新型ステップワゴンは2022年6月27日に発売されました。
発売からそう日数はたっていないのですが、新型ステップワゴンはダサいとか、受注状況や売れ行きは悪く失敗作という声もあるにはあるのです。
ここでは本当に新型ステップワゴンはダサいのか、受注状況や売れ行きは悪くて失敗作と言えるのかをチェックしておきましょう。
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出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
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新型ステップワゴンはダサい?
では、実際のところ、新型ステップワゴンはダサいというのはどういう理由からなのでしょうか?
- 新型ステップワゴンはスタイリングがダサい?
- 新型ステップワゴンは進化が無くてダサい?
- 新型ステップワゴンは必要もなく大きくなってダサい?
新型ステップワゴンはスタイリングがダサい?
新型ステップワゴンがダサいというとき、一番最初に挙げられるのはスタイリングです。
もともとステップワゴンでは販売台数の9割がスパーダというくらいで、カッコいい攻撃的なデザインを好むユーザーが多かったのです。
そもそもステップワゴン自体、誕生当初はノアなどに比べるとやんちゃな車というイメージが強く、若者、特にヤンキー層からの支持も厚かったのです。
開発段階ではスパーダに一本化するという意見もあったようなのですが、おとなしいスタイリングを好む層も切り捨てられないという判断になったようです。
その結果開発されたのが必要以上にそうした層に配慮したAIRでした。
AIRは可愛くて、ちょっとレトロでポップという味付けで、少数ユーザーには受けると思いますが、たくさん売れるデザインではありません。
引用元;https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/
だから、皆さんこにとっては、ステップワゴンAIRのデザインはマスマーケティングを前提とすればダサいというでしょう。
また、このAIRをベースにカッコよくしたつもりのスパーダもノアやヴォクシーの物差しで見れば、地味でダサいとしか言いようがないのです。
引用元;https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/
新型ステップワゴンは進化が無くてダサい?
新型ステップワゴンは車両形式でもわかるように5代目のプラットフォームをはじめとするほとんどすべてを継承しています。
ノア・ヴォクシーの場合は新MCプラットフォームを一台で脱ぎ捨て、TNGAコンセプトのGA-Cプラットフォームに切り替えました。
ハイブリッドにも本格的な4WDを投入し、燃費も大幅に改善してガソリン車のアイドリングストストップすら廃止しました。
近々にモデルチェンジするセレナでもプラットフォームやe-powerシステムの刷新、あるいはハイブリッドモデルにおける4WDの投入は決定的です。
そうなると技術には定評のあるホンダが1周遅れのような状況になり、先進的なホンダを愛してきた層からするとダサく写るのでしょう。
新型ステップワゴンは必要もなく大きくなってダサい?
新型ステップワゴンはプラットフォームは変わりませんし、ホイールベースも同じなのですがサイズが、特に全長が10センチ以上も長くなっています。
このクラスのミニバンは限られた外枠の中でいかに居住空間を、あるいは荷室を広くするかで悪戦苦闘しています。
しかし、新型ステップワゴンではこのサイズアップが室内の広さを拡大させるのに使われたようには見えないのです。
となると、大きい車、全長の長い車はカッコいいという観点ととられかねず、そのあたりがダサいと言われているのかもしれませんね。
新型ステップワゴンの受注状況や売れ行きは悪い?
では、実際のところ、新型ステップワゴンの受注状況や売れ行きは悪く失敗作と言えるのでしょうか。
- 新型ステップワゴンの受注状況
- ライバル車と比較した新型ステップワゴンの販売台数
- ライバル車と比較した新型ステップワゴンの納期
新型ステップワゴンの受注状況
ホンダは6月27日に発売から1か月間の受注状況を発表しました。
その数字は2万7000台を超え、月間販売計画が5,000台ですから、その5倍以上という好調な受注状況としています。
ちなみに5代目ステップワゴンのときは1万5000台で、このときの月間販売計画も5000台でした。
確かに好調なようですが、ノア・ヴォクシーは発売2か月で約7万台の受注があったといいます。これに比べれば控えめな数字ですね。
現行セレナも発売時には約1カ月で2万784台の受注を獲得したと言いますから、新型ステップワゴンの受注、そう驚くような数字でもないのかもしれませんね。
ライバル車と比較した新型ステップワゴンの販売台数
ライバル車と比較した新型ステップワゴンの販売台数を2022年6月、7月分でチェックしましょう
年月 | ステップワゴン | ノア | ヴォクシー | セレナ |
---|---|---|---|---|
2022年6月 | 3,378 | 4,302 | 4,207 | 3,544 |
2022年7月 | 5,708 | 5,010 | 4,034 | 6,359 |
新型コロナ禍や半導体不足があるので一概には言えませんが、ステップワゴンの販売台数の立ち上がりは前回モデルチェンジより鈍いです。
それよりも、6月、7月とモデル末期のセレナに負けていますし、生産調整しているノア、ヴォクシーともいい勝負なのです。
販売台数だけを見ると、不振とまでは言えませんが好調な売り上げと言っていいのかなという状況です。
ライバル車と比較した新型ステップワゴンの納期
ライバル車と比較した新型ステップワゴンの納期ですが、一番厳しいのはノア、ヴォクシーです。
2022年8月27日時点の納期はガソリン車で2023年3月、ハイブリッド車で2023年6月と大変なことになっています。
ステップワゴンの場合はガソリンモデルで4~5ヶ月、ハイブリッドモデルで6ヶ月程度と言われていますからまだましなようです。
そもそもモデル末期のセレナでも納期は3か月と言われていますから、ステップワゴンは売れて売れて困るほどの状況ではないのかもしれません。
新型ステップワゴンは失敗作?
発売当初の車の販売台数やバックオーダーだけ見ても、その車が成功なのか失敗なのかはわからないものなのです。
ステップワゴンにしても先代は1か月であれだけの受注を獲得したのに目標の5,000台はなかなか達成できませんでしたし、最後の2年くらいは1,000台くらいにまで落ち込んだのです。
となると、この発売当初の喧騒が落ち着いた後市場がどう新型ステップワゴンを評価するかです。
あまり市場で受け入れられなかったわくわくゲートを廃止したり、流行に合わせて2列目キャプテンシートの機能強化をしたのはプラスかもしれません。
ただ、上品すぎて派手さがないスタイリングやハイブリッド車に4WDが無いなどの致命的な欠点はボディブローのように効いてきそうです。
新型セレナは攻撃的なスタイリングになるでしょうし、ハイブリッドも大排気量化によって高速走行、燃費、静粛性も改善され、4WDの投入も確実です。
そうなると、地味なスタイリングに加え、プラットフォームも含めて5代目のシステムをほぼテイクオーバーした6代目ステップワゴンの苦戦は免れないかもしれませんね。
まとめ
ステップワゴンのスタイリングは少数販売前提で趣味のいい方、下品な車に嫌気のさした方をターゲットにするなら悪くないと思います。
最近の流行という物差しを外してフラットに見れば悪くないセンスだからです。
ただ、この世界では市場で受け入れられて街中でよく見かける車が勝者ですし、そう考えると今の段階では失敗作という声が出るのは頷けます。
ただ、私なんかはフロントをゴテゴテ飾った最近の車には食傷気味ですけどね。
ステップワゴンを限界値引きから更に安く購入する方法!
ステップワゴンを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ステップワゴンも安全装備の充実等によりe:HEVの最上級グレードの車両本体価格が約390万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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