最近のタントの足元にはサイドブレーキ用のペダルが無くなっているのをご存じでしょうか。
いったいどこに行ったのでしょうか。
そして操作方法はどうすればいいのでしょう。
ここでは、タントのサイドブレーキはどこにあるのか、解除などその操作方法はどうすればいいのかをチェックしておきましょう。
また、電動パーキングブレーキに変わったとしたら、それはいつからかも確認しておきましょう。
タントのサイドブレーキはどこに行った?
タントの1列目はベンチシートなので、左手で操作するタイプのハンドブレーキはもともとありませんでした。
そのかわりに左足で操作するタイプのパーキングブレーキは足元に付いていたのです。
それも、比較的最近まであったはずですが、一部グレードとはいえ見当たらないのです。
これがどこに行ったかというと、ここにあるのです。
引用元:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/
こんなもので物理的にパーキングブレーキがかけられるはずはありません。
そうです、これは電動パーキングブレーキなのです。
タントの電動パーキングブレーキの解除を含めた操作方法
ここでタントの電動パーキングブレーキの解除を含めた操作方法を説明しておきます。
- オートモード
- マニュアルモード
オートモード
タントの電動パーキングブレーキを使う場合は大多数はこのモードだと思われます。
シフトレバーをP以外からPにした時に自動的にパーキングブレーキがかかりますから、操作は解除だけです。
解除するには、ブレーキを踏みながらパーキングブレーキスイッチを押せばいいのです。
引用元;https://www.daihatsu.co.jp/service/torisetu/tanto/pdf/tanto_full_2304.pdf
解除されるとパーキングブレーキ表示灯とスイッチの作動表示灯が消えます。
しかし、全てのドアが閉まり、運転席のシートベルトを装着し、シフトレバーがPとN以外であれば、アクセルを踏むと自動的にパーキングブレーキは解除されます。
なお、オートモードにするにはパーキングブレーキがかかった状態(停車中)でブレーキを踏みながら、パーキングブレーキスイッチをブザーが鳴るまで(ピッ)引き続けます。
マルチインフォメーションディスプレイにその旨表示されます。
オートモードを解除するには停車中にパーキングブレーキを解除した状態でブレーキを踏みながら、パーキングブレーキスイッチをブザーが鳴るまで(ピピッ)押し続けます。
これもマルチインフォメーションディスプレイにその旨表示されます。
ちなみに、パーキングブレーキスイッチを引けば、手動でパーキングブレーキをかけることも可能です。
マニュアルモード
パーキングブレーキをかけるのはパーキングブレーキスイッチを引くだけです。
引用元;https://www.daihatsu.co.jp/service/torisetu/tanto/pdf/tanto_full_2304.pdf
普通のハンドブレーキと同じように走行中にパーキングブレーキをかけて減速、停止させることもできます。
解除についてはオートモードと同じです。
スイッチ一つでパーキングブレーキが操作できるのは多少は便利かもしれませんが、自動的にパーキングブレーキがかかった方が便利なことは間違いありません。
タントの電動パーキングブレーキの装備はいつから?
タントの電動パーキングブレーキの装備は2021年9月の一部改良からです。
このときは、Xターボ、カスタムRS、カスタムRS “スタイルセレクション”にオートブレーキホールド機能、コーナリングトレースアシストとあわせて標準装備されました。
ようするにターボ車のみに装備されたわけです。
その後、2022年10月のマイナーチェンジで搭載グレードは大幅に拡大され、ベースグレードのL以外にはすべて標準装備されるに至っています。
ただ、コーナリングトレースアシストはスマートクルーズパックとしてアダプティブクルーズコントロールなどとセットで55,000円のオプションになりました。
ちなみに、現行のアダプティブクルーズコントロールは電動パーキングブレーキの機能を使っていますので、非装着のLにはオプション設定不可です。
電動パーキングブレーキ導入前はアダプティブクルーズコントロール作動時でもブレーキは保持されなかったので、ブレーキを踏む必要がありましたからね。
まとめ
電動パーキングブレーキはトヨタでもヤリス、アクア、シエンタなんかにはない装備です。
また、ライバルのスズキには電動パーキングブレーキはありませんから大きな武器になるのは間違いありません。
できればN-BOXのように全グレード標準装備にしてもらいたいところですね。
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