ステップワゴンRKの寿命は?20万キロでもエンジンは問題なし?

ステップワゴンRKは2009年から2015年まで製造されたモデルです。

初期のものは製造からかなりの年数が経過していますから、寿命が心配になってきますよね。

ここでは、そんなステップワゴンRKの寿命はどのくらいなのかをまず考えていきましょう。

また、寿命を考えるうえで一番大事なエンジンは20万キロ走っても問題ないのかもチェックしておきましょう。

ステップワゴン-記事一覧

ステップワゴンRKの寿命はどれくらい?

まず、ステップワゴンRKの寿命はどれくらいなのかですが、中古車市場で流通している車両をチェックし、壊れそうなパーツの寿命などから考えてみましょう。

  1. 中古車市場で流通しているステップワゴンRKは?
  2. 壊れそうなパーツの寿命は?
  3. ステップワゴンRKの寿命は?

中古車市場で流通しているステップワゴンRKは?

最初に、中古車市場で流通しているステップワゴンRKですが、2023年9月末時点の状況を中古車gooネットでチェックしてみました。

1,500台ちょっとの中で、20万キロオーバーは7台、15万キロオーバーが112台見付かりました。

また、2009年式が88台、2010年式が514台です。

2009年10月9日フルモデルチェンジですから実売は3か月弱で、それを考えれば2009年式が寿命を迎えているわけではなさそうです。

こうしてみると、年数的には13年や14年経過は問題なく、20万キロ以上の走行も十分可能なようです。

壊れそうなパーツの寿命は?

次に、ステップワゴンRKで壊れやすいと言われているパーツの寿命を見ていきましょう。

セルモーターの寿命は?

セルモーターの寿命は10年から15年、走行距離も10万~15万キロと言われています。

私はこれまで最長30万キロ、他も15万キロ超ばかりですが、セルが壊れたことなんかありませんけどね。

このセルモーター、ステップワゴンでは内部構造が少し複雑なこともあり、耐久性に難があるのだそうです。

このため、普通のセルモーターよりは寿命が短いようですが、たいていは一度でエンジンがかからない不調で、修理費も5万円程度です。

ということは、セルモーターが寿命を迎えてもステップワゴンRKの寿命とまでは言えないようですね。

スライドドアの寿命は?

スライドドアの寿命ですが、ステップワゴンRKに限らず概ね10年、10万キロと言われています。

ステップワゴンRKの場合はベースグレードのG以外はパワースライドドアが標準装備で、Gもオプションで装着可能でした。

パワースライドドアになると故障もしやすく、モーターとワイヤーがワンセットになっているので、修理代は10万円くらいかかります。

かなり高いのですが、買い替えを考えるまでではないでしょうね。

オルタネーターの寿命?

オルタネーター、つまり発電機の寿命ですが、ステップワゴンRKで特に故障しやすいパーツでもありません。

ただ、10万キロを超えるといつ壊れても不思議ではありません

修理代はリビルド品を使えば5万円前後ですから、これもステップワゴンRKの寿命に影響を与えるものではなさそうです。

エアコンの故障は?

エアコンの故障もステップワゴンRKで特に故障しやすいわけではありません。

しかし、エアコンのコンプレッサーの故障になると15万円~20万円の修理代になるので、ステップワゴンRKの査定を考えれば考えるところかもしれません。

古い年式、しかも走行距離の嵩んだステップワゴンRKなら、買い替えを選ぶ可能性はありそうです。

ラジエターの故障は?

ラジエターの故障、水漏れはステップワゴンでは比較的発生しやすい故障と言われています。

これは交換しかないのですが、10万円前後と比較的高価です。

ただ、寿命とまではいかないのではないでしょうか。

CVTの故障は?

CVTの故障については、ステップワゴンRKで特に問題があるわけではありませんが、問題はその交換費用です。

CVTは何年で交換という種類のものではありませんし、使い方に加え、当たりはずれで耐用年数、走行距離はかなりばらつきがあります。

ただ、15万キロを超えると故障する可能性は高くなり、交換するとなると30万円~50万円はかかります。

こうなると、ステップワゴンRKの場合は寿命と考えた方がいいかもしれませんね。

ステップワゴンRKの寿命は?

そして、問題のステップワゴンRKの寿命ですが、修理費が高額なエンジン、それとCVTがいつまでもつか次第です。

このうち、エンジンについては後述しますが、CVTについては15万キロを超えてどれくらいの寿命が残っているかです。

それでも30万キロもったという事例もありますから、丁寧な使い方をして、外れくじを引かなければ、20万キロくらいは大丈夫かもしれません。

ステップワゴンRKのエンジンは20万キロ走っても問題ないの?

では、ステップワゴンRKのエンジンですが、20万キロ走っても問題ないのでしょうか。

  1. タクシーのエンジンの寿命は?
  2. アメリカではホンダ車で100万マイル突破!
  3. ステップワゴンのエンジンは?

タクシーのエンジンの寿命は?

まず、タクシーのエンジンの寿命ですが、一般的な自動車の場合はとんでもなく長距離を走ることはありませんので、タクシーで判断してみましょう。

タクシーの場合は50万キロを超えて車両を使うのが普通で、その間、エンジンの載せ替えは無くはないようですが、たいていはそのままのエンジンで大丈夫なようです。

よくWebで、一般の車でもタクシーのように耐久性があればいいのにという意見を見かけますが、タクシーと一般車両でエンジンの仕様が違うなんてことはありません。

ただ、タクシーの場合はオイル交換などのメンテはきっちりやしますし、運転が仕事のタクシードライバーは異音などに気付くことも多いのは確かです。

また、短い期間に一気に距離をかせぎますから、一般ドライバーの使い方と違いがあるのも間違いありません。

とはいえ、一般の方でも20万キロでエンジンの寿命を迎えることはないはずです。

アメリカではホンダ車で100万マイル突破!

次に、アメリカではホンダ車で100万マイル突破という話もあるので紹介しておきましょう。

これは1990年製のアコードなのですが、100万マイル(160万キロ)をエンジンもトランスミッションも交換せずに走るとはすごいものです。

exciteiニュースの記事はWeb上にはありませんので、引用記事を紹介しておきます。

https://minkara.carview.co.jp/userid/1030835/blog/24296967/

日本国内では?

次に、日本国内ではどうなのかを見ていきましょう。

これは、ホンダディーラーの記事なので信憑性が高いのですがステップワゴンのおそらく5代目RP1 / 2 / 3 / 4 / 5型で40万キロ突破というものです。

https://www.honda.co.jp/usersvoice/stepwgn/2012/042/

ただ、エンジンの方は37万キロで中古エンジンと換装しているようです。

もっとすごい人がいて、これは初代RF1 / 2型ですが、何と61万キロです。

https://www.carsensor.net/contents/editor/category_1471/_65939.html
中古で買って、自分では46万キロ走行だそうですが、エンジン交換はしていないと言います。
タクシーのエンジンが50万キロ以上以上もつと言いますから、60万キロ以上走っても不思議ではないのです。

ステップワゴンRKのエンジンは?

そこで問題のステップワゴンRKのエンジンは20万キロ走れるかです。

R20A型エンジンは、初期においてはオイルリングのシール不良によるオイル上がりでピストン、ピストンリングの保証期間延長が5年間から11年に延長されるという大問題が発生しました。

https://www.honda.co.jp/recall/auto/other/180727.html

ただ、2012年5月以降のものはこの問題は無く、それ以前でもピストンとピストンリングを対策品と交換していれば、それ以降大きな問題は発生していません

ということは、今はこのR20A型エンジンには、今は構造上の問題は無いはずです。

通常のエンジンであれば20万キロで不具合が発生するということは珍しいものです。

ステップワゴンRKの場合も、中古車市場でも20万キロ越えが流通していますから、ステップワゴンRKのエンジンも20万キロ走って問題ないと考えていいでしょう。

ただ、ステップワゴンRKでも10万キロ台でエンジン交換の事例はありますので、メンテナンスや外れエンジンで20万キロ走れないこともあるのかもしれません。

まとめ

この記事では、ステップワゴンRKの寿命はどれくらいなのか、20万キロでもエンジンは問題ないのかを見てきました。

ステップワゴンRKはハイブリッド車はありませんので、駆動用バッテリーの問題は無く、高価なエンジンやCVTの故障が発生するまでは乗れるはずです。

もちろんエンジンやCVTも換装すればいいのですが、2015年生産終了のステップワゴンRKではそうもいかないかもしれません。

寿命を左右するのはCVTの故障ですが、おそらく20万キロくらいまでは大丈夫と思われます。

エンジンについては20万キロは平気ですし、おそらくもっと長くもつのではないでしょうか。

 

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