スズキのハスラーと見間違うほど似ているマツダの車について、ハスラーなのにマツダのエンブレムって何んでと思っていませんか?
「マツダにはハスラーのパクリみたいな車がある」との噂や、「フレアクロスオーバーがハスラーに似ている」という声が、耳に入っているかもしれません。
本記事では、マツダが販売する「フレアクロスオーバー」とスズキ「ハスラー」の関係性に迫ってみます。
さらに、両車が似ている理由と、これが単なる偶然なのか、それとも何か深い意味があるのかについてもお伝えします。
マツダとスズキの間で行われているOEM供給の実態と、これが消費者にとって何を意味するのかも解き明かしていきましょう。
- マツダが販売するフレアクロスオーバーがスズキのハスラーに非常に似ている理由
- フレアクロスオーバーがハスラーのOEM車であること
- スズキからマツダへのOEM供給の歴史と背景
- マツダとスズキ間のOEM供給されている車種の例
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知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
マツダのフレアクロスオーバーはハスラーのパクり?
マツダの自動車の中でハスラーのパクリと言われるほどよく似ているのがフレアクロスオーバーです。
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/flair-crossover/
見た瞬間ハスラーと見間違えそうですが、フロントグリルにマツダのエンブレムが付いています。
ハスラーと見比べればほとんどのところが同一だということがわかります。
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/
フレアクロスオーバーHYBRID XGは黒のスチールホイールとなっていますが、他のグレードはアルミホイールなので、実質的な違いはほとんどありません。
インテリアも比べてみましょう。
フレアクロスオーバー | ハスラー |
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/flair-crossover/ https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/
ハスラーの特徴ともいえるメーター、ナビ、グローブボックスの三連のシルバーの輪っかのような加飾も同じならステアリングホイール、シートも同じような気がします。
こうしてみるとフレアクロスオーバーはハスラーのパクリどころか、ほぼ同一とみていいようです。
フレアクロスオーバーはハスラーベースのOEMでパクリではない!
実は、このフレアクロスオーバーはハスラーベースのOEMなのです。
ここではフレアクロスオーバーのOEM供給の経緯とスズキがマツダに供給しているOEM車について説明していきましょう。
- フレアクロスオーバーのOEMの経緯
- スズキからマツダへのOEM供給車
フレアクロスオーバーのOEMの経緯
ハスラーの直接の先代モデルはありませんが、2009年に生産を終了した「Kei」の系譜を引くといってもいいと思います。
このKeiについてはマツダにラピュタという車名でOEM供給してました。
その後、スズキは軽自動車のクロスオーバーSUVに大きな市場があると判断して2014年1月8日にハスラーを販売開始ししました。
そして、1月31日にはマツダにフレアクロスオーバーとしてOEM供給を開始したのです。
マツダの場合は2014年3月に、これもスズキのジムニーベースのOEM車であるAZ-オフロードを販売終了していますから、フレアクロスオーバーはAZ-オフロードの後継車ということになります。
2代目もハスラーが2020年1月20日、フレアクロスオーバーが2月27日販売開始と初代同様1か月の時間差がありましたがOEM供給が継続され、現在に至っているのです。
スズキからマツダへのOEM供給車
1998年に軽自動車にも普通車と同じ安全衝突基準を採用することとなりました。
このため、車体も全長×全幅×全高が3.30m×1.40m×2.00mから3.40m×1.48m×2.00mに大型化されました。
これを受けて、マツダはキャロルをスズキからのOEMに切り替えて、自主開発から撤退することになりました。
多角経営の失敗で軽部門から撤退し経営資源を集中するという思惑もあったのかもしれません。
現在、スズキからマツダにOEM供給されているのはフレアクロスオーバーに加えて以下の3車種(フレアワゴン カスタムスタイル、フレアワゴン タフスタイルを加えれば5車種)です。
スズキ アルト | マツダ キャロル |
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/alto/ https://www.mazda.co.jp/cars/carol/
スズキ ワゴンR | マツダ フレア |
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/ https://www.mazda.co.jp/cars/flair/
スズキ スペーシア | マツダ フレアワゴン |
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/spacia/ https://www.mazda.co.jp/cars/flair-wagon/
スペーシアシリーズでは「スペーシアカスタム」が「フレアワゴン カスタムスタイル」、スペーシアギアが「フレアワゴン タフスタイル」としてOEM供給されています。
マツダは軽自動車のランナップをスズキからのOEM供給でまかなってるので、これだけの車種になってくるのです。
まとめ:マツダにハスラーのパクリみたいな似てる車があるけどOEM車?
今や軽自動車を生産しているのはスズキ、ホンダ、ダイハツ、三菱だけになっています。
そして、マツダの場合は軽自動車はすべてスズキがOEM供給していますので、フレアクロスオーバーもハスラー誕生からすぐにOEM供給を受けています。
フレアクロスオーバーとハスラーの違いは「フレアクロスオーバーとハスラーはどっちが安い?値引きにも違いがある?」にも書いていますが、どちらを買っても問題ないと思いますよ。
最後にこの記事でお伝えした内容のポイントを簡単にまとめました。
- マツダのフレアクロスオーバーはスズキのハスラーに非常に似ている
- フレアクロスオーバーとハスラーは外見だけでなく、インテリアもほぼ同一である
- この類似性にもかかわらず、フレアクロスオーバーはハスラーのOEM車でありパクリではない
- スズキはマツダにフレアクロスオーバーを含む複数の車種をOEM供給している
- マツダは軽自動車市場でスズキからのOEM供給を受けている
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知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
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