ランクル70はオーストラリアでも高い人気を誇っていて、いまだに販売されています。
ランクル70ファンの中にはオーストラリア仕様のランクル70に乗りたい方もおられるでしょうし、販売していない日本ではなくオーストラリアからの入手を考えておられるかもしれません。
そうなるとオーストラリア現地価格や逆輸入経費が気になることでしょう。
ここではまず、ランクル70のオーストラリア現地価格はどれ位かを確認します。
また、逆輸入にかかる経費がどれくらいかかるかについても解説します。
オーストラリア仕様のランクル70を手に入れるための参考にしてくださいね。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ランクル70のオーストラリア現地価格はどれ位?
まず、ランクル70のオーストラリアでの販売状況と現地価格はどれ位かをチェックしておきましょう。
- ランクル70のオーストラリア仕様
- 日本では販売終了したがオーストラリアでは販売している
- オーストラリア現地価格
ランクル70のオーストラリア仕様
まず、ランクル70のオーストラリア仕様です。
引用元:https://www.toyota.com.au/landcruiser-70
そうですよ、日本では販売されていないランクル70はオーストラリアでは販売されているのです。
2007年3月からオーストラリア仕様ではフロント周りの意匠を大幅変更しています。
日本では2004年に販売が終了しましたが、2014年8月から2015年6月まで日本でも期間限定販売されたものはこのタイプなので見た目はそっくりです。
70系最終モデル(2004年) | 70系再販売モデル(2014年) |
引用元;https://kyoto-toyota.jp/recommended/landcruiser/lc_catalogarchive
日本仕様と見た目で違うのはボンネットの右サイドからフロントピラー沿いにルーフまで伸びるシュノーケルです。
これはエアクリーナーに接続していて、ルーフの前頂部あたりの空気を吸うことで、土やホコリ、水などがエンジンに吸い込まれないようにしているそうです。
また、オーストラリア仕様のランドクルーザー70は4.5リッターのV8インタークーラー付きターボディーゼルエンジンを搭載しています。
日本での再販モデルのランドクルーザー70は4リッターのV6エンジンでしたからオーストラリア仕様のトルクは圧倒的です。
日本では販売終了したがオーストラリアでは販売している
ランクル70は2004年7月に日本国内での販売を終了しました。
1984年の発売ですから、販売期間20年という息の長いモデルでした。
その後、2014年8月25日に70系の発売30周年を記念して、2015年6月30日生産までの期間限定で約10年ぶりに復活したのです。
ただ、その後は再発売の噂はあったものの、日本では販売されていません。
しかし、こういう直線基調のデザインはオーストラリアでは人気があるのか、外観や各部のリファインを行って未だに販売されているのです。
200系も販売されていましたし、300系も現在販売しているのですが、それと並行して70系も販売されているのです。
オーストラリア現地価格
オーストラリアでは2人乗りピックアップのシングルキャブ、4人乗りピックアップのデュアルキャブがありますが、ここではSUVタイプの価格を紹介しておきましょう。
オーストラリアでは税金込みの総額表示をしなければならない決まりになっていますので、物品サービス税10%が含まれているはずです。
グレード | 価格 | 摘要 |
---|---|---|
LC76 GXL | 73,100オーストラリアドル | 4ドア、5人乗り |
LC78 GXL | 76,150オーストラリアドル | 2ドア、5人乗り |
LC76 ワークメイト | 69,000オーストラリアドル | 4ドア、5人乗り |
LC78 ワークメイト | 72,950オーストラリアドル | 2ドア、2シート |
ちなみに、それぞれのボディタイプはこんな感じです。
LC76 GXL | LC78 GXL |
LC76 ワークメイト | LC78 ワークメイト |
引用元:https://www.toyota.com.au/landcruiser-70
オーストラリアドルが2023年4月24日現在で1ドル = 89.71円です。
ということは、619万円から688万円ですから、2014年発売当時の360万円と比べるとずいぶん高価です。
ちなみにピックアップタイプはデュアルキャブで 73,100から77,200ドル、日本にはないシングルキャブで70,550~74,650ドルです。
日本では350万円でしたから、これもかなりお高いです。
ランクル70のオーストラリアからの逆輸入経費はどれ位?
ランクル70をオーストラリアから逆輸入する際はいろんな経費がかかってきます。
- 輸送費用
- 消費税
- 検査・登録費用
輸送費用
オーストラリアから日本までの輸送費用は、船舶と陸送をあわせておよそ30万円から40万円程度です。
輸入業者を手配するのに追加で20万円くらいかかるかもしれません。
輸送方法や、保険料などによって費用が変動することがありますので、複数の輸送業者から見積もりを取ることをおすすめします。
消費税
輸入車には関税はかかりませんが、消費税10%がばっちりかかってきます。
ということは60万円以上は払う必要があるということですが、オーストラリアの物品サービス税10%は、輸出されるものにはかかりません。
ということは、先ほど紹介した新車価格からは差し引きゼロということになります。
検査・登録費用
排ガス申請、予備検査、車検等で諸費用は50~60万円はかかると思っておいたほうがいいでしょう。
合計費用
これらの費用を合計すると、ランクル70の逆輸入経費はおよそ100万円から120万円です。
余裕をもって150万円くらいは覚悟しておいた方がいいでしょう。
まとめ
ランクル70のオーストラリア現地価格は、新車でおおよそ7万オーストラリアドルで、日本円にして600万円程度とかなり高価です。
また、逆輸入経費も150万円くらいかかるとなると、とても高い買い物ですが、日本ではもう買えないこと、日本と同じ右ハンドルであることなど、欲しくなる気持ちはわかります。
ただ、2023年9月頃にランクル70系の再度の期間限定販売という噂もあります。
仮に販売されてもものすごい競争になるでしょうが、この情報を待つ手もありますよ。
ランクルを限界値引きから更に安く購入する方法!
ランクルを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ランクルも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約800万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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