フリードとシエンタはまさに好敵手で、それぞれ3列シートを見事にこのサイズに収めている素晴らしい設計の車です。
ただ、あまりにも良く売れているので、同じような車が多く、同じ大きさで別の車が欲しくなる方もおられるかもしれません。
ここでは、まず、フリードとシエンタ以外で同じような大きさの車があるのかを考えてみます。
そして、この大きさで3列シートという条件で、過去に販売されていた車も含めでこの大きさの車をピックアップしてみましょう。
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昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
フリード,シエンタと同じような大きさの車はあるの?
まず、フリード、シエンタと同じような大きさの車はあるかどうかですが、3つの観点から考えてみましょう。
- フリード,シエンタと同じような外寸の車はあるの?
- フリード,シエンタクラスで同じような(3列シート)車はあるの?
- 6人乗りでスライドドアの車はあるの?
フリード,シエンタと同じような外寸の車はあるの?
最初に、フリード、シエンタと同じような外寸の車はあるのかを考えてみましょう。
フリード,シエンタの外寸
フリード、シエンタの外寸はこんな感じです。
項目 | フリード | シエンタ |
---|---|---|
全長×全幅×全高 | 4,295×1,695×1,710mm
4WD車の全高は1,735mm |
4,260×1,695×1,695mm
4WD車の全高は1,715mm |
4.3mを切る全長、5ナンバーサイズの全幅、1.7m前後の全高がポイントです。
フリード,シエンタと同じような外寸の車
フリード、シエンタと同じような外寸の車はあるのでしょうか。
コンパクトSUV
コンパクトSUVの中にはフリード、シエンタと同じような外寸の車はあります。
- ヤリスクロス
- キックス
- RVR
このようにコンパクトSUVの中にはフリード、シエンタと同じような外寸の車はないことはありません。
しかし、全高は1.6m前後でいささか低いですし、最低地上高を確保する必要がありますから、床面が高くなりがちで、室内高はそう高くありません。
ミニバン
ミニバンについては、国産車に限ればフリード、シエンタと同じような外寸の車はありません。
外車でいえばカングーくらいでしょうか。
4m台後半の全長と1.9m前後の全高の2L級のミニバンと4mを切る全長のトール、ルーミー、ジャスティ、デリカD2に挟まれたニッチなマーケットにはまっているのがフリード、シエンタなのです。
フリード,シエンタクラスで3列シートの車はあるの?
フリード、シエンタクラスで3列シートの車はあるのかです。
国産の3列シートの車
まず、国産の3列シートの車を見ていきましょう。
- アルファード(トヨタ)
- ヴェルファイア(トヨタ)
- ノア(トヨタ)
- ヴォクシー(トヨタ)
- シエンタ(トヨタ)
- ランドクルーザー(トヨタ)
- ランドクルーザープラド(トヨタ)
- オデッセイ(ホンダ 2023年冬に再発売予定)
- ステップワゴン(ホンダ)
- フリード(ホンダ)
- エルグランド(日産)
- セレナ(日産)
- CX-8(マツダ)
- アウトランダー(三菱)
- デリカ D:5(三菱)
- ランディ(スズキ)
- RX450hL(レクサス)
- LX570(レクサス)
ご覧いただければわかりますが、今の国産の3列シートはミドルサイズ以上のミニバンとラージサイズのSUVに限られています。
ウイッシュやストリームはミニバンに分類されるのでしょうが、乗用車に近いタイプの3列シート車は今の日本では絶滅状態です。
フリード,シエンタの大きさで3列シートの車は?
フリード、シエンタの大きさで3列シートの車があるといいのですが、前述のリストを見てもわかるように、国産車で、しかも4.3mというコンパクトな全長で3列シートを備えた車はありません。
また、3列シートでなくても、この大きさでこの室内区間を持った車もないはずです。
6人乗りでスライドドアの車はあるの?
フリード、シエンタとも6~7人乗りでスライドドアを備えてているのが魅力です。
最近のミニバンはスライドドアを備えていますが、SUVは基本的にスライドドアではありません。
このため、6人乗れてスライドドアの車はフリード、シエンタ以上のミニバンしかなく、フリード、シエンタが最小サイズなのです。
フリード,シエンタと同じような大きさの車が過去に販売された車であった?
現行の国産車にはフリード、シエンタの大きさの車はないようですし、もちろん3列シートを備えた車はありません。
では、過去に販売された車ではどうでしょうか。
- カローラ・スパシオ
- デリカ・D3
- プレマシー
カローラ・スパシオ
まず、2007年まで販売していたカローラ・スパシオはどうでしょうか。
引用元:http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/corolla-spacio-2/corolla-spacio-2_200509.pdf
全長4,260mm-4,275mm、全幅1,695mm、全高 1,610mm-1,620mmと、いささか全高は低いもののフリード、シエンタとほぼ同じ大きさです。
ただ、3列目のシートは大人が座るのやめた方がいいエマージェンシーシートのようなもので、シエンタの方がマシですし、だからシエンタを後継車に廃止されたのです。
引用元:http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/corolla-spacio-2/corolla-spacio-2_200509.pdf
デリカ・D3
デリカ・D3は2019年まで販売されていましたから、今でも中古車で手に入りそうです。
引用元:https://autocatalogarchive.com/wp-content/uploads/2017/05/Mitsubishi-Delica-D3-Van-2014-JPN.pdf
全長4,400mm、全幅1,695mm、全高1,850mmと、全長が少し長く全高も高いので余裕がありそうです。
3列目シートもしっかりしたつくりのようです。
引用元:https://autocatalogarchive.com/wp-content/uploads/2017/05/Mitsubishi-Delica-D3-Van-2014-JPN.pdf
プレマシー
プレマシーは2018年まで販売されていましたから、これも中古車で購入することは可能でしょう。
引用元:https://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/PREMACY/10081380/
全長4,295-4,340mm、全幅1,695mm、全高1,570-1,590mmと、全高が少し足りませんがフリード、シエンタと同じようなサイズです。
3列目シートも余裕がありそうに見えますね。
引用元:https://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/PREMACY/10081380/
まとめ
フリードとシエンタ以外で同じような大きさの車を探してきましたが、コンパクトSUVで同じような大きさのものはあるものの、7人乗りはさすがに難しいようです。
しかし、カローラ・スパシオやデリカ・D3、プレマシーのように似たようなサイズで7人乗りの車は過去に存在していました。
また、ウィッシュやラフェスタのように少し全長は長いものの、7人乗りできる車もあったのです。
フリードとシエンタ以外で同じような大きさの車が見付からないのは、この市場がニッチだからかもしれません。
もう少しお金を出せば2Lクラスのゆったりしたミニバンが買えるのですからね。
フリードを限界値引きから更に安く購入する方法!
フリードを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
フリードも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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