ステップワゴンは、その多様なモデルチェンジを経て、多くのファンに愛され続けています。
特にステップワゴンのRK5後期はいつからという疑問や、4代目ステップワゴンの前期後期の違いについて詳しく知りたいと考える方も多いでしょう。
本記事では、ステップワゴンRK5の前期・後期モデルの違いを中心に、ステップワゴンの歴史や進化の過程を紐解いていきます。
これにより、どのモデルが自分に最適か、より深く理解する手助けとなるでしょう。
- ステップワゴンスパーダの歴史
- 4代目ステップワゴンスパーダRK5の特徴と形式番号の違い
- RK5前期と後期の外観やインテリアの違い
- 後期モデルでの技術的進化と燃費の改善
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詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ステップワゴンスパーダRK5の前期後期の違いの前に歴史を!
最初に、ステップワゴンスパーダRK5の前期後期の違いのお話の前に、ステップワゴンスパーダの歴史を紐解いておきましょう。
- ステップワゴンスパーダの誕生(2代目のマイナーチェンジ)
- ステップワゴンスパーダの復活(3代目のマイナーチェンジ)
- 4代目以降はモデルとして定着(現在は6代目)
ステップワゴンスパーダの誕生(2代目のマイナーチェンジ)
まず、ステップワゴンスパーダの誕生です。
ステップワゴンスパーダが誕生したのは2003年6月、2代目ステップワゴンのマイナーチェンジの時でした。
専用フロントグリル、エアロフォルムバンパーなどの特別のエクステリアと黒を基調としたインテリアを特徴としていました。
G | SPADA24T |
引用元:https://global.honda/jp/news/2003/4030605-stepwgn.html
全幅が1,725mmとわずかに5ナンバーの上限1,700mmを超えたので、3ナンバー車になりました。
ステップワゴンスパーダの復活(3代目のマイナーチェンジ)
次に、ステップワゴンスパーダの復活です。
というのも、2005年5月にステップワゴンは3代目になったのですが、なんとスパーダはラインナップから消えてしまったのです。
3代目は低床・低重心プラットフォームでショートノーズ、ダウンサイジング化されたのですが、そんなコンセプトと相いれなかったのかもしれません。
しかし、2007年11月のマイナーチェンジ時にスパーダは帰ってきました。
専用のエアロフォルムバンパー、LEDハイマウントストップランプ内蔵のテールゲートスポイラー、ダーククローム調のメッキフロントグリルなど派手にきめています。
G | SPADA S・Z HDDナビ パッケージ |
引用元:https://global.honda/jp/news/2007/4071101-stepwgn.html
残念ながら前のモデルと違って5ナンバーでしたが、専用サスペンションチューニングやパドルシフトなど、「走り」の装備に違いを織り込んでしました。
4代目以降はモデルとして定着(現在は6代目)
次に、4代目以降はモデルとして定着したということです。
4代目ステップワゴンスパーダ
4代目ステップワゴンのモデルチェンジは2009年10月9日でしたがステップワゴン スパーダは10月23日発売になりました。
とはいえ、10月9日時点ではどちらも発表だけは行っていたのです。
これまでと同様、いやこれまで以上に差別化が図られており、フロントの造形の違いは大きいものがあります。
G Lパッケージ | SPADA S |
引用元:https://global.honda/jp/news/2009/4091009-stepwgn.html
ちなみに、3代目後期からはスパーダ専用となっていた2.4Lエンジンは廃止され、2Lに一本化されました。
5代目ステップワゴンスパーダ
5代目ステップワゴンスパーダは2015年4月にステップワゴン本体のモデルチェンジに合わせて登場しました。
コンプリートカーModulo X(モデューロ エックス)」の販売を控えていたせいか、少しおとなしめのデザインかもしれません。
G EX | SPADA Cool Spirit Honda SENSING |
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/normal/2015/
ステップワゴンスパーダについては「SPORT HYBRID i-MMD」(のちに「e:HEV」に改称)搭載のため、2017年9月のマイナーチェンジでボンネット周りを大きく変更しました。
G EX | SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING |
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/normal/2017/
ハイブリッドシステムを収めるためなのでしょう、ボンネットが明らかに高くなっています。
一方、ハイブリッドを搭載しなかった通常モデルは変わりがありません。
6代目ステップワゴンスパーダ
6目ステップワゴンでは通常モデルがAIRと呼ぶようになり、スパーダもAIRのデザインにあわせて、少しおしゃれなデザインに生まれ変わりました。
SPADA PREMIUM LINE |
引用元:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/
ライバルンのノア&ヴォクシーの攻撃的なフォルムとは対極にあるようなスタイリングですね。
ただ、いずれにしても、ベースモデルと比べればスポーティでかっこいいデザインというコンセプトは揺るいでいません。
ステップワゴンスパーダRK5の前期後期の違いは?
問題のステップワゴンスパーダRK5の前期後期の違いですが、「RK5」というスパーダの形式番号の違いも含めて解説しておきます。
- ステップワゴンスパーダの形式番号の違いは?
- RK5の前期後期の違いは?
ステップワゴンスパーダの形式番号の違いは?
ステップワゴンスパーダの形式番号の違いはどうかです。
4代目ステップワゴンの形式番号は「DBA-RK1」 から「DBA-RK7」です。
このうち「DBA」というところの付け方は法律で決まっていて、以下のようなものです。
- D:平成17年基準排出ガス75%低減レベル
- B:ハイブリッド無しのガソリン車
- A:平成17年規制のディーゼル車以外の車
「DBA-」以下は各メーカーで決められるのですが、ステップワゴンの場合は以下のとおりです。
- RK1:ステップワゴン(ノーマル)の2WD
- RK2:ステップワゴン(ノーマル)の4WD
- RK3:ステップワゴン(ノーマル)の車椅子仕様FF
- RK4:ステップワゴン(ノーマル)の車椅子仕様4WD
- RK5:ステップワゴンスパーダの2WD
- RK6:ステップワゴンスパーダの4WD
- RK7:ステップワゴンスパーダの車椅子仕様2WD
ということで、ステップワゴンスパーダはRK5が2WD、RK6が4WDで、車椅子使用は2WDのみでRK7になるわけです。
ただ、一般的には4代目ステップワゴンンのスパーダは「ステップワゴンスパーダRK5」と呼ばれているのです。
RK5の前期後期の違いは?
次に、ステップワゴンスパーダRK5の前期後期の違いはどこにあるかです。
前期・後期の境目は
ステップワゴンスパーダRK5は2009年10月から2015年4月まで5年半にわたって販売が続けられました。
その間2012年4月にマイナーチェンジがあり、これを境に前期・後期と区別しているのです。
- 2009年10月23日~2012年4月11日:前期
- 2012年4月12日~2015年4月23日:後期
形式番号は前期後期で変わらない
ステップワゴンスパーダRK5の前期後期で形式番号は変わりません。
一般的にマイナーチェンジでは構造的な変更は加えられませんので、形式番号に変わりはないわけです。
前期後期のスタイリングの違い
一番気になる、ステップワゴンスパーダRK5の前期後期のスタイリングの違いです。
ステップワゴンスパーダRK5前期 | ステップワゴンスパーダRK5後期 |
引用元:https://www.goo-net.com/catalog/HONDA/STEPWAGON_SPADA/
ステップワゴンスパーダRK5の前期後期の外見の大きな違いは、グリル(バンパー含む)、ヘッドライト、テールランプです。
この3点に加え、主だった違いを紹介していきましょう。
グリル(バンパー含む)
一番大きいのはグリルとバンパーのグリル下部でしょう。
ステップワゴンスパーダRK5前期 | ステップワゴンスパーダRK5後期 |
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/
前期モデルのフロントグリルは3本のフィンが平面状に並んでいるシンプルなデザインです。
後期モデルもフィンは3本で同じですが、形状が立体的になり、両端に向けて上に階段状に跳ね上がり、ぐっと迫力が出ています。
フロントバンパーもこれに合わせるように、クロームメッキ加飾部分が横方向に拡大し、フロントグリルの変更と相まって、存在感、押し出し感を上げていますね。
ヘッドライト
ヘッドライトも見ていきましょう。
全体的な形状は変わらず、バルブがHIDというところも同じです。
ただ、見た瞬間にわかるように後期モデルのヘッドライトはプロジェクター式を採用しています。
ステップワゴンスパーダRK5前期 | ステップワゴンスパーダRK5後期 |
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/
これだけのことでかなり精悍に見えますよね。
テールランプ
後期モデルではテールランプも少しだけ変わっています。
ステップワゴンスパーダRK5前期 | ステップワゴンスパーダRK5後期 |
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/
マイナーチェンジでテールランプの形状が変わることは通常ありませんし、ステップワゴンスパーダRK5もそうです。
また、クリアタイプというところも変わりませんが、後期モデルでは透明度が大きく上がっています。
これは遠目にもわかりますよね。
リアガーニッシュ(リアスポイラーも)
リアガーニッシュの形も変わっています。
ステップワゴンスパーダRK5前期 | ステップワゴンスパーダRK5後期 |
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/
前期モデルはナンバーフレームを取り付けるくぼみの幅しかなかったのですが、左右に伸びて形状もシャープになっています、
リアスポイラーの形も少しだけ変わっていますね。
アルミホイール
16インチのホイールは前期後期とも変わりませんが、17インチは大きく変わっています。
サイズ | ステップワゴンスパーダRK5前期 | ステップワゴンスパーダRK5後期 |
---|---|---|
16インチ | ||
17インチ |
ステップワゴンスパーダRK5前期 | ステップワゴンスパーダRK5後期 |
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/
前期モデルは20本のホイールの豪奢なものですが、後期モデルは10本のホイールが2本ずつV字状に配置されています。
ブラック塗装も施されているので、精悍さという面ではこっちがいいかもしれませんね。
前期後期のインテリアの違い
前期後期のインテリアの違いですが、マイナーチェンジではエクステリアは大きく変わるものの、インテリアはほとんど変わりません。
それでもいくつかの変更点がありますので紹介しておきましょう。
ステップワゴンスパーダRK5の前期では、2列目シートはベンチシートのみの設定でしたが、後期では新たに両側アームレスト付きキャプテンシートも設定しました。
後期型のインテリアはブラック基調で、センターパネル、ステアリングガーニッシュ、インナードアハンドルなどに専用のシルバーの加飾が与えられて豪華になっています。
引用元:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/523794.html
前期モデルではオプションの6:4分割チップアップ&スライドシートを装備すれば、中央席を折りたたむことで、センターウォークスルーが可能でした。
後期モデルのキャプテンシートではその操作は不要になりました。
引用元:https://www.honda.co.jp/factbook/auto/STEPWGN/200910/STEPWGN.pdf
ただ、乗車定員は7人になってしまうというデメリットもあったのです。
後期モデルから採用された新機能
ステップワゴンスパーダRK5後期モデルから採用された新機能もいくつかあります。
見た目ではわかりませんが、以下のようなものです。
- 2WD車全モデルに新開発(中型車用に開発)のCVTとアイドリングストップ機構を搭載
- 4WD車も5速ATからCVTに
- ヒルスタートアシスト機能、VSA(車両挙動安定化制御システム)、全席3点式ELRシートベルト/ヘッドレスト等を全車に標準装備
この結果、当然のように燃費は改善されています。
駆動方式 | ステップワゴンスパーダRK5前期 | ステップワゴンスパーダRK5後期 |
---|---|---|
2WD | 13.2km/L | 14.8~13.8km/L |
4WD | 11.6km/L | 13.6km/L |
JC08モード燃費ですから現行のWTLCモード燃費を考えるとあまりいいとは言えません。
とはいえ、燃費改善新技術の投入は一定の効果はあったようですね。
この結果、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」および「平成27年度燃費基準+10%」を達成しています。
まとめ:ステップワゴンスパーダRK5の前期後期の違いはグリル?
この記事でお伝えした「ステップワゴンスパーダRK5の前期後期の違いはグリル?」のポイントを簡単にまとめました。
- ステップワゴンスパーダは2代目ステップワゴンのマイナーチェンジで誕生
- 3代目ステップワゴンでは一時的にスパーダが消えたが、2007年のマイナーチェンジで復活
- 4代目以降、ステップワゴンスパーダは定着したモデルに
- RK5は4代目ステップワゴンスパーダの2WDの形式番号である
- 前期後期の違いは主に外観に現れる
- 前期後期の一番の違いはフロントグリルとグリル下バンパー部分
- 後期モデルではプロジェクター式ヘッドライトを採用
- インテリアでは後期モデルでキャプテンシートを導入
- 後期モデルでは燃費改善技術が導入され、燃費が向上
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ステップワゴンを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ステップワゴンも安全装備の充実等によりe:HEVの最上級グレードの車両本体価格が約390万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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