CX-5はガソリン車もディーゼル車もi-stopというアイドリングストップシステムを装備しています。
そのためにバッテリー交換にはリセット作業が必要になってきます。
ここでは、まず、CX-5のバッテリー交換とリセットのやり方をご説明します。
また、交換自体は自分でできるのか、そして、交換時期と費用はどうなのかついてもチェックしておきましょう。
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新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
CX-5のバッテリー交換とリセットのやり方
まず、CX-5のバッテリー交換とリセットのやり方をご説明しておきます。
- CX-5のバッテリー交換方法
- CX-5のバッテリー交換をするときのリセットのやり方
CX-5のバッテリー交換方法
CX-5のバッテリーはエンジンルームの左側にあって、結構な大きさです。
とても重いのがネックですが、これでバッテリーをCX-5から取り外し、新しいバッテリーを装着して逆の手順で装着すればいいわけです。
バッテリー交換の場合はメモリーバックアップを取るものですが、後述のリセット作業の関係でCX-5にはその必要はありませんし、バックアップをしてはいけません。
CX-5のバッテリー交換をするときのリセットのやり方
CX-5に限らずアイドリングストップ車のバッテリー交換時にはリセット作業が必要になります。
車載コンピューターが記憶しているバッテリー充放電積算量が規定値を超えた場合はi-stopが効かなくなるのでこれをリセットする必要があるのです。
この手順は以下のとおりです。
充放電積算量のリセット
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押し「IGN」状態にする(パワーウインドウなどが動く車載電源が入った状態です)
- ブレーキを踏んでギアを「N」にする
- ブレーキペダルを踏んだ状態で、5秒間以上アクセルペダルを踏込む
- ブレーキペダルを踏んだ状態で、充電警告灯とマスタ警告灯が点滅(または点灯)することを確認する
- ブレーキペダルを踏んだ状態で、アクセルペダルを踏む、戻すを 3 回繰り返す
- ブレーキペダルを踏んだ状態で、充電警告灯が点灯し、マスタ警告灯が消灯することを確認
- ギアを「P」にして、ブレーキペダルから足を離す
- スタートボタンを1回押し、「OFF」にする
- バッテリ (−) 端子を切離す
バッテリー状態初期設定(i-stop 設定)
- バッテリのマイナス端子を切離して5分間以上経過させる
- 電流センサ―のコネクタを切離す(バッテリー状態を誤学習することを回避するため)
- バッテリのマイナス端子を接続し、10秒以上待つ
- 電流センサーのコネクタを接続する
- スタートボタンを2回押してイグニッション「ON」にし、15秒以上(1分以内)待つ
- 「i-stop OFF」スイッチを押し続け、緑色のi-stop表示灯が約10秒点滅するのを確認する(橙色のi-stop警告灯の点滅はバッテリー点検、点灯は手順誤り)
- スタートボタンを1回押し、「OFF」にする
- ボンネットを閉じる
- エンジンを始動して、灯火や電装品を点けずに、水温40度になるまで(低水温表示が消えrだけではだめでラジエターが熱くなるまで)完全暖機する
- ステアリング左右にロックtoロックする(ステアリング舵角センサーの初期設定)
- エンジンを切る
- エンジンを始動してエンジンを始動し緑色のi-stop表示灯が消灯していることを確認する
- 時速4 km以上で走行し、緑色のi-stop表示灯が点灯することと停止した時に正常にアイドリングストップが働くことを確認する
パワーウインドシステム初期設定(AUTO操作の有効化)
- エンジンスイッチをONにする
- パワーウインドのスイッチで運転席側のフロントドアガラスを全開にし、この状態で約2秒以上スイッチを押し続ける
CX-5のバッテリー交換自体は自分でできるの? 交換時期と費用は?
では、そんなCX-5のバッテリー交換自体は自分でできるのでしょうか、また 交換時期と費用はどうなのでしょうか。
- CX-5のバッテリー交換自体は自分でできる
- CX-5のバッテリーの交換時期と交換費用は
CX-5のバッテリー交換自体は自分でできる
現行CX-5のバッテリーはガソリンエンジン車はQ-85、ディーゼルエンジン車はQ-95ですが、Q-85で17.5~18キロ、Q-95は20キロ前後というとんでもない重さです。
女性や腕力の無い男性では無理ですが、2人がかりにせよ、この重さを無理無くエンジンルームまで持っていける腕力があれば自分でも交換できるでしょう。
ただ、万が一交換中に落とすようなことがあればバッテリーだけでなく大事なCX-5にも傷が付く可能性もありますから、ご注意ください。
CX-5のバッテリーの交換時期と交換費用は
そんなCX-5のバッテリーの交換時期と交換費用です。
CX-5のバッテリーの交換時期
アイドリングストップ車のバッテリー寿命は18ヶ月または3万kmとされていてアイドリングストップ無しに比べて半分くらいです。
ただ、これは推奨値であって、CX-5のバッテリーの交換時期はだいたい2~3年のようです。
一般的にアイドリングストップ車のバッテリーは高性能で大容量なのですが、負荷はそれ以上に大きく長くはもたないのです。
アイドリングストップ車の場合は普通はエンジンが始動できないとなる前に、アイドリングストップしなくなりますから、そうなったら絶対に交換すべきでしょう。
CX-5のバッテリーの交換費用は
CX-5のバッテリーの交換費用はディーラーで交換すれば3万円台後半から4万円といったところです。
Q-85にしろQ-95にしろ、アイドリングストップ車のバッテリーは高価なのです。
ただ、ネットで買えばはるかに手に入れることができます。
CX-5のガソリンエンジン車用のバッテリーはQ-85ですが、このBOSCHの製品は税・送料込み15,690円です。
また、CX-5のディーゼルエンジン車のバッテリーは初代がT-110、2代目の現行モデルがQ-95です。
T-110については、このBOSCHの製品が税・送料込み17,900円です。
また、Q-95はこれもBOSCHですが、税・送料込み19,799円で手に入ります。
自分でバッテリー交換すると廃バッテリーの処分が心配ですよね。
しかし、バッテリーはリサイクルのニーズがあるので、オートバックスでは無料で引き取ってくれますし、ネットでも着払いで回収してくれるところはいくらでもあるのです。
また、ネットで買ってディーラーに取り付けてもらう手もあります。
ディーラーさえ引き受けてくれれば千円か二千円くらいでリセットから廃棄までしてくれますからおすすめです。
他メーカーの車ですが、私はそうしてもらいましした。
まとめ
CX-5のバッテリー交換の場合は車載コンピューターが記憶しているバッテリー充放電積算量のリセットにOBD診断機やOBDテスターは不要です。
何の機械も要りませんから、体力さえあれば交換はいくらでもできるのです。
ただ、20キロというとんでもない重さなので、私としてはネット購入とディーラーでの取り付けをお勧めします。
CX-5を限界値引きから更に安く購入する方法!
CX-5を新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
CX-5も安全装備の充実等によりディーゼルの最上級グレードの車両本体価格が約390万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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