フリードには専用デザインのフロントグリルやエアロ、専用サスペンションなどを採用したコンプリートモデル、モデューロXがあります。
こうした「かっこいい」グレードの設定は各メーカーの常套手段で、普通は売れ筋グレードになるものです。
しかし、フリードの場合、このモデューロXは必ずしも売れ筋ではなく、その原因として「欠点」の存在が囁かれています。
ここでは、このフリードのモデューロXの欠点とは何かをまずチェックします。
また、モデューロXの生産終了という噂とこの欠点は関係があるのか無いのかも考えていきましょう。
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新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
フリードのモデューロXの欠点とは?
まず、フリードのモデューロXの欠点とは何なのでしょうか。
以下の4つの観点から考えてみましょう。
- 価格は?
- 走行性能は?
- リセールは?
- 値引は?
価格は?
最初に、フリードのモデューロXの価格はどうかです。
世の中ではモデューロXのスタイリングや内装については高い評価なのです。
ただ、価格については高すぎるという声が多いようです。
フリードの人気グレードはG・ホンダセンシングとハイブリッドG・ホンダセンシングです。
価格を2WDの6人乗りでそれぞれの価格を比べてみましょう。
G・ホンダセンシング | 2,160,400円 | Modulo X・ホンダセンシング | 2,950,200円 |
ハイブリッドG・ホンダセンシング | 2,583,900円 | HYBRID・Modulo X・ホンダセンシング | 3,256,000円 |
通常の人気グレードとの価格差は70~80万円程度ととても大きいものがあります。
安さが売りのフリードでこの価格差ですから、見た目がカッコよくても手が出ないのかもしれません。
走行性能は?
次に、フリードのモデューロXの走行性能はどうかです。
フリードでモデューロXの走りに関係しそうな特別装備は以下のようなものです。
- 専用フロントエアロバンパー
- 専用サスペンション
- 専用15インチアルミホイール
- 専用サイドロアースカート
- 専用リアロアースカート
このうち、空力関係は実際の走行に影響を与えることはまずありません。
サスペンションについては、専用開発されたダンパーとスプリングを採用していて、「しなやかで気持ち良い走りを実現」しているのだそうです。
少しコツコツした足回りですが、走行性能は想像以上にいいようです。
問題は、専用15インチアルミホイールです。
引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/
10本スポークのスポーティなホイールを履いていますね。
ただ、このタイヤ&ホイールは185/65R15で、純正のベースグレードと全く同じなのです。
これはホンダの考え方のようで、クロスターだろうと、ブラックスタイルだろうとこのサイズで変わらないのです。
フリードという車の性格を考えると、タイヤサイズを大きくして燃費や乗り心地を悪化させるのはいかがなものかという考え方は理解できます。
しかし、これだけの価格差がある割には、エンジンの性能は同じですし、タイヤサイズも変わらないので、走行性能が変わらないように見えるのです。
前述の価格差を考えれば、185/60R16や195/55R16にインチアップするなど、少しカッコよく、走行性能が上がった気分にしてあげてもいい気がします。
リセールは?
次は、フリードのモデューロXのリセールはどうかです。
フリード自体はリセールのいい車で、3年落ちでも7割弱、5年落ちで4割強のリセールを保っています。
問題はフリードのモデューロXのリセールですが、必ずしも人気グレードではないことからリセールも良くはないのです。
やはり人気なのはG・ホンダセンシングとハイブリッドG・ホンダセンシングになってきます。
モデューロXについては3年落ちのガソリン車で人気グレードと比べて、残価率が5~10ポイント、ハイブリッド車でも5ポイント程度の差があるという情報もあります。
高いお金を出してリセールがはかばかしくないとしたらやはり欠点でしょうね。
値引は?
次は、フリードのモデューロXの値引きはどうかです。
問題なのは、「他のグレードはともかく、モデューロXは値引きできない」というようなことを言うディーラーがいることです。
確かにフリードの値引きはシエンタと比べても渋く、モデル末期にもかかわらず25万円が限界だと言われています。
こんな中で、モデューロXの値引きがもっと渋いと言われたら心が折れるというものです。
実際にはフリードのモデューロXでも他のグレードと遜色ない値引きをゲットした方もおられるようです。
ということで、値引きが厳しいということはフリードの中でモデューロXだけに限った話ではありませんし、欠点とは言えないと思います。
フリードのモデューロXの生産終了と欠点との関係は?
では、フリードのモデューロXの生産終了と欠点との関係についてはどうなのでしょうか。
- モデューロXの生産終了とは?
- モデューロXの欠点との関係は?
モデューロXの生産終了とは?
まず、モデューロXの生産終了とはどいうことなのでしょうか。
2023年10月現在、フリードのWebページにModulo X・ホンダセンシングとHYBRID・Modulo X・ホンダセンシングは掲載されています。
そして、セルフ見積もりだってちゃんとできるのです。
ただ、ホンダのフリード以外の車ではモデューロXは生産終了して掲載もされなくなっており、現在掲題してるのはフリードだけのようです。
とはいっても、Webページに掲載されているわけですから、今時点で生産終了ということはないのではないでしょうか。
モデューロXの欠点との関係は?
次に、こんなフリードのモデューロXの生産終了問題とモデューロXの欠点との関係はあるのかです。
最近の話では、フィットモデューロXは2022年9月で生産終了して、新たにフィットRSが発売されました。
フィットモデューロXが生産終了になったのは、このモデルの評価が低く、販売も伸び悩んだからです。
評価が低い理由は以下のようなものです。
- エンジン性能はノーマルモデルと変わらない
- フィットの見た目をドレスアップしただけなら高い
- GRヤリスはエンジン性能からしてノーマルのヤリスとは別の車
GRヤリスは1.6Lターボで最高出力272ps、最大トルク37.7kgmを捻りだすというすごい車で、タイヤだって205/45R17を、最上級モデルは225/40ZR18を履いています。
しかも、6速マニュアルミッションです。
ここまでするかという問題はありますが、フリードの欠点でも説明したように、価格差のわりには走りの性能がパッとしないことがマイナスに働いているのでしょうね。
まとめ
この記事では、フリードのモデューロXの欠点とは何かを考えたうえで、モデューロXの生産終了という情報とこの欠点は関係があるのかどうかを見ていきました。
フリードのモデューロXの欠点というのは、結構値段が高いにもかかわらず、見た目のカッコよさが中心で、走行性能のアップが大したことがないところでしょう。
フリードのモデューロXはまだ生産終了にはなっていないようですが、フィットやS660モデューロXは生産終了に、ステップワゴンやヴェゼルではモデルチェンジ以降モデューロXの投入はありません。
フリードについては、当面はモデューロXを販売していますが、モデルチェンジ後は厳しいものがあるかもしれませんね。
フリードを限界値引きから更に安く購入する方法!
フリードを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
フリードも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
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