腰痛持ちに評判の悪いヤリスクロスの乗り心地が改善?ハイブリッド車も?

「ヤリスクロスがひどい?乗り心地や視界が悪いしシートが原因で腰痛?」にもあるようにヤリスクロスの乗り心地には問題があるようです。

腰痛を訴えられる方も多いようで、腰痛持ちにはつらい車なのかもしれません。

このヤリスクロスの乗り心地が改善したという話がありますので、まず、そのあたりを紹介しておきましょう。

また、ハイブリッドの乗り心地も改善できるのかもチェックしておきましょう。

腰痛持ちにつらいヤリスクロスの乗り心地は改善する？

まず、腰痛持ちにつらいというヤリスクロスの乗り心地の悪さの理由と、改善するにはどうすればいいかを説明していきましょう。

ヤリスクロスの乗り心地が悪い理由

ヤリスクロスの乗り心地が悪い理由、路面の突き上げ感の大きい原因は軽い車体に大径タイヤを履かせているからです。

これは同じようなライトウエイトSUVであるライズも同じで、4WDやハイブリッドで車両重量が重くなるとマシになるのです。

また、腰痛の方にとってはシートが柔らかくてお尻が沈み込み、その結果不自然な姿勢で長時間座ることもこたえるようです。

路面の突き上げとシートの柔らかさ、これがヤリスクロスの乗り心地が悪い理由なののです。

乗り心地を改善するにはどうすればいい？

では、ヤリスクロスの乗り心地を改善するにはどうすればいいのでしょうか。

車体が重いグレード、できればハイブリッドの4WDを選ぶ

ヤリスクロスを買ってからではどうしようもありませんが、突き上げがきつい理由の一つが車体の軽さですから、車体が重いグレードを選べばいいのです。

特に後輪への荷重が効く方が効果があるようですから、後輪部にバッテリーのあるハイブリッドは有効ですし、モーターや後輪伝達装置のある4WDは有利なのです。

また、4WDのサスペンションだけ乗り心地でも有利なダブルウィッシュボーンなのもいいところです。

引用元：https://toyota.jp/yariscross/

そして、E-Fourとなれば万全です。

もちろん、何かを積んで重くする手もありますが、重くなることは燃費悪化につながりますから意味のあるハイブリッド、4WDを選択したいところです。

18インチを履いているなら16インチにインチダウンする

ヤリスクロスの場合、18インチを履いていても16インチまではインチダウンすることは可能です。

15インチは未確認ですが、16インチで設計されているはずですから、ブレーキキャリパーなどと干渉することが懸念されます。

ヤリスクロスの乗り心地の悪さは路面からの突き上げが原因ですから、インチダウンしてタイヤの扁平率を上げれば大きく改善します。

扁平率が上がればタイヤの高さが高くなり、タイヤの中の空気の層が厚くなります。

空気の層が厚ければ厚いほど路面の凸凹を空気が吸収してくれますから、その効果は大きいのです。

サスペンションをいじる

ヤリスクロスに限らず乗り心地はサスペンションとその設定が決定します。

ということは、スプリング、あるいはショックアブソーバーを交換してもっと減衰力強い、乗り心地のいいものに換えてやればいいのです。

また、「ネオチューン」というショックアブソーバーの中のバルブやオイルを交換する方法もあって、これは乗り心地重視の観点らしいのです。

コストも安くおさまりますし、これでヤリスクロスの乗心地が大きく改善したという報告もありますので、おすすめかもしれません。

腰痛を改善するクッション（柔らかいシート対策）

腰痛の原因は柔らかすぎるシートですから、根本的に改善するにはシートの交換がベストですが、Zなんかだとパワーシートを捨てることになります。

また、いいシートというのはとても高価なものです。

腰痛の方にはクッションを使うというエコノミーな対策も有効です。

座布団タイプのクッションでも体圧を分散するのでお尻の沈み込みは防げますし、腰痛対策用のクッションならさらに有効です。

たとえばこの製品は税込み28,600円＋送料660円と高価ですが、3Dフィット形状や衝撃吸収ジェルで効果がありそうですね。

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ハイブリッドの乗り心地の乗り心地も改善する？

ヤリスクロスの場合、足回りはガソリン車もハイブリッド車も同じです。

ただ、ハイブリッド車はガソリン車より50キロほど重いので、少しだけ乗り心地はいいはずです。

しかし、突き上げが強いという傾向は変わりませんので、改善は必要かもしれません。

乗り心地が悪い原因はガソリン車でもハイブリッドでも変わりませんし、シートが柔らかいという点も共通です。

このため、前項で説明した解決策はハイブリッドの乗り心地改善にも有効です。

まとめ

ヤリスクロスの乗り心地が良くないことは周知のことですし、原因もある程度明確です。

軽い車体に大径タイヤという基本的な問題はどうしようもありませんので、抜本的な改善は難しいところもあります。

それでも、ある程度の改善は見込めますので、試してみる価値はあると思いますよ。