新型ハスラーは非常に好調なセールスなのですが、意外なことに何回か生産中止、出荷停止ということがあったようです。
ここでは、そんな新型ハスラーの生産中止やターボの出荷停止はどうなったのかをまず確認します。
そしてその原因は何なのか、言われているように納期遅れなのかをチェックしていきましょう。
新型ハスラーの生産中止やターボの出荷停止はどうなった?
まず、新型ハスラーの生産中止やターボの出荷停止はど、これまでにどのような生産中止や出荷停止があったのかを確認していきます。
ちなみに工場の計画的な操業停止については2021年12月以前もありますが、それ以前は割愛します。
なお、ターボ車に限っての生産中止や出荷停止という情報はありませんし、リコールやサービスキャンペーンも無いようです。
- 2020年2月のハスラーの生産中止
- 2022年1月のハスラーの生産中止(工場の操業停止)
- 2022年2月のハスラーの生産中止
- 2022年2月のハスラーの生産中止(工場の操業停止)
- 2022年4月のハスラーの生産中止(工場の操業停止)
- 2022年6月のハスラーの生産中止(工場の操業停止)
2020年2月のハスラーの生産中止
2020年2月に報道で明らかになった生産中止は、ハスラーのうちNA(自然吸気)エンジンであるR06Dを搭載する全グレードでした。
具体的には、HYBRID XとHYBRID Gでした。
2022年1月のハスラーの生産中止(工場の操業停止)
2022年3月31日にスズキから報道発表されました。
「スペーシア」「ハスラー」「ワゴンRスイル」を生産している静岡県湖西市の湖西工場で1月22日(1稼働日)終日、 1月6~8、27、28、31日(6稼働日)2勤操業を停止するということなので、一応生産中止です。
2022年2月のハスラーの生産中止
2022年2月に代理店筋から明らかにされた生産中止は以下のグレードです。
- HYBRID G(デュアルブレーキサポート非装着車)
- 全方位モニター付き全グレー
このときは、この生産中止にかかるすべてのグレードの受注を停止するよう指示があったようです。
2022年2月のハスラーの生産中止(工場の操業停止)
2022年3月31日にスズキから報道発表されました。
「スペーシア」「ハスラー」「ワゴンRスマイル」を生産している静岡県湖西市の湖西工場で2月の1~3日の3稼働日で2勤操業を停止するということなので、一応生産中止です。
2022年4月のハスラーの生産中止(工場の操業停止)
2022年3月31日にスズキから報道発表されました。
「スペーシア」「ハスラー」「ワゴンRスマイル」を生産している静岡県湖西市の湖西工場で4月の4、5日の2稼働日で終日操業を停止するということなので、一応生産中止です。
2022年6月のハスラーの生産中止(工場の操業停止)
2022年6月1日にスズキから報道発表されました。
「スペーシア」「ハスラー」「ワゴンRスマイル」を生産している静岡県湖西市の湖西工場で6月の3、6、13日の3稼働日で終日操業を停止するということなので、一応生産中止です。
新型ハスラーの生産中止や出荷停止の原因は?納期遅れ?
では、新型ハスラーの生産中止や出荷停止の原因は何なのでしょうか。噂されるように部品の納期遅れなのでしょうか。
- 2020年2月のハスラーの生産中止はエンジンからの異音が原因
- 工場の操業停止の原因は半導体を含む部品供給不足
- 2022年2月のハスラーの生産中止の原因は不明
2020年2月のハスラーの生産中止はエンジンからの異音が原因
2020年2月のハスラーの生産中止はエンジンからの異音が原因でした。
これはNA(自然吸気)エンジンに限定されたもので、ターボ車は生産中止にはなっていません。
ちなみに、2020年4月23日付のサービスキャンペーンでR06D型エンジンの不具合が明らかにされています。
ピストンのスカート部に施されている固体潤滑材のコーティング不適切により、エンジン運転中に剥がれて、ピストンとシリンダが金属接触することでピストンが摩耗し、異音が発生するおそれがあるとのことでした。
ピストンを対策品に切り替えれば解消するので、3月くらいには生産を再開したようです。
工場の操業停止の原因は半導体を含む部品供給不足
工場の操業停止の原因は半導体を含む部品供給不足です。
これは2021年も実施していましたからウクライナ問題ではなく、新型コロナ禍に端を発するものと思われます。
これまでは工場を変えて、結果的には車種を変えて操業停止をしていましたが、2022年7月以降は操業停止は行っていないようです。
多少なりとも改善してきたのかもしれません、
2022年2月のハスラーの生産中止の原因は不明
2022年2月のハスラーの生産中止の原因は不明です。
ただ、ハスラーの納期を早くしたければ全方位モニター車は避けた方がいいと言われていたようですし、こうしたシステムは半導体の塊です。
スズキは全くアナウンスしていませんが、不足しがちな半導体については本体製造を優先したのかもしれませんね。
まとめ
ハスラーについてはNA(自然吸気)エンジンのトラブルはありましたが、生産中止の原因は基本的に半導体不足です。
ハスラーは人気車なのですが、納期は4か月で、2トーンカラーになると6か月待ちという情報さえあります。
極端な操業停止は無いと思われますが、早く入手したければ早めの発注が必要かもしれません。
また、売れ筋グレードであるHIBRID Gの納期が早いという情報がありますのでディーラーに確認してみてもいいかもしれませんね。
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