2022年10月、待望のPHVがハリアーにも投入されました。
バッテリーに充電した電気だけで93キロも走れるという優れものですが、ベース車より100万円以上高いとなると考えますよね。
そんなときに頼りになるのが補助金です。
ここではハリアーPHVでもらえる補助金にはどんなものがあるのかをまずチェックします。
そして、補助金額はいくらか、外部給電機能があれば増額されるのかもチェックしていきましょう。
ハリアーPHVでもらえる補助金にはどんなものがある?
まず、ハリアーPHVでもらえる補助金ですが、令和4年度で言えば「電気自動車・プラグインハイブリッド車・燃料電池自動車等の導入補助事業」です。
これは、国の令和3年度補正予算と令和4年度当初予算で実施しています。
この補助金は電気自動車や燃料電池自動車に加えてPHVも補助対象にしています。
対象車両にはRAV4のPHVは記載されていますが、同様のシステムのハリアーPHVも対象になるはずです。
ただ、この補助金は予算額を使い果たしたらもらえなくなります。
今年度の受付終了も11月中旬目処と言われていますから、これからの申し込みは厳しいものがあります。
また、経済産業省のこの手の補助金は年度によって対象や取り扱いが変わるので、来年も同じスキームの補助金があるかどうかはわかりません。
後述する補助金額も変わる可能性がありますので注意が必要です。
補助金額はいくら? 外部給電機能があれば増額されるの?
では、そのハリアーPHVでもらえる補助金の金額はいくらなのでしょうか。外部給電機能があれば増額されるのでしょうか。
まず、基本的な補助金額ですが、プラグインハイブリッド車の場合の上限は45万円になります。
ただ、これに車載コンセント(1500W/AC100V)から電力を取り出せる給電機能がある車両は10万円の割り増しがあります。
環境性能に加え、災害時にも非常用電源として活用可能というのがポイントになるわけです。
ご存じのとおりハリアーPHVにはAC100V1500Wのコンセントがあります。
また、ヴィークルパワーコネクターが付いていて外部に電力を供給することもできます。
引用元:https://global.toyota/jp/download/23992644/
というわけで、令和4年度は、補助金申請に間に合えば55万円の補助金がもらえるのです。
令和3年度は50万円でしたから、少しだけ増額されたわけです。
これだけの補助金をもらえれば、ハリアーPHVを買ってもいいかなと思えそうですね。
ちなみに、この補助金をもらったら地域で災害等が生じた場合、可能な範囲で給電活動等に協力を求められる可能性があるそうです。
まとめ
ハリアーPHVの補助金についてご説明してきましたが、気の利いたディーラーなら紹介してくれるはずです。
ただ、この手の経済産業省の補助金は毎年度変わりますし、制度も面倒です。
また、例年10月か11月には予算を使い切るので、それ以降は補助金はもらえません。
額が大きいので、もらえなかったらショックですよね。
ハリアーPHVを買おうと思われているなら「PHV 補助金」と検索エンジンに入れて、まめに検索することをお勧めします。