アルファードには比較的早い時期からAC100Vのコンセントが装備されてきましたが、そのコンセントが使えないという問題があるようです。
コンセントを使われるのはご家族の場合が多いでしょうから、ドライバーにとっては深刻な問題ですね。
ここでは、歴代アルファードのコンセント設置状況を説明したうえで、コンセントが使えない症状を確認していきます。
そのうえで、コンセントが使えない原因と解決策を説明していきます。
これはアルファードの100V、1500Wor100Wコンセントの記事ですが、RAV4、アクア、新型ヴォクシー、プリウスなどにも共通する問題です。
- 歴代アルファードのAC100Vコンセントの装備状況
- アルファードでコンセントが使えない症状
- コンセントが使えない理由
- コンセントが使えない理由に沿った解決策
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アルファードのコンセントが使えないって?
最初に、アルファードのコンセントが使えないというのはどういうことなのか、アルファードのコンセントの装備状況も含めて説明していきます。
- アルファードのコンセントの装備状況はどうなっている?
- コンセントがどのように使えないの?症状は?
アルファードのコンセントの装備状況はどうなっている?
まず、アルファードのコンセントの装備状況はどうなっているかです。
アルファードの車内コンセントは、年式やグレードによって異なります。
現行モデルでは、ガソリン車にはAC100V・100Wのコンセントが、ハイブリッド車にはより強力なAC100V・1500Wのコンセントが装備されています。
現行モデルの場合、廉価版がないためにすべてのグレードに標準装備でしたが、過去のモデルでは、上級グレードのみの設定で、他はオプションでした。
以下に20系後期以降のAC100Vコンセントの装備状況をお示ししておきます。
区分 | ガソリン車(AC100V100W) | ハイブリッド車(AC100V1500W) | |
---|---|---|---|
40系 | 標準装備(1個) | 標準装備(2個) | |
30系後期 | |||
2021年4月~ | 標準装備(エグゼクティブラウンジ系4個:他は2~1個) | 標準装備(エグゼクティブラウンジ系5個:他は3個) | |
2019年12月~2021年4月 | エグゼクティブラウンジ系に標準装備(4か所:他はオプションで2~1個) | エグゼクティブラウンジ系に標準装備(5か所:他はオプションで3か所) | |
~2019年12月 | エグゼクティブラウンジ系、GFに標準装備(4個:他はオプションで2~1個) | エグゼクティブラウンジ系、G’Fパッケージ、SR’Cパッケージに標準装備(5個:他はオプションで3個) | |
30系前期 | エグゼクティブラウンジ、GFに標準装備(4個:他はオプション) | ハイブリッド車なし | |
20系後期 | 2013年10月 350S/240S”type GOLD 2″に特別装備 | 2011年11月ハイブリッド投入直後のHYBRID G”L Package”に100V100W(2個)特別装備
2012年9月以降オプションで100V1500Wを設定可(3個) |
他の車にはオプションですら設定されていませんでしたから、20系後期ではじめて装備されたときはかなりの先進装備でした。
コンセントがどのように使えないの?症状は?
次に、アルファードのコンセントがどのように使えないのか、症状はどうなのかです。
アルファードのコンセント使用時に遭遇する「使えない」といという問題にはいくつかの事例があります。
全く電源が入らない
コンセントに電気製品を接続しても全く電源が入らない症状です。
どんな電気製品を接続しても電源が入らないのが特徴です。
特定の電気製品が使えない
特定の電化製品が使えないという症状です。
スマホなどの充電器など、使えるものもあるのに、使えない電気製品がある場合です。
アルファードに100Vコンセントが付いているので、これはいいいと、家庭用の電気ポットでお湯を沸かそうとしたのに電源が入らなかったという口コミが典型例です。
追加で接続したら全部使えなくなった
コンセントに追加で電気製品を接続したら全部使えなくなったという症状もあります。
この場合はそれまで正常に動いていたものまですべて使えなくなるようです。
車のバッテリーの消耗が早い
車のバッテリーの消耗が早いというのは、コンセントの使用により、車のバッテリーが異常に速く減少する症状です。
これでは安心して使えませんよね。
電力の不安定
電力の不安定というのは、コンセントからの電力供給が不安定で、電気製品の動作が不安定になるというものです。
電気製品によっては電力供給が不安定では使用できない場合もあるのです。
アルファードのコンセントが使えないときはどうすればいい?
ここでは、アルファードのコンセントが使えないときはどうすればいいということで、原因と対策を説明していきます。
- コンセントが使えない原因?
- こうすれば使える!
コンセントが使えない原因?
アルファードのコンセントが使えない原因です。
車内コンセントが機能しない場合、考えられる原因は以下のようなものです。
AC電源が「ON」になっていない
よくある原因がAC電源が「ON」になっていないというものです。
アルファードのACアクセサリーコンセントは、車のエンジンをかけるか、パワーオンにしたうえでハンドルの右横にあるAC100Vスイッチを押さないと使えないのです。
引用元;https://manual.toyota.jp/alphard/3018/hev/ja_JP/contents/vhch05se050402.php?kw=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88#ch05se0504020507
消費電力の超過
消費電力の超過もよくある話です。
アルファードの場合、ハイブリッド車は1500Wと余裕がありますが、ガソリン車は100Wです。
100Wの容量であれば、電気ポットのように消費電力が大きな電気製品は使えるはずもありません。
電源すら入らないのです。
ガソリン車の100Wというのは相当厳しい容量で、ドライヤーなどのように高温を発生させる電気製品はまず無理です。
保護機能の作動
保護機能が作動している場合もあります。
電気製品によっては、瞬間的に大きな電流が流れ、瞬間電力が、例えばハイブリッド車の場合なら1500Wをこえる場合があります。
こうなると保護機能が働き、アルファードのコンセントの機能が停止することがあるのです。
その場合は、AC100Vスイッチが自動的にOFFになっているはずです。
コンセントの故障
ごく稀ですが、コンセントが故障している場合もあります。
この場合はあらゆる電化製品が使えません。
また、子供のいたずらや飲み物をこぼすことなどで、コンセントに異物が入り、ショートしている場合もあるのです。
バッテリーの消耗
車両のバッテリーが消耗していたり、完全には充電されていない場合にも使用できません。
車載コンピュータにとってはバッテリーの方が重要なのです。
外気温
外気温の影響でアクセサリーコンセントが使えない場合もあります。
外気温が高いときは駆動用電池が高温に、外気温が低いときは駆動用電池が低温になっているため、電力供給ができないか、コンピュータが止めてしまうのです。
電気製品との接続や電気製品の故障
電気製品との接続が不適切な場合や電気製品自体が故障している場合には電源が入らなくて当然です。
こうすれば使える!
アルファードのコンセントが使えない場合、こうすれば使えるという、解決するための具体的なステップをお示しします。
AC電源を「ON」にする
当たり前の話ですが、AC電源を「ON」にしないと使えません。
アルファードの「AC100V」のスイッチはエンジンをかけた時は必ずOFFになっていますから、これを始動のたびにONにしなければならないのです。
ONにするのを忘れていると同乗者からのブーイングを浴びるかもしれません。
良くしたもので、税・送料込み9,500円で30系ハイブリッド車用のAC100Vスイッチ自動ONキットが見付かりました。
残念ながら40系のものは見当たりませんでしたが、ニーズはあるようなので、そのうち製品が出てくるかもしれませんね。
消費電力の確認
使用する電気製品の消費電力をチェックし、アルファードのコンセント仕様に合っているかを確認することも大事です。
特に、ガソリン車の場合は使えないものも多いからなおさらです。
電気製品には必ず消費電力の記載がありますから、確認は難しくないはずです。
合計の消費電力の確認
合計の消費電力がコンセントの供給可能電力を超えて保護機能が働いている場合です。
この場合は、いったんコンセントに接続している電化製品をすべて抜いて、供給可能電力以内に抑えたうえで、AC100Vスイッチを押しましょう。
コンセントの確認
コンセントが故障している場合はディーラーにお願いするしかありませんが、その前に確認すべきことがあります。
コンセントに異物がはいっていないかどうかの確認です。
この場合、AC100Vスイッチを切っておくのは当然ですし、エンジンやパワーもOFFにしておいた方が安心です。
明らかに異物が入っていて取り出せるようなら取り出しましょう。
それだけで回復する場合もあるのです。
バッテリーの残量の回復
車両のバッテリーが消耗するのは、燃料が少なくなり、駆動用バッテリーの残量が不足しているような場合です。
これは給油して、しばらく走行すれば駆動用バッテリーの残量が回復するはずですから、そこでAC100Vスイッチを押せば普通に使えるはずです。
それでも使えないようなら、駆動用バッテリーの劣化という深刻な問題があるのかもしれません。
外気温が高いor低い場合はしばらく待つ
外気温が高い、あるいは低い場合は、バッテリーの温度が高すぎたり低すぎたりするのが問題です。
この場合は、暑すぎる場合は車両を日陰などへ移動し、エアコンで車内温度を調整、しばらくしてから、再度AC100Vスイッチを押せいばいいのです。
要は、バッテリーが適温になるまで待てばいいのです。
電気製品との接続確認や電気製品の確認
電気製品との接続が不適切な場合もあるので、ちゃんとコンセントに挿しているのか、アダプターなどは適切なのかの確認は必要です。
なた、電気製品自体が故障している場合もありますので、家庭のコンセントで使えるかどうかの確認もしてみましょう。
その他の原因の場合
こうした対策を講じても使えない場合は専門家の出番です。
車のバッテリーの消耗が早いとか、電力が不安定というのも、本来なら車載コンピュータが制御するものなので、ユーザーの手に負えるものではありません。
ディーラーに持ち込んで相談するしかありません。
総括:アルファードのコンセントが使えない!その原因と解決策
この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。
- アルファードのACコンセントの装備は20系後期からで、現行40系は全グレード標準装備
- ガソリン車は100W、ハイブリッド車は1500Wで、ガソリン車の100Wでは使えない機器も
- 症状は全く電源が入らない、追加で接続したら全部使えなくなった、特定の製品が使えない など
- 原因はAC100Vスイッチが入っていない、消費電力の超過、バッテリーの消耗、高温や低温、コンセントの故障や異物の入り込み など
- 解決策は、AC100V電源を入れること、消費電力の管理、高温や低温時・バッテリー消耗時は回復するまで待つ など
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だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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