アルファードオーナーや購入検討者にとっては、圧倒的な存在感を示すエクステリア、ラグジュアリーな内装に加え、充電インフラ、特にUSBはどうなっているのかは気になるところです。
特に後部座席の2列目や3列目のUSBポートの有無とその配置は、長距離移動の快適性に大きく影響します。
本記事では、最新の40系から20系以前に至るまでのアルファードの各シリーズにおける後部座席のUSBポートの配置について説明していきます。
そのうえで、特に30系モデルでの後部座席のUSB増設方法について解説します。
- アルファードの各世代におけるUSBポートの配置と装備状況
- 後部座席用のUSBポートが標準装備されていない場合のとりあえずの代替充電方法
- 延長USB充電ソケットの紹介
- すっきりきれいにUSBを設置するキットや施工方法
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
アルファードの後部座席にはUSBはある?
最初に、アルファードUSBはなぜ必要で、どこにあればいいのかを考えていきましょう。
- 現行40系の場合は?
- 30系の場合は?
- 20系以前の場合は?
現行40系の場合は?
まず、現行40系の場合はUSBはどうなっているかです。
通常グレードでは
現在のところ、通常グレードには以下のとおり2列目用2個、3列目用2個、後部座席用として計4個のUSBが設置されています。
- 2列目:セカンドパワーシートのアームレスト下部(ウオークスルー側)に各1個
- 3列目:左右のリヤクォータートリムに各1個
引用元:https://manual.toyota.jp/alphard/3016/cv/ja_JP/contents/vhch05se040401.php?kw=%E5%85%85%E9%9B%BB%E7%94%A8USB%20Type-C%20%E7%AB%AF%E5%AD%90#ch05se0404010506
サイドリフトアップチルトシート装着車
ただ、サイドリフトアップチルトシート装着車(グレードはG)、おそらく今後追加されるであろう廉価グレードのGにはフロントコンソールの後方に2列目用のUSBが2個付いているだけです。
引用元:https://manual.toyota.jp/alphard/3016/cv/ja_JP/contents/vhch05se040401.php?kw=%E5%85%85%E9%9B%BB%E7%94%A8USB%20Type-C%20%E7%AB%AF%E5%AD%90#ch05se0404010506
要するに、3列目にはUSBはありません。
AC電源は全グレード標準装備
40系アルファードの場合、AC100V電源は全グレード標準装備です。
ラゲージルームの1500Wの非常時給電システム付きはハイブリッド車にしかありませんがセンターコンソール後部には100V(ガソリン車100W、ハイブリッド車1500W)のコンセントがあるのです。
https://toyota.jp/alphard/
これがあれば、足りないUSB(通常グレードならフル乗車時の3列目の1人分)はケアできそうです。
30系の場合は?
次に、30系の場合です。
30系については後部座席用どころか、充電用USBそのものがありません。
しかし、ガソリン車は100W、ハイブリッド車は1500WのACコンセントが付いているグレードがあるのです。
詳細は「アルファードのコンセントが使えない!その原因と解決策」をご覧ください。
2021年4月一部改良以降のモデルは全グレード標準装備です。
エグゼクティブラウンジ系には(一時期のGF、G’Fパッケージ、SR’Cパッケージにも)標準装備で、個数も最大で5か所もあります。
ACコンセントが付いていればUSBが無くてもさして困らないはずなのです。
20系以前の場合は?
次に、20系以前の場合ですが、30系にもないくらいですから、USBは付いていません。
20系については、ガソリン車では350S/240S”type GOLD 2″に、ハイブリッドではHYBRID G”L Package”に100V100W電源が特別装備されていました。
また、2012年9月以降はハイブリッド車限定オプションで100V1500Wを設定することができましたが、装備されていないグレードが大半でしょう。
10系についてはこうしたAC電源すらありませんから、シガーソケットを使うしかないわけです。
アルファードの後部座席にUSBが無ければどうすればいい?
ここでは、アルファードの後部座席にUSBが無ければどうすればいいかを考えていきましょう。
- とりあえずUSB電源を確保するなら?
- すっきりきれいにUSBを設置したかったら?
とりあえずUSB電源を確保するなら?
まず、とりあえず電源を確保するならどうすればいいかです。
モバイルバッテリー
大容量モバイルバッテリーを1つ持っているだけで、外出先でのデバイスの充電に困ることがほとんどなくなります。
特に、ファミリーでの使用や、複数のデバイスを充電したい場合に便利です。
一度のフル充電でスマホを数回充電できるモデルを選ぶと良いでしょう。
例えばこの製品なら40000mAhの大容量で出力も2系統あって、税・送料込み3,390円です。
スマホのバッテリー容量は2,000~3,000mAh、例えばiPhone15でも3,349mAh(Pro Max 4,422mAh)です。
容量の大きいタブレットでも10,000mAh(12.9インチiPad Pro(第6世代) 10,758mAh)ですから、これがあれば、車内のすべてのスマホだってまかなえそうです。
少し容量が少ない、といっても必要十分な12,000mAhのものなら、税・送料込み1,000円で手に入ります。
自動車以外の旅、例えば電源の確保できないローカル鉄道の旅なんかでも使えそうなので1個買っておいてもいいかもしれませんね。
車載用USBアダプター
車内のシガーソケットを活用してUSBポートを増やすアダプターも、車内での充電環境を改善する簡単な方法です。
特に後部座席での充電ニーズに対応するためには、ケーブルが長めのモデルを選ぶと、後部座席の乗客も容易にアクセスできます。
また、複数のUSBポートを備えたモデルを選べば、同時に複数のデバイスを充電することが可能です。
例えば、この製品は税・送料込み980円で、シガーソケットに挿入して使うのですが、1.8mの延長コードの先にQC3.0のUSB-Aポートと5V / 3.1A USB-Aポートを備えています。
コンソールのシガーソケットを使えば、3列目でも使えそうです。
これらの方法を利用すれば、アルファードの後部座席でも、快適にデバイスを利用することができるようになります。
現代のデジタルデバイスを活用するライフスタイルにおいて、これらの充電ソリューションは非常に重要な役割を果たすのです。
すっきりきれいにUSBを設置したかったら?
次に、すっきりきれいにUSBを設置したかったらどうすればいいかです。
というのも、前述の方法、特に後者では、車内を延長コードが走るので、邪魔にもなりますし、すっきりとは程遠いのです。
後付けUSBポートキット
まず考えられるのは、アルファード専用のUSBポート増設キットを利用して、後部座席やセンターコンソールに直接取り付ける方法です。
この方法では専門的な知識が必要になる場合がありますが、見た目がスッキリとして、まるで標準装備のような仕上がりになります。
アルファード30系については、センターコンソール後部にUSB端子を2つ確保するキットが簡単に手に入るのです。
例えば、この製品は税・送料込み3,690円で、大型コンソール後部左側の空きスイッチパネルに装着する仕組みです。
電源はシガーソケットの裏からカプラーで分岐する仕組みなので、面倒な配線作業はありません。
ただ、パネルをはずしたり、シガーソケット下部にアクセスしたりと少しだけスキルがいるので、動画を紹介しておきましょう。
なお、AC100Vコンセント装着車は空きパネルもなく、内部ユニットと干渉する可能性があるということで装着不可ですが、コンセントがあればUSBは不要なはずです。
なお、大型コンソール装備車以外にも設置できません。
また、税・送料込み22,000円で、30系後期のエグゼクティブパワーシートのアームレスト下部にUSBを設置するキットもあるようです。
プロのカスタムショップに依頼
プロのカスタムショップに依頼すると高くつきますが、完璧な仕上がりが期待できます。
専門家による正確かつ安全な取り付けが可能ですし、キットでは提供されていない、例えば3列目シートへのUSBの設置も可能になるのです。
また、 USBだけでなく、その他のカスタムも一緒に行うことができますし、取り付け後のアフターサポートも期待でき、何か問題が生じた場合でも対応してもらえます。
総括:アルファードのUSBは後部座席のどこにある?無ければどうする?
この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。
- 現行アルファード40系では後部座席用として2列目に2個、3列目に2個USBが設置
- 30系ではUSBはないが、最後期モデルはAC100Vが標準装備で、それ以前でも標準装備、オプションでの装着車は多い
- 20系以前はUSBはなく、AC電源もない場合がほとんど
- とりあえずUSB充電するならバッテリーかシガーソケットに挿して使うUSBソケット
- 30系については後部座席用のUSB増設キットもある
- プロのカスタムショップに依頼すると完璧な仕上がりで、設置場所の選択肢も広い
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
アルファードを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
アルファードも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約872万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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