新型ハスラーにはすべてのグレードにターボ車とノンターボ(NA)車の設定があります。
ターボ車の場合は普通車並みの動力性能があるうえそれほど価格差もないのでターボ車を選ぶ方も多いと思います。
ただ、新型ハスラーにはターボはいらないという意見もあり、ノンターボ(NA)でも十分パワーがあるという声も上がっているのです。
その一方で、新型ハスラーにターボは必要という声もあるのです。
ここでは新型ハスラーにはターボはいらないというのはどういう理由なのかをまず検証します。
また、ターボが必要という理由も見たうえで、いらないのか必要なのか、どっちなのかを考えていきます。
併せて、新型ハスラーはノンターボ(NA)でも十分パワーがあるという情報についてもチェックしておきます。
- 新型ハスラーにはターボはいらない理由
- 新型ハスラーにターボが必要な理由
- 新型ハスラーにターボはいらないのか、必要か
- 新型ハスラーにターボはいらないという声、必要という声
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詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
新型ハスラーにはターボはいらない理由とは?
では、新型ハスラーにはターボはいらないというのはどういう理由なのかを確認し、検証してみます。
- 価格が高いからいらない
- 燃費が悪いからいらない
- 壊れやすいからいらない
- 扱いが面倒だからいらない
- 維持費がかかるからいらない
価格が高いからいらない
まず、ターボは価格が高いからいらないということです。
新型ハスラーのターボとノンターボ(NA)の価格差は「ハスラーのターボなし(NA)は高速道路で怖い?横風や山道でパワー不足?」で整理しています。
価格差は「HYBRID X」は100,100円、「HYBRID G」は133,100円で、ターボ車の価格差としては比較的小さいのではないかと思います。
ただ、ターボが必要ない方、価格差ほどの価値を感じない方にとっては無駄な出費です。
特に買い物程度の街乗りが中心なら、価格差ほどの恩恵は無いかもしれません。
燃費が悪いからいらない
次は、ターボ車は燃費が悪いからいらないということです。
新型ハスラーのターボとノンターボ(NA)の燃費も「ハスラーのターボなし(NA)は高速道路で怖い?横風や山道でパワー不足?」で整理しています。
ざっくり言ってターボ車の方が1割程度燃費が悪いのですが、ハイパワーを絞り出すためには燃料が必要ですから仕方のないことです。
ただ、ハイパワーが必要ない方、ハイパワーが必要な急な上り坂なんかを走らない方は燃費を取るのかもしれませんね。
壊れやすいからいらない
次は、ターボ車は壊れやすいからいらないということです。
新型ハスラーのターボとノンターボ(NA)、どちらが壊れやすいかといえばターボ車です。
ターボチャージャーという数十万回転というような高速回転するタービンを持った装置が余分についていますし、エンジンにだって無理をさせているからです。
寿命も長くなったとはいえ、ノンターボ(NA)の方が長いのは考えるまでもないのです。
扱いが面倒だからいらない
次は、ターボ車は扱いが面倒だからいらないということです。
新型ハスラーのターボは扱いが面倒かというと、これは考え方次第です。
昔のターボはタービン等が冷えるまでエンジンを動かしてオイルを回していましたし、そのためのターボタイマーというものもありました。
今はそこまではしなくていいのですが、ターボのことを考えればオイルが回るまでは発進しない方がいいですし、停車後も回転が落ち着くまでエンジンは切らない方がいいのです。
また、エンジンが暖まるまではフルスロットルにしない方がいいなど、長持ちさせたければ丁寧に扱う必要があると言われています。
もちろん、こんなことを全く考えなくてもいいのですが、壊れやすくなったり、寿命に影響する可能性は覚悟すべきかもしれません。
維持費がかかるからいらない
次に、ターボ車は維持費がかかるからいらないということで。
新型ハスラーに限らず、ターボ車のエンジンオイルはノンターボ車(NA)以上に頻繁に変えなければなりませんし、エンジン冷却水のチェックも重要です。
というのも、エンジンオイルはターボチャージャーのベアリング部分の潤滑や冷却に使われているので、小さなゴミでもベアリング部分の破損につながるのです。
ターボ車の故障原因の多くがべアリング部分の破損といえばその重要さがおわかりいただけると思います。
また、冷却水が不足したり、汚れてい場合にはベアリングの冷却が不十分となる場合もあるので、ノンターボ車(NA)以上のメンテナンスが必要なのです。
ここまで新型ハスラーにターボがいらないと言われるデメリットになる理由について見てきました。
次はターボが必要というメリットの点から見ていきましょう。
新型ハスラーにはターボはいらないわけがなく必要な理由とは?
では、新型ハスラーにはターボはいらないわけがなく、必要という意見もありますので、どういう理由なのかを確認し、検証してみます。
- 高速道路を走るなら必要
- オフロードを走るなら必要
- 山道を走るなら必要
- 大人数で乗るなら必要
- スポーツ走行がしたいなら必要
高速道路を走るなら必要
まず、高速道路を走るならターボが必要ということです。
高速道路でターボが必要な理由は3点です。
高速走行時の安定性の確保
高速道路で時速100キロあるいは100キロプラスアルファを出すには必ずしもターボは必要ありません。
ただ、高速になると路面に駆動力が伝わりにくくなるので、ハスラーでもターボがないと路面に伝わる駆動力が弱くなり、結果としてグリップが悪くなるのです。
このため、パワーで劣るハスラーのノンターボ(NA)モデルは高速走行時の走行安定性がターボありに比べてどうしても落ちてしまうのです。
ただ、走行安定性が落ちるとはいっても、危険なまでに落ちるわけではないことは申し添えておきます。
横風への対応
ハスラーのように背が高く、比較的箱型で軽い車は横風に弱い傾向があり、これは高速道路で顕著です。
ハスラーのノンターボ(NA)モデルは前述のとおり、高速走行時のグリップが劣りますし、ターボモデルに比べれば軽いという横風に煽られやすい弱点を持っています。
ターボモデルならパワーと重量の増加で、横風への対応が多少なりとも改善されるのです。
合流時の加速
高速道路でパワーが必要なのはランプなど合流時の加速です。
軽自動車の場合はノンターボ(NA)だと普通車に比べると動力性能が劣りますから、この時に十分なパワーが出ません。
車がパワー不足で危険な局面はあまりありませんが、この局面でのパワー不足は危険ですし、他の車に迷惑をかけることにもなります。
ハスラーでもターボ車なら1Lクラスの普通車程度の動力性能はありますから、合流時などでも最低限のパワーは確保できるのです。
オフロードを走るなら必要
次は、オフロードを走るならターボが必要ということです。
オフロードを走る場合は4WDなのですが、これで悪路を走破するにはエンジンのパワー、それも低速トルクが必要です。
ハスラーの場合、ターボは自然吸気エンジンに比べて最高出力こそ3割増しですが、最大トルクは7割増し、しかも3.000回転という比較的低回転でピークに達します。
となると、ターボ車のオフロード適性はノンターボ(NA)車とは比較にならないのです。
山道を走るなら必要
次は、山道を走るならターボが必要ということです。
はっきり言って、平坦な道や多少のアップダウンを走る分にはターボは必ずしも必要ではありません。
しかし、日々走るところに急勾配の坂があるならターボ車にしておくべきかもしれません。
ノンターボ(NA)の場合、あまりにも坂が急だと、エンジンの回転数だけ上がってスピードが出ないということになってしまうのです。
ただ、これも後述しますが、加速が悪くなったり速度が出せなくなるだけで、ノンターボ車(NA)で登れない坂はまずないことは承知しておいて下さい。
大人数で乗るなら必要
次は、大人数で乗るならターボが必要ということです。
軽自動車は軽い車体に小さな小出力のエンジンを搭載していますから、少人数でのるぶんには快適です。
しかし、そのぶん、搭乗者も含めた重量の増加の影響は大きく、定員いっぱい、それも体重の重い方が乗ると途端に鈍重な走りになってしまいます。
もちろん、たまに大人数が乗るなら問題はありませんが、日常的に大人数が乗るのなら、ターボにしていた方がいいと思いますよ。
スポーツ走行がしたいなら必要
次は、スポーツ走行がしたいなら必要ということです。
スポーツ走行するにはそれなりのパワーが必要なのでターボ車は圧倒的に優位です。
加えて、スポーツ走行に有利なパドルシフトやパワーモードもターボ車にしかありません。
パドルシフトは自分の思うタイミングで疑似シフトアップ、ダウンをしてくれます。
また、パワーモードはエンジンとCVTの制御変更だけでなくISG(モーター機能付き発電機)のモーターアシストをトルクアップさせてくれます。
この結果、通常よりも力強い加速力を発揮してくれるのです。
ただ、パドルシフトにしてもパワーモードにしても、スポーツ走行している気分になれるという面が大きく、必ずしもそれで速く走れるわけではないことは申し上げておきます。
結局、新型ハスラーにターボは「いらないor必要」?
では、新型ハスラーにターボはいらないのでしょうか、必要なのでしょうか。
- 体感パワーが必要ならターボ
- ノンターボ(NA)でも大抵の場合は大丈夫
- 新型ハスラーはノンターボ(NA)でも十分パワーがある?
- 新型ハスラーにターボはいらない?必要?
体感パワーが必要ならターボ
まず、体感パワーが必要ならターボです。
ターボ車を選ぶ理由としては、パワーでしょう。
これまでにも軽自動車に乗っていてパワー不足を感じた方にとってはハスラーを選ぶ際にターボモデルがあればターボ車を選ぶことでしょう。
ただ、ターボ車はノンターボ車と比較すると車両価格が高く、燃費も悪くなります。
そんな中で、新型ハスラーはターボ車とノンターボ車の価格差や燃費の悪化を許容するだけのメリットがあるのでしょうか?
ターボが本当にハスラーに必要なのか気になるところです。
新型ハスラーのターボとノンターボ(NA)の動力性能は「ハスラーのターボなし(NA)は高速道路で怖い?横風や山道でパワー不足?」で整理しています。
ノンターボ車(NA)は最高出力49ps/6500rpm、最大トルク5.9kgm/5000rpm、ターボ車は最高出力64ps/6000rpm、最大トルク10.0kgm/3000rpmです。
パワー、特に体感に影響する最大トルクの差は歴然です。
これが、新型ハスラーのノンターボエンジンR06Dで、パワーよりも環境性能、燃費性能を重視したもので、排気量もボアストローク比も違います。
引用元:https://www.webcartop.jp/2020/01/482675/
ただ、例えば時速60キロで走るために必要な馬力は10馬力くらいと言われていますから平坦な道なら、これでも全く余裕で走れるのです。
また、空気抵抗は速度の二乗で増えていくといいますが、そうなると時速120キロで必要な馬力は40馬力ですから、平坦でさえあれば問題ないといえます。
では、なぜターボエンジンが必要かというと、それはエンジンのパワーが必要な加速時と急な上り坂です。
とはいえ、後述するように、よほどの急坂でなければハスラーのノンターボ(NA)でも登っていけますから、問題はそのかったるい加速感に耐えられるかどうかです、
ノンターボ車(NA)では軽快な加速はさすがに期待できませんから、加速を楽しむならターボ車が必要になるのです。
このように、ターボの必要性は加速感を求めるかどうかによるところが大きいのです。
ノンターボ(NA)でも大抵の場合は大丈夫
次は、ノンターボ(NA)でも大抵の場合は大丈夫だということです。
前述のように、ハスラーのノンターボ(NA)でも最高出力は49馬力あり、エンジン性能曲線をみると、5,000回転で40馬力、4,500回転で35馬力あります。
ということは、高速道路を時速100キロで走行するぶんには問題ありませんし、グリップが少し悪くなったとしても致命的なものではないはずです。
上り坂については、ハスラーのノンターボ車でも傾斜10度の坂を80キロ程度で走ることはできるようです。
あのいろは坂の平均勾配が5度、最大勾配が13度と言いますから、新型ハスラーのノンターボ車でもだるい加速感を我慢すればどうにかなりそうです。
そう考えると、加速の悪さを我慢すれば、ハスラーはノンターボ(NA)で走ること自体には問題はないのかもしれません。
新型ハスラーはノンターボ(NA)でも十分パワーがある?
次は、新型ハスラーはノンターボ(NA)でも十分パワーがあるかです。
前述のように、十分パワーがあるかどうかはエンジンに何を求めるかで変わってきます。
新型ハスラーのR型エンジンはこれまでのK型と比べて燃費と耐久性を向上させるため、ロングストロークエンジンになっています。
このため、ノンターボエンジンのR06D型は決してパワフルではありませんが、マイルドハイブリッドとも相まって、非常に燃費のいいエンジンに仕上がっています。
パワー的には急な上り坂などがなければ十分実用に耐えますし、急な上り坂が登れないわけではありません。
急な上り坂や多人数乗車時にはかなりだるい加速になりますが、頻度が少なければ気にならないはずです。
オフロードの4WD適性でターボが圧倒と言いましたが、そんな使い方をする方がハスラーユーザーの中でどれくらいいらしゃるでしょうか。
そう考えると、新型ハスラーはノンターボ(NA)でも十分パワーがあるという説はそう間違っていないのかもしれません。
ただ、ノンターボ(NA)で軽快な加速感が味わえるかどうかは疑問です。
2人くらいで平坦な道を気持ちよく走る分にはいいかもしれませんが、アップダウンのあるワインディングロードを走るとパワー不足を感じるはずです。
要するにハスラーに何を求めるかによって答えが違ってくるのです。
ターボはいらない?必要?
では、実際のところ、ハスラーにターボはいらないのでしょうか、必要なのでしょうか。
新型ハスラーにターボがいらない、必要というのはオーナーの生活環境と嗜好に大きく左右されます。
生活環境次第でターボが不可欠な場合もあるでしょうし、加速感を求める場合にもターボ以外の選択肢はないのです。
一方で、生活の足として、平坦な場所で淡々と使う場合、オーナーにスポーツ走行志向が無い場合はターボは重たくて高価なだけで無用の長物です。
そのため、どのような環境で、思いで新型ハスラーに乗るのかをよく考えてターボ車、ノンターボ車を選択する必要があると思います。
新型ハスラーにはターボは「いらないor必要」かのアンケートまとめ
ここまで、新型ハスラーにターボはいらない、ターボは本当に必要かについて見てきました。
ここではそれぞれについてのアンケートのまとめをご紹介します。
新型ハスラーにターボはいらないという声のまとめ
日常運転の十分なパフォーマンス
ターボなしモデルでも、普通の道路状況や交通環境での日常運転には十分なパワーを提供。加速や坂道での性能も基本的なニーズを満たす。
燃費の優位性と経済性
非ターボモデルは一般的に燃費が良く、長期的な燃料費用を考えると経済的。特に都市部での運転において効率が良い。
メンテナンスの容易さ
よりシンプルなエンジン構造のため、メンテナンスが容易で故障リスクが低い可能性がある。長期的なメンテナンスコストも低い。
都市部での適応性
都市部での短距離運転や頻繁な停止・発進が多い状況において、非ターボモデルは十分な性能を持ち合わせている。
新型ハスラーにターボは必要という声のまとめ
力強い加速性能
ターボモデルは合流や追い越し時により力強い加速を実現。特に高速道路などでの性能が顕著。
坂道での優れた性能
坂道や上り坂でのパワーが重要な場合、ターボモデルは非ターボモデルよりも優れた性能を発揮し、運転のストレスを軽減。
高速道路の快適性
高速道路での長距離運転や追い越し時の快適性が向上。速度維持や追い越しの際に十分なパワーを提供。
複数人乗車時の快適性
家族や友人との乗車時、荷物が多い時でも、ターボモデルは十分なパワーと快適な運転を保証。
多様な運転環境への対応
坂道や変わりやすい天候、長距離運転など、多様な運転状況に対応可能。総合的に運転の快適性が向上する。
総括:新型ハスラーにターボはいらない?それとも必要かどっち?
この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。
- 新型ハスラーにはターボ車とノンターボ車が設定されている。
- ターボがいらない理由は価格、燃費、壊れやすい、扱いが面倒、維持費
- ターボが必要な理由は高速道路、オフロード、山道の走行、大人数乗車、スポーツ走行
- ターボ車に求めるものはパワーで、加速感が楽しめる
- ノンターボは加速は鈍重だが日常的な運転には十分な性能
- 使用環境や嗜好に応じた車種選択が推奨される
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ハスラーを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ハスラーも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約182万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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