タントのメンテナンスはいろいろとありますが、いちばん頻繁に行うのはオイル交換かもしれません。
オイル交換自体はどこでもやってくれますが、オイルの規格は少し面倒です。
ここでは、オイルの規格をおさらいしたうで、タントのオイルの規格を説明しています。
タントのオイルは「0W-20」とか「5W-30」とかいいますが、どちらなのでしょうか。
また、0W-20の指定なのに5W-30を入れてもいいものなのでしょうか。
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知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
オイルの規格の見方とタントの指定オイル
まず、オイルの規格の見方とタントの指定オイルを説明していきましょう。
「0W-20」と「5W-30」のどっちなのでしょうか。
- オイルの規格の見方
- タントの指定オイルは「0W-20」と「5W-30」のどっち?
オイルの規格の見方
オイルの規格はオイルの缶の外側に大きく書いてありますが「0W-20」のような記載がしてあります。
正確には「SN 0W-20」なんて記載がされています。
SN規格
この「SN」というのはAPI規格でAOI(アメリカ石油協会)が定めたものです。
「S」はガソリン車用、「N」はオイルのグレードで、アルファベットの降順に性能がいいことになっていて、今の最高グレードは「P」です。
ILSAC規格
もう一つILSAC規格というのがあって、これは、ILSAC(国際潤滑油標準化認証委員会)が定めたもので、燃費性能の評価が追加されています。
表記は、「GF-5」のようにGF以下がグレードで、数字が大きくなるほど燃費性能が向上し最高グレードは「GF-6」です。
粘度
問題の「0W-20」はオイルの粘度です。
「0W」の「W」はWinterで、Wの前の数字が小さいほど低温で固まりにくい性質があって、5Wは-30℃、0Wは-35℃に対応しています。
5Wに比べれば0Wのほうがエンジン始動時の負荷が少なく、燃費も良くなるのです。
ハイフン以下の数字は高温時の粘度で、数字の大いほどオイルが固く保持され、高熱時のエンジン保護性能も高くなりますから、高速走行、高負荷走行に適しているのです。
そして、自動車メーカーはそのエンジンの特性を考えて最適な粘度を指定しているのです。
タントの指定オイルは「0W-20」と「5W-30」のどっち?
タントの指定オイルは「0W-20」の場合もあれば「5W-30」の場合もあります。
要するに3代目までと4代目で違うのです。
ここでタントの指定オイルをお示ししておきます。
販売年月 | NA(自然吸気)車 | ターボ車 | ||
---|---|---|---|---|
2019年7月以降(4代) | 推奨 | 0W-16 | 推奨 | 0W-20 |
適合 | 0W-20 | |||
2019年6月以前(初代~3代) | 推奨 | 5W-30 | 推奨 | 5W-30 |
エンジンは同じKF型ですが4代目タントに搭載のものは第4世代に移行し、低粘度オイルに変更されたようです。
ちなみに、品質はダイハツ純正のAMMIX EXTRAに準ずるものということで、このオイルのAPI規格は「SN」です。
ILSAC規格は不明ですが、どちらも最近のオイルで問題になることはまずありませんので、粘度ほど気にしなくていいと思います。
0W-20の指定なのに5W-30を入れてもいいの?
では、例えば、メーカー指定が0W-20なのに5W-30を入れてもいいのでしょうか。
- オイル粘度を上げる方向なら大きな問題は無い
- オイル粘度を下げる方向ならトラブルの可能性も
オイル粘度を上げる方向なら大きな問題は無い
エンジンオイルの粘度が高くなると、摩擦や高温への保護性能も高くなり、冷却性能や密封性能も優れるので、大きな問題は発生しないと考えてもいいでしょう。
特にハイフン以下の数値が高い分には、エンジンに悪影響を及ぼす可能性はほとんどありません。
ただ、ハイフン左側のWの右の数値を上げると、発進時のオイルが硬くて、燃費が悪化する場合があることは覚えておいた方がいいでしょう。
また、走行距離が増えてオイル消費が減ったような場合はオイルの粘度を上げることで改善する場合もあるようです。
オイル粘度を下げる方向ならトラブルの可能性も
オイル粘度を下げると燃費が良くなると思っておられる方も多いと思います。
確かにそうなのですが、そういう低粘度オイルに対応していないエンジンだとトラブルが発生する可能性があるのです。
オイルの粘度が低いと、エンジンの摩擦や高温に対する保護性能や密閉性能が低くなります。
このため、パーツの破損やオイル漏れやなどのトラブルが発生する可能性があるのです。
もちろん、大丈夫な可能性もあるのですが、エンジントラブルはとんでもない出費が待っています。
悪いことはいいません、やめておきましょう。
まとめ
オイル粘度というのはなななか重要で、同じタントだから、同じKFエンジンだからと5W-30の指定に0W-20のオイルを入れることは危険です。
絶対にトラブルが発生するわけではありませんが、そんな怖いこと、やめおいた方がいいと思いますよ。
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知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
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