ヤリスクロスの5人乗りは狭い?トヨタの5人乗りならシエンタしか選べない?

ヤリスクロスは40歳代の独身男女をターゲットに開発されたようですが、ファミリーユースで使われている方も多いのではないでしょうか。

ヤリスと違って3ナンバーなので室内は広いと思われるでしょうが、ヤリスクロス、特に後部座席は狭いという評判があるようなのです。

ここでは、ヤリスクロスの5人乗りは狭いのか、口コミでチェックし、その原因を見ていきましょう。

また、トヨタの5人乗りならシエンタしか選べないという話もありますので、このあたりもチェックしておきましょう。

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ヤリスクロスの5人乗りは狭いのか口コミでチェック!

まず、ヤリスクロスの5人乗りは狭いのか口コミでチェックし、その原因を考えてみましょう。

  1. ヤリスクロスの5人乗りは狭いという口コミ
  2. ヤリスクロスの5人乗りが狭い理由

ヤリスクロスの5人乗りは狭いという口コミ

ヤリスクロスの5人乗りは狭いという声を口コミから拾ってみましょう。

  • 身長170cmの運転手の場合でも後部座席の足元はかなり狭く荷室を10cm縮めてリアの足元を広げてほしかった
  • 普段は3人家族で後部座席に妻と3歳の子供が乗るが、後部座席に大人3人乗ると窮屈で足元が狭いのが不満
  • ホイールベースがヤリスとそう変わらないので、後部座席の足元が狭いのだと諦めている
  • 大人が後部座席に乗車しての長距離は厳しいと思う
  • 後部座席は全長が185mm短いライズの方が断然広い
  • SUVはデザイン優先の車で、家族4人がゆったりするならこんなSUVなんか選択するべきではない
  • 前席を後ろまで下げて後席をみると、足も入らないぐらいの絶望的な狭さで、背もたれはリクライニングできず角度も悪いので軽トラみたい
  • 後席はリクライニングもセンターアームレストもなく、足元も超狭いうえ視界も悪く閉塞感のかたまり
  • 後部座席に快適性を求めてはいけない車
  • コンパクトカーなので仕方ないが、後席は狭くリクライニングもないので、身長170cmの私以上の人では長時間の乗車は厳しい
  • 車高があるぶんヤリスほどの圧迫感はないが、身長170cmの運転手のポジションで膝の前に握りこぶし一個も入らないので後部座席は狭いと思う。
  • 妻は十分広いと言っているが、私としてはもう少し広さが欲しいと思う。

ヤリスクロスの5人乗りで後部座席に座った場合、広いという声は皆無と言っていいようです。

ヤリスクロスの5人乗りが狭い理由

ヤリスクロスの5人乗りが狭い理由は2つあります

後部座席のシート幅の狭さ

ヤリスクロスのシート幅は120cmですが、これは大人1人が座るのに必要なシート幅が40cmであることを考えると3人乗れるギリギリの広さです。

ライズは5ナンバーで全幅はヤリスクロスより70mm小さいのにシート幅は同じ120mmです。

SUVなので狭いと言われそうですが、カローラクロスは127cm、ホンダのヴェゼルは126cmあるのです。

たかだか数cmの差ですが、大人が3人乗ると狭いという原因はここにあるのでしょう。

シート幅は5ナンバーのヤリスと変わらないのですから、70mmの全幅の拡大はスタイリングのためだけに使ったと言われても仕方がないのです。

後部座席の足元の狭さ

ヤリスクロスの深刻な問題は後部座席の足元の狭さです。

ライズとサイズを比較してみますが、ライズの方が全長が短いのに室内長はライズの方が110mm長いのです。

区分 ヤリスクロス ライズ
室内長×室内幅×室内高 1,845×1,430×1,205mm 1,955×1,420×1,250mm
荷室長 820mm 755mm
カップルディスタンス(前後席間距離) 900mm
後部座席 幅×奥行×高さ 1,200×800×900mm 1,200×900×1.100mm
(参考)全長×全幅×全高 4,180~4,200×1,765×1,560mm 3,995×1,695×1,620mm

室内長はインストルメントパネルの最も出っ張ったところから後部席のシートバック後端の間の長さといいます。

ヤリスクロスの場合は荷室長がライズより65mm大きいのですが、それにしても室内長に差がありすぎます。

室内長は単純に広さを表すものではありませんし、後席と前席の間隔を示すものではありませんが、画像を見ても足元はライズの方が広い気がします。

ヤリスクロス ライズ

引用元;https://toyota.jp/yariscross/ https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky/

カップルディスタンス(前後席間距離)は前席と後席の腰の位置の差をいうのですが、ライズの場合は900mmありアピールポイントになっています。

カップルディスタンスが900mmあれば、ヤリスクロスのように前席を一番後ろまで下げたら大柄な男性は足の置き場も無いということはなさそうです。

また、ライズはシートの奥行きも100mm長いので、そのぶん窮屈さは無さそうです。

ヤリスクロスの場合、240mmの全長拡大分をスタイリングとラゲージスペースに使った結果、ヤリスと同じ室内長しか確保できていないのですから、これはある種確信犯ですね。

やはりトヨタの5人乗りならシエンタしか選べないの?

ヤリスクロスの5人乗りが狭いのなら、トヨタの5人乗りではシエンタしか選べないということになるのでしょうか。

  1. ヤリスクロスとシエンタのサイズ
  2. トヨタの5人乗りならシエンタしか選べない理由

ヤリスクロスとシエンタのサイズ

まず、ヤリスクロスとシエンタのサイズを比較していきます。

シートサイズについては先代のデータしかありませんが、室内サイズの拡大を考えれば小さくなっていることは考えられないと思います。

区分 ヤリスクロス シエンタ
室内長×室内幅×室内高 1,845×1,430×1,205mm 2,545×1,530×1,300mm

5人乗りの室内長は2,030mm

カップルディスタンス(前後席間距離) 1,000mm
2列目 幅×奥行×高さ 1,200×800×900mm 1,260×900×1.000mm(先代)
3列目 幅×奥行×高さ 950×500×900mm(先代)
(参考)全長×全幅×全高 4,180~4,200×1,765×1,560mm 4,260×1,695×1,695〜1,715mm
(参考)最小回転半径 5.3m 5.0m

全長はシエンタが80mmほど長いのですが、全幅はヤリスクロスの方が70mmほど広いので、コンパクトカーとしては同じようなカテゴリーとみていいでしょう。

最小回転半径はヤリスクロスの5.3mに対して5.0mなので、ヤリスクロスの方が取り回しはかなりいいはずです。

7人乗り前提なので、スペース効率は極めて高く、室内長の長さは7人乗りは当然として5人乗りでも圧倒します。

5ナンバーなのに室内幅は3ナンバーのヤリスクロスよりも100mmも広いのです。

2列目シート幅は1,470mm(5人乗りは1,490mm)だった先代(現行モデルは1,530mm)でも1,260mmと広く、ヤリスクロスを圧倒します。

カップルディスタンスは2列目を一番後ろまで下げて1,000mm3列の場合は1列-2列が870mm、2列-3列が725mmですから、2列目の足元はスライドを一番前にしてもライズクロスよりは広いはずです。

荷室容量はVDA方式で5人乗りが449Lヤリスクロスの390Lを大きく上回るのは当然ですが7人乗りでも3列目シートを畳めば445Lというのはすごいですね。

トヨタの5人乗りならシエンタしか選べない理由

ヤリスクロスが狭いなら大きめのSUVを選べばいいのは確かです。

ただ、そうなると価格も高くなりますし、ボディサイズも大きくなるので、コンパクトSUVから離れていってしまいます

その点、シエンタならサイズ感はむしろコンパクトですし、価格も10万円くらい高いだけです。

2列目の広さはシート幅も足元もヤリスクロスと比べれば圧倒的に広く、7人乗りを選べばいざという時用に2人分の座席も確保できます。

アウトドアユースには450Lのラゲージスペースがあればどうにか1泊のキャンプもこなせそうです。

ガソリン車の4WDが無くなったので本格4WDが選べないのは少しだけ残念ですが、E-Fourで問題があるシチュエーションはライズクロスでもそれほどないはずです。

スタイリングもプロテクターなんかでSUVっぽく仕上げていますから、悪くないのではないでしょうか。

引用元:https://toyota.jp/

まとめ

ヤリスクロスに体格のいい大人が5人乗るのはかなり無理がありますし、長距離ドライブなんか考えない方がいいです。

シート幅もそうですが、前後の座席の間隔が狭いので足元が厳しいうえにとても閉塞感があるのです。

5人乗るなら選ぶ車はいくらでもありますが、SUVテイストでゆったり乗れて、価格も変わらず、荷物も積みたいならシエンタ一択です。

あのスタイリングが好きかどうかはありますが、悪くないと思われるなら、スペース効率が圧倒的なシエンタはおすすめですよ。

 

ヤリスクロスを限界値引きから更に安く購入する方法!

ヤリスクロスを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

ヤリスクロスも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約294万円とかなりの高額になっています。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。

だからといって、諦める必要はありません。

方法はあるのです。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

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