ハスラーのターボなし(NA)は高速道路で怖い?横風や山道でパワー不足?

だいたいのスズキの軽自動車と同様、ハスラーにもターボモデルとターボなし(NA)モデルがあります。

もちろんターボ車の方がパワフルなのですが、値段は高くなりますし、耐久性の問題や燃費悪化の懸念もあります。

ここでは、ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルをまず比較してみます。

そして、高速道路で怖いとか横風が心配、山道でパワー不足というハスラーのターボなし(NA)を買ううえでの不安もチェックしておきましょう

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ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルを比較

まず、ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルを燃費、価格、耐久性、燃費で比較してみます。

  1. ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの動力性能を比較
  2. ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの価格を比較
  3. ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの耐久性と燃費を比較

ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの動力性能を比較

まず、ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの動力性能を比較します。

区分 最高出力 最大トルク
ハスラーのターボなし(NA)モデル 49ps(36kW)/6500rpm 5.9kg・m(58N・m)/5000rpm
ハスラーのターボモデル 64ps(47kW)/6000rpm 10.0kg・m(98N・m)/3000rpm

最高出力はそれほどの差はありませんが、車を運転するのパワー感ということなら最大トルクです。

ここが大きく違いますし、ターボ車は普通にエンジンを回す3000回転で最大トルクを発生させますからよりパワフルに感じるはずです。

ハスラーのターボモデルの場合は車重等も考え合わせると、NAで1000cc~1200cc程度の動力性能は持っていると言っていいでしょう。

先代のK6Aや先々代のF6Aのような圧倒的なパワーはありませんが、現行のR06Aは燃費とパワーを両立しているのです。

引用元:https://www.suzuki.co.jp/suzuki_digital_library/7_engine/4-r.html

ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの価格を比較

次に、ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの価格を比較しておきましょう。

区分 HYBRID X HYBRID G
FF 4WD FF 4WD
ハスラーのターボなしモデル 1,538,900円 1,673,100円 1,387,100円 1,521,300円
ハスラーのターボモデル 1,639,000円 1,773,200円 1,520,200円 1,654,400円
価格差 100,100円 100,100円 133,100円 133,100円

「HYBRID X」と「HYBRID G」では価格差が違い、「HYBRID X」は100,100円、「HYBRID G」は133,100円です。

というのも、「HYBRID X」と「HYBRID G」ではターボ車の追加装備が違うのです。

「HYBRID X」のターボ車の追加装備は以下のとおりです。

  • パドルシフト
  • パワーモード
  • ルーフレール

「HYBRID G」のターボ車の追加装備は以下のとおりです。

  • LEDヘッドランプ
  • LEDポジションランプ
  • パドルシフト
  • パワーモード

「HYBRID G」のヘッドランプはハロゲンですからLEDヘッドランプは大きく、価格差が大きいのには理由があるのですね。

ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの耐久性と燃費を比較

最期に、気になるハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの耐久性と燃費を比較します。

ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの耐久性

一般的にターボモデルの寿命はターボなし(NA)モデルに比べると短いと言われています。

ターボチャージャーという高速で回転する余分なパーツもありますし、エンジンに燃料と空気を押し込んで無理をさせているので当然のことでもあります。

かつては軽自動車もパワー競争をしていたので耐久性に問題がある場合が多かったのですが、最近では無理やりパワーを上げることはしなくなりました

現在のハスラーのターボエンジンはR06Aですが、先代のK6Aに比べれば耐久性は高くトラブルは少ないと言われており、10万キロくらいなら問題なく使えるとのことです。

ただ、長期間使おうと思ったら、ターボなし(NA)モデル以上に丁寧に扱う(頻繁なオイル交換、始動即走行しないなど)ことは大事です。

また、R06Aはチューニング耐性が低いので、耐久性を言うなら余計な改造はしないことです。

ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルの燃費

ハスラーのターボモデルとターボなし(NA)モデルのWLTCモード燃費は以下のとおりです。

区分 HYBRID X HYBRID G
FF 4WD FF 4WD
ハスラーのターボなしモデル 25km/l 23.4km/l 25km/l 23.4km/l
ハスラーのターボモデル 22.6km/l 20.8km/l 22.6km/l 20.8km/l

ハスラーのターボモデルが極端に燃費が悪いわけではなくて、ターボなし(NA)モデルより1割程度悪いだけです。

また、ハイブリッドとはいえ、マイルドハイブリッドで、しかもターボでこの燃費は立派です。

ターボエンジンは同じ排気量のエンジンにターボなし(NA)に比べてて多くのガソリンと空気を送り込みますから当然燃費は悪くなります

ただ、パワーがあるので上り坂などでアクセルを踏み込む必要が少ない上に、非力な車でアクセル全開という燃費的には最悪の事態も起こりにくいのです。

そんなわけで、ターボ車といえどもそれほど燃費悪化はしないものなのです。

ハスラーのターボなし(NA)は高速道路、横風、山道ではどう?

では、そんな、ハスラーのターボなし(NA)モデルは高速道路で怖かったり、横風に弱かったり、山道でパワー不足だったりするのでしょうか?

  1. ハスラーのターボなし(NA)モデルは高速道路で怖い?
  2. ハスラーのターボなし(NA)モデルは横風に弱い?
  3. ハスラーのターボなし(NA)モデルは山道でパワー不足?

ハスラーのターボなし(NA)モデルは高速道路で怖い?

ハスラーのターボなし(NA)モデルは高速道路で怖いというにはいくつか理由があります。

もともと軽自動車はホイールベースもトレッドも短いので高速安定性は低いものですが、ハスラーの場合はフロントガラスが立っていて腰も高いので安定性は高くありません

このあたりはターボだろうがターボ無しだろうが変わらないのですが、ターボ無しモデルの場合は絶対的なパワーがありません。

車というのは駆動力が路面に伝わっていれば安定するのです。

ただ、高速になればなるほど、パワーが路面に伝わりにくくなり、ハスラーのターボなし(NA)モデルのような非力な車では特に路面のグリップが弱くなるのです。

さらに、高速道路のランプなどでは安全に本線に入るために動力性能はある程度必要です。

ハスラーのターボなし(NA)モデルの場合は動力性能に余裕がありませんから、高速道路の合流などでは少し怖いかもしれません。

ハスラーのターボなし(NA)モデルは横風に弱い?

ハスラーのターボなし(NA)モデルは横風に弱いというのは高速走行時に顕著です。

ハスラーの形状や軽自動車の特性から高速安定性は低く横風にあおられやすいのは仕方のないことではあります。

特にトンネルを出た時の横風や吹きっさらしの橋などは怖いはずです。

ハスラーのターボなし(NA)モデルは横風に特に弱いとしたら、車重が軽いこととパワーが無いので、特に高速走行時に路面のグリップが弱くなることでしょう。

こうした現象は速度を落とせば大きく改善しますから、風が心配なときには高速道路でスピードを出しすぎないことです。

ハスラーのターボなし(NA)モデルは山道でパワー不足?

ハスラーのターボなし(NA)モデルの馬力やトルクは1000cc~1200cc車の半分しかありません。

車というものは普通に走るぶんにはパワーは要らないのですが、急な坂道や超高速走行。急加速ではパワーがものをいいます

軽自動車の場合はパワーにも限度がありますし、それを絞り出すためにはエンジンを目いっぱい回してパワーを絞り出すしかありません

また、CVTもできるだけローギヤードにもっていき、うんうん唸りながら登るしかありません。

というわけで、ハスラーのターボなし(NA)モデルは普通の山道では大丈夫ですが、急な坂道ではさすがにパワー不足は避けられないはずです。

まとめ

ハスラーのターボなし(NA)は高速道路で怖かったり、横風に弱かったり、山道でパワー不足だったりするかと言われればいずれもYESです。

ただ、運転の仕方次第でその問題は改善しますし、どうしようもないほどひどいものではありません。

しかし、それを画期的に改善してくれるターボモデルは価格差は10万円程度ですし、大きな燃費の悪化や耐久性の心配もなさそうです。

自分がハスラーを運転するシチュエーションを考えて、高速道路の横風や急な上り坂に頻繁に遭遇するならターボを選択しておいた方がいいかもしれませんね。

 

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