLTCモード | |
3代目 | 12.2~12.6km/l | 11.4~11.6km/l | ||||||
4代目 | 14.2km/l | 13.4km/l | 11.8km/l | 12.6kml | ||||
4代目後期 | 15.8~16.0km/l | 14.4~15.0km/l | 13.6km/l | |||||
5代目 | 16.2~17.0km/l | 15.0~15.4km/l | ||||||
6代目後期 | 16.2~17.0km/l | 13.0km/l | 13.6km/l | 25.0km/l | 20km/l | |||
6代目 | 13.2~13.9km/ | 12.9~13.1km/ | 19.6~20km/l |
4代目、5代目は前期後期でちょっとしたブレイクスルーがあったので、分けて書いています。
4代の間に燃費の計測方法が10・15モード、JC08モード、WLTCモードと変わってきたのでわかりにくいのですが、一貫して改善しています。
特に5代目になってからの改善が大きいのと、5代目後期に投入されたハイブリッドは圧倒的ですね。
ステップワゴンの燃費向上の原因は?
それでは、このようなステップワゴンの燃費向上の原因というか、投入されたテクノロジーは何なのでしょうか。
- CVTの投入
- アイドリングストップシステムの投入
- ダウンサイジングターボの投入
- ハイブリッドの投入
CVTの投入
ステップワゴンにCVTが投入されたのは4代目にモデルチェンジされたときでした。
それまでの4速オートマチックはモデルチェンジを契機にFFでCVT化され4WDには5速ATが投入されました。
4WDの5速ATは4代目のマイナーチェンジでCVT化され、ステップワゴンは全車CVTになったのです。
通常のオートマチックに比べるとCVTは伝達効率は劣るのですが変速域が広くて連続的なので最適な回転数が選択できます。
特に日本の燃費計測方法との相性も良く最適化が容易なので各メーカーで急速に採用されるに至ったわけです。
結果も付いてきており、カタログ燃費は1割くらい改善しています。
アイドリングストップシステムの投入
ステップワゴンにアイドリングストップシステムが投入されたのは4代目のマイナーチェンジのタイミングでした。
JC08モードではWLTCモードよりも停車時間が長い設定だったので、カタログ燃費上の効果は非常に大きいものでした。
燃費もざっくり1割は改善しており、全車で「平成27年度燃費基準 +10%」を達成できました。
ダウンサイジングターボの投入
ステップワゴンにダウンサイジングターボが投入されたのは5代目へのモデルチェンジのタイミングでした。
従来の2Lエンジンはターボチャージャー付の1.5Lエンジンに変更されたのです。
引用元:https://motor-fan.jp/tech/article/8781/
ターボエンジンはかつては同じ排気量でパワーを出すものでしたが、これは排気量を落として不足するパワーをターボで補うというものです。
排気量も減りますから燃費は改善し、ステップワゴンの場合は1割以上改善しています。
ハイブリッドの投入
ステップワゴンに待望のハイブリッド車が投入されたのは5代目のマイナーチェンジのタイミングでした。
ステップワゴンのハイブリッドシステムはフリードなどとは違います。
オデッセイやアコードで採用している2基のモーターを組み合わせて効率を稼ぐという高級なもので、燃費も良かったのです。
投入時のJC08モード燃費は25.0km/lですからガソリン車と比べても5割以上もいいという圧倒的な燃費だったのです。
まとめ
説明してきたようにステップワゴンの燃費は着実に改善しています。
1つの新技術投入で1割くらの改善をしているので3代目に比べると3割以上改善しているはずですが、実際はどうでしょうか。
現実には燃費の測定方法に合わせた最適化が図られているので、実燃費はそこまでは改善していないようないです。
ただ、それでも明らかな改善は見られますので、国の補助金や減税はEVに流れていますが、ぜひガソリン車も改善の努力を続けていただきたいものです。
ステップワゴンを限界値引きから更に安く購入する方法!
ステップワゴンを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ステップワゴンも安全装備の充実等によりe:HEVの最上級グレードの車両本体価格が約390万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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