エクストレイルは女性の人気も高いようですし、女性が乗っても違和感のない端正さとカッコよさを併せ持った車です。
ただ、車体が大きいからなのでしょうか、運転が難しいという話もあるのです。
ここでは、エクストレイルは運転が難しいのか、難しいとすればどこが難しいのかをまずチェックします。
また、女性や初心者は駐車場が狭いと特に難しいという話もありますので、これも確認し、解決策を考えていきます。
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だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
エクストレイルは運転が難しいところ!本当に運転が難しいの?
まず、エクストレイルの運転が難しいポイントを確認してみましょう。
エクストレイルは運転が難しいのでしょうか。
- サイズが大きい
- 前方の見切りが良くない
- 後側方視界が悪い
- 左側面の下方の視界が悪い
- 左側方の視界がやや悪い
サイズが大きい
エクストレイルは代々サイズが大きくなってきていますので、初代からのサイズを確認しておきましょう。
区分 | 初代(T30) | 2代目(T31) | 3代目(T32) | 現行(T33) |
---|---|---|---|---|
全長 | 4,455mm | 4,635mm | 4,640mm | 4,660mm |
全幅 | 1,765mm | 1,790mm | 1,820mm | 1,840mm |
全高 | 1,675mm | 1,685mm | 1,715mm | 1,720mm |
ホイールベース | 2,625mm | 2,630mm | 2,705mm | 2,705mm |
最小回転半径 | 5.3m | 5.3m | 5.6m | 5.4m |
今でこそ全幅は1,840mmもありますが、2代目までは1,800mmを切っていますので、乗ってみるとずいぶん違う気がします。
ただ、3代目以降の1.8m越えは小さい路地では運転は難しそうです。
最小回転半径は2代目までの5.3mはこの大きさのSUVとしては優秀ですし、現行モデルの5.4mもそう悪くはありません。
ただ、3代目の5.6mは片側2車線の道でのUターンでも少し苦労しそうです。
前方の見切りが良くない
エクストレイルの場合はボンネットが前方に向かって丸みを帯びているせいか、前方の見切りが悪いと言われています。
このため、いささか大き目な車体の車幅感覚が掴みにくいとされ、それが運転しにくいと言われる要因の一つと言われています。
これは3代目から引き継いだ大きな欠点といえるでしょう。
ただ、3代目と比べると4代目はボンネット前方に向けての傾斜が緩やかなので、少し見切りが良くなっているようです。
後側方視界が悪い
エクストレイルの後側方視界の悪さの原因はCピラーの太さとリアクオーターガラスが小さいことです。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/
この小さい窓ですから気休め程度にしかなりません。
ここが小さいのは先代(T32)も同じです。
引用元:https://history.nissan.co.jp/X-TRAIL/T32/1706/interior.html
特に左側方後方の視界が悪いので、死角になりやすい隣接レーンの後側方を走行する車両を検知するBSW(後側方車両検知警報)や 斜め後方の車両を検知するRCTA(後退時車両検知警報)は必須ですね。
ということは標準装備もなく、オプション設定も無いSは避けるべきですね。
左側面の下方の視界が悪い
これはエクストレイル固有の問題ではなく、ほとんどのSUVに共通の問題です。
車高が高いということはドアのガラスの下端も、座面もすべて高いということですから、左側面の下方なんて見えなくなるのです。
だから、エクストレイルのインテリジェントアラウンドビューモニター装着車以外にはサイドアンダーミラーが付いているのです。
保安基準上は、運転席に座って前面と左側面に接する高さ1m、直径0.3mの円柱が確認できなければならないので、確認できなければサイドアンダーミラーが必要になるのです。
引用元:https://www.nissan.co.jp/OPTIONAL-PARTS/NAVIOM/X-TRAIL_SPECIAL/1705/PG/t32cv1-0c667302-425f-4ce9-add4-a1a3012da443.html
ただ、これだって完璧なものではありませんので、視界の悪さは完全にはカバーできないのです。
左側面の下方の視界が悪い
エクストレイル左側方視界ですが、Aピラーの下の三角のパネルが少し気になります。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/
例えばRAV4なんかはこの部分に3角窓を付けて視界を遮るのを防いでいるのです。
引用元:https://toyota.jp/rav4/
ピラー自体はそう太くありませんし、サイドミラーも視界を遮っていませんので、少し残念なところですね。
女性や初心者は駐車場が狭いと特に難しいの?
では、エクストレイルは女性や初心者の場合、駐車場が狭いと特に運転が難しいのでしょうか。
- 車幅の大きさと後方、後側方視界の悪さ、左側方視界の悪さがネック
- 3代目(T32)は最小回転半径の大きさもネック
- インテリジェントアラウンドビューモニターで解決可能
車幅の大きさと後方、後側方視界の悪さ、左側方視界の悪さがネック
通常の駐車場の場合は2,500mm幅で、国土交通省の基準もそうみたいです。
優しい駐車場は300mmの幅で2重線を引きますので、その場合は実質的に2,800mmの幅があるわけです。
この2,500mmの幅に車を停めればいいのですが乗降車には最低600mmのスペースが必要です。
両側の車が300mmずつ余裕をもって停めればいいのですが、現行(T33)エクストレイルなら1,840mm+600mm=2,440mmでギリギリです。
これが5ナンバーなら1,695mm+600mm=2,295mmですから余裕が違うのです。
こんなことを考えないにしても、狭いスペースに大きな車で停めるというのは女性や初心者には心理的負担が大きいのです。
また、後側方視界や左側方視界についても背の低い方の多い女性にとってはなおのこと見づらく、初心者は不慣れなためうんざりするはずです。
特に小さなお子さんがどこにいるかわからない団地の駐車場なんかでは、このあたりの視界が確保できないと厳しいと思います。
3代目(T32)は最小回転半径の大きさもネック
通常の駐車場の通路の幅は3.5mで、3代目(T32)の場合でも駐車できないわけではありません。
ただ、最小回転半径が際立って大きい3代目(T32)は少し困るかもしれません。
ざっくり言って、最小回転半径(5.6m)ー全長の1/2(2,320mm)が道路の幅(3.5m)に収まれば一発で停められないことはありません。
ただ、最初回転半径が小さいと早い段階で駐車枠と直線状態になるので、枠に停めるのに調整も可能ですし、余裕もあります。
最初回転半径が大きい場合は、下手をすると切り返し地獄になり、長めの全長、かなりの全幅がそれに拍車をかけるのです。
インテリジェントアラウンドビューモニターで解決可能
こうした問題も、インテリジェントアラウンドビューモニターである程度解決可能と思われます。
車を真上から見下ろしているような映像で、駐車時に駐車位置の関係をひと目で確認できるので、スムースな駐車が可能になります。
引用元:https://www.nissan-global.com/JP/INNOVATION/TECHNOLOGY/ARCHIVE/IAVM/
また、周辺で動く物体を検知してドライバーに知らせてくれるのもうれしいところです。
引用元:https://www.nissan-global.com/JP/INNOVATION/TECHNOLOGY/ARCHIVE/IAVM/
車の前後左右の4つのカメラの映像を、上空から見下ろしているかのような映像に組み立ててディスプレイ画面に表示する素晴らしいシステムです。
問題はGに標準装備、Xのみオプションですから、必ずX以上を買うことが大事です。
Gにはプロパイロットパーキングが付いていますが、70万円の価格差は目に沁みますよね。
まとめ
エクストレイル(T33)は確かに運転が少しばかり難しい車ですが、今のこのクラスのSUVは同じような悩みを抱えています。
だからといってキックスにできない事情は山ほどあるはずです。
ただ、運転が難しいとはいっても極端に難しいわけではありませんし、インテリジェントアラウンドビューモニターなど、大きく改善するオプションもあります。
全幅の大きさも、よほど狭い道でない限りは慣れていくものですよ。
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だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きやモデルチェンジ直後は各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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