カローラツーリングはかなりの人気を集めていますが、馬力不足という話もあるようです。
少し気になる話なので、カローラツーリングのパワートレインのスペックを確認し、口コミで本当に馬力不足なのかチェックしておきましょう。
また、馬力アップにマフラー交換が効果的でハイブリッドでも有効という話がありますので、そこもチェックしておきましょう。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
カローラツーリングが馬力不足なのかスペックと口コミでチェック!
まず、カローラツーリングが馬力不足なのかスペックと口コミでチェックしていきましょう。
- カローラツーリングのパワートレイン
- 馬力不足なのかを口コミでチェック!
カローラツーリングのパワートレイン
カローラツーリングのパワートレインとそのスペックを紹介しておきましょう。
現行のパワートレイン
まず、2022年10月のマイナーチェンジ以降のパワートレインです。
区分 | ガソリン車 | ハイブリッド車(2WD) | E-Four | |
---|---|---|---|---|
エンジン | ||||
形式名 | M15A-FKS | 2ZR-FXE | 2ZR-FXE | |
種類 | 直列3気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | |
排気量 | 1490cc | 1797cc | 1797cc | |
最高出力 | 120ps(88kW)/6600rpm | 98ps(72kW)/5200rpm | 98ps(72kW)/5200rpm | |
最大トルク | 14.8kgm(145Nm)/4800~5200rpm | 14.5kgm(142Nm)/3600rpm | 14.5kgm(142Nm)/3600rpm | |
前輪モーター | ||||
形式名 | 1VM | 1VM | ||
最高出力 | 95ps(70kW) | 95ps(70kW) | ||
最大トルク | 18.9kgm(185Nm) | 18.9kgm(185Nm) | ||
後輪モーター | ||||
形式名 | 1MW | |||
最高出力 | 41ps(30kW) | |||
最大トルク | 8.6kgm(84Nm) | |||
システム総合出力 | 140ps(103kW) | 140ps(103kW) |
2022年10月のマイナーチェンジ以前のパワートレイン
2022年10月のマイナーチェンジで、1.8Lエンジンはダイナミックフォースエンジンの1.5Lに換装され、1.2Lマニュアルトランスミッションのターボが廃止されました。
また、ハイブリッド車のモーターも増強されましたので、マイナーチェンジ前のスペックを参考までにお示ししておきます。
区分 | ガソリン車(1.8L) | ガソリン車(1.2Lターボ) | ハイブリッド車(2WD) | E-Four | |
---|---|---|---|---|---|
エンジン | |||||
形式名 | 2ZR-FAE | 8NR-FTS | 2ZR-FXE | 2ZR-FXE | |
種類 | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHCターボ | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | |
排気量 | 1797cc | 1196cc | 1797cc | 1797cc | |
最高出力 | 140ps (103kW)/6,200rpm | 116ps(85kW)/5200~5600rpm | 98ps(72kW)/5200rpm | 98ps(72kW)/5200rpm | |
最大トルク | 17.3 kgm(170Nm)/3900rpm | 18.9kgm(185Nm)/1500~4000rpm | 14.5kgm(142Nm)/3600rpm | 14.5kgm(142Nm)/3600rpm | |
前輪モーター | |||||
形式名 | 1VM | 1VM | |||
最高出力 | 72ps(53kW) | 72ps(53kW) | |||
最大トルク | 16.6kgm(163Nm) | 16.6kgm(163Nm) | |||
後輪モーター | |||||
形式名 | 1MW | ||||
最高出力 | 7.2ps(5.3kW) | ||||
最大トルク | 5.6kgm(55Nm) | ||||
システム総合出力 | 122ps(90kW) | 122ps(90kW) |
これをみると、ガソリンエンジンについては1.5Lは1.8Lと比べても、1.2Lターボと比べてもスペックが落ちているのがわかります。
ガソリン車のM15A-FKSはダイナミックフォースエンジンですから、フィールダーの1.5Lエンジンと比べれば11ps、0.9kgmハイスペックです。
とはいえ、フィールダーの1.8Lエンジンは140PS (103kW)/6,200rpm、 17.5 kgm(172Nm)/4,000rpmですから、さすがにかないません。
一方で、ハイブリッド車はモーター、特に後輪モーターのスペックが大幅に改善され、システム総合出力もアップしているのがわかります。
フィールダーのエンジンは1.5Lで、74PS (54kW)/4,800 rpm、11.3kgm(111Nm)/3,600-4,400 rpmとかなり非力です。
前輪モーターも61PS (45kW)、17.2 kgfm(169Nm)、システム総合出力も100PS(73kW)ですから、これと比べればかなりパワーアップされていますね。
馬力不足なのかを口コミでチェック!
ガソリン車は馬力不足?
まず、カローラツーリングのガソリン車の動力性能に関する評価の口コミです。
- この車には十分以上のエンジン(1.8L)
- 1.8Lなのでアクセルを踏むと急加速し、改良したCVTももたつきがなく、ストレスを感じない(1.8L)
- 1.8Lガソリンエンジンなのでいたって普通(1.8L)
- 1.2Lターボは元気はいいが軽自動車のターボみたいなので、余力のある良いエンジンである1.8Lを選んだ(1.8L)
- ダイナミックフォースエンジンなのはわかるがさすがに非力(1.5L)
- 1.5Lエンジンは非力でカローラスポーツのような2Lのダイナミックフォースエンジンにしてほしい(1.5L)
- 直3の1.5Lでは非力だが、吹け上がりとCVTの良さで走りは予想以上(1.5L)
- この車体に1.5Lなんて、商用車じゃあるまいし(1.5L)
- 現在の1.8Lエンジンですらもっさりなのが1.5Lでは酷くなるだけ(1.5L)
- 1.5Lではカタログ燃費は良くなっても実燃費は悪化する(1.5L)
1.8Lエンジンについてはそう悪くない評価ですが、1.5Lエンジンについては散々です。
ただ、マイナーチェンジ直後なので、「ではないか」という想像を交えた口コミもあることはご承知おきください。
ハイブリッド車も馬力不足?
今度は、カローラツーリングのハイブリッド車の動力性能に関する評価の口コミです。
- 馬力不足は全く感じることはない
- 燃費もパワーもレベルアップしていて、スポーツモードはびっくりするくらいの加速
- エコ、ノーマルモードはアクセルレスポンスが穏やかだが スポーツモードは軽快
- エコ、ノーマルではかったるいが、スポーツにすれば高速も不満はない
- パワーに余裕はなく、市街地では必要十分レベルではあるものの高速道路は不満
- 好みは分かれるが、パワーはシャトルに劣るものに滑らかに加速する
- まあ満足だが、力強い加速というわけではない
- 一般道でパワー不足は感じないが、高速道路で追い越し頻繁にする人には物足りないと思う
- ハイブリッドということもあって燃費優先で乗っているので、可もなく、不可もなくだが、馬力は無い
- ハイブリッド車なのでそれほど期待していないこともあって、一般的な走行でパワー不足を感じる事はない
- 普通に走る分には十分以上だが、それだけ
- 急な坂道では少し厳しいが、そこは想定内
- ゆっくりと走るぶんには不足は感じないが、ヘビーに使うと物足らない
- フィールダーの1.5Lのハイブリッドとは雲泥の差だが、刺激はなく良くも悪くも低刺激
ガソリン車の1.5Lに比べれば馬力不足を訴えられる方は少ないですね。
そもそもハイブリッド車にパワーを求めていない方が多いこともありますが、エンジンの魅力は感じられないような口コミが多いようです。
また、坂道や高速性能には少しだけ疑問符が付きそうです。
馬力アップにマフラー交換が効果的でハイブリッドでも有効?
では、カローラツーリングが馬力不足である場合、マフラー交換は馬力アップに効果的なのでしょうか。
これはハイブリッドでも有効なのでしょうか。
- マフラーの役割
- マフラーを交換すると馬力アップする理由とデメリット
- カローラツーリングの馬力不足に効果はある?
マフラーの役割
自動車のマフラーの役割は、音を低減させることと排出ガスを抑制することです。
エンジンから排出された排気ガスは高温で高圧であるため、そのまま空気中に出すと急激に膨張して大きな騒音を発生させます。
このため、排気管内部で膨張と干渉を繰り返すことで、圧力と温度を問題ないレベルまで低下させるのです。
引用元:https://www.ganador.co.jp/products/pasion/pae-087st.html
これに加えて、排気ガスの浄化、音量・音質の調整なども行っているのです。
マフラーを交換すると馬力アップする理由とデメリット
マフラーについては一般的に抵抗を減らせば排気ガスの流速が速くなります。
排気ガスが速く流れるということはそれだけたくさん排気できるわけですから、少なくともエンジンの馬力は上がります。
ただ、自動車のパワーユニットについては吸排気システムトータルで設計されています。
このため、単純に排気効率を上げても低回転時のトルクが細くなって、馬力はあっても乗りずらいエンジンいなる可能性もありますし、燃費効率が大きく悪化する場合もあるのです。
このため、信頼性の高いメーカーのマフラーを選ぶことが重要です。
カローラツーリングの馬力不足に効果はある?
ではマフラー交換がカローラツーリングの馬力不足に効果があるかです。
これについてはガナドールが実際にカローラツーリングのマフラー交換のテストをしているので、その動画を紹介しておきます。
形式名が3BA-ZRE212Wなのでマイナーチェンジ前の1.8Lエンジンですが、最高出力が7.8ps、最大トルクが1.2kgm上がったのに加え、燃費も10.7%改善しています。
低音が厚めになっていい排気音になっているのですが、少しだけ音量は増えているようです。
ただ、車検等には問題ないレベルと考えていいでしょう。
1.5Lエンジンはダイナミックフォースエンジンで設計がかなり違いますし、ハイブリッド車はベースは同じでもアトキンソンサイクルエンジンです。
ただ、このデータを見る限り、一定の効果はあると思っていいのではないでしょうか。
ノアハイブリッドは同じ2ZR-FXEエンジンを使っていますので、そのテスト映像も紹介しておきます。
最高出力が7.1ps、最大トルクが3.0kgm上がったのに加え、燃費も13.3%改善しています。
トヨタのハイブリッドシステムの動力性能のかなりの部分はエンジンが担いますし、体感の大きいトルクがより太くなっているのもいいところですね。
ただ、紹介したガナドールの場合1.2Lターボ、1.8Lガソリンエンジン、ハイブリッド2WDは適合製品はありますが、E-Foueは開発車両が決定した段階です。
また1.5Lガソリンエンジン用の製品は記載がありませんから他メーカーを探す必要があるかもしれませんね。
ちなみに価格は2本出しのエコノミーなもので7~8万円、4本出しになると10万円超というところでしょうか。
まとめ
マフラー交換はカッコいい外観、心地いい排気音、パワーアップが手に入るカスタム化です。
ただ、本編でも書きましたが、パワーユニットは吸排気を含めたトータルで設計していますので、失敗するととても後悔することになります。
このため、信頼できる整備工場で、口コミ等でも評判のいい実績のあるメーカーの製品に交換されることをおすすめします。
カローラツーリングを限界値引きから更に安く購入する方法!
カローラツーリングを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
カローラツーリングも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約305万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
>> 目次ページに戻る