ヤリスクロスのタイヤ&ホイールには16インチと18インチがあります。
18インチは上級グレードなので18インチがいいように感じますが、果たしてどうなのでしょうか。
ここではヤリスクロスには16インチと18インチのどっちが良いのか、維持費や乗り心地への影響など、いろんな観点から考えてみます。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
16インチと18インチでは維持費はどう違う?
まず、16インチと18インチでは維持費はどう違うかです。
- タイヤは大径、低扁平率、幅広になるほど高価
- 低扁平・幅広タイヤは偏摩耗しやすい
タイヤは大径、低扁平率、幅広になるほど高価
タイヤは大径、低扁平率、幅広になるほど高価になるものです。
ライズのXとGは205/65R16、ZとZ”Adventure”、そしてGR SPORTは215/50R18です。
18インチはタイヤの径も幅も大きく扁平率も低いのです。
例えばミシュランのPRIMACY4でみると205/65R16の最安値は税・送料込み17,340円です。
これが、215/50R18だと税・送料込み22,170円ですから、4本換えると19,320円と結構な差になってくるのです。
低扁平・幅広タイヤは偏摩耗しやすい
低扁平・幅広タイヤは接地面が広いので、そのぶんタイヤにかかる力が分散され、磨耗は少なくなるはずです。
ただ、接地性能が高いこともあって、実際には偏磨耗しやすいと言われています。
また、低扁平・幅広タイヤはスポーツタイプの場合が多く、グリップはいいものの摩耗が大きいコンパウンドを使っているものです。
これは偏磨耗に拍車をかけますし、タイヤ自体の寿命も短くなってしまいます。
16インチと18インチでは乗り心地はどう違う?
16インチと18インチの乗り心地の違いを考えてみましょう。
16インチと18インチの大きな違いは扁平率で、16インチは65扁平、18インチは50扁平です。
扁平率が低いほどタイヤの高さが低くなり、ということはタイヤに入っている空気も少なくなり、空気の層も薄くなります。
車はショックアブソーバーとタイヤのゴム、空気の層で路面のショックを吸収しています。
乗り心地をよくするためには空気がたくさんあった方がいいのですが、低扁平タイヤでは十分な空気の量を確保できない場合もあるのです。
だから、柔らかい足回りが「乗り心地がいい」ということなら、16インチがいいというのが答えです。
ヤリスクロスの場合、「ヤリスクロスがひどいなど評判悪い?乗り心地や視界が悪いしシートが原因で腰痛?」でも書いたように路面の突き上げが大きいようです。
18インチから16インチに換えると改善するという口コミもありましたので、やはり16インチの方が乗り心地はいいのでしょう。
16インチと18インチでは走行性能はどう違う?
16インチと18インチの走行性能の違いはどうでしょうか。
- オンロード性能なら18インチ
- オフロード性能なら16インチ
オンロード性能なら18インチ
オンロード性能なら18インチでしょう。
18インチは215/50R18という低扁平タイヤです。
低扁平タイヤは接地面が広く、変形が少ないことが大きなメリットで、高速走行時における安定性やハンドリング、コーナリング性能が向上します。
また、剛性が高いためブレーキをかけた時も変形が少ないのでブレーキ性能も良くなると言われています。
オフロード性能なら16インチ
スズキのジムニーが175/80R16という今どきの車には無い高扁平タイヤを履いているのは高扁平タイヤの方がオフロード性能が高いからです。
ダートや砂利道ではタイヤと路面をグリップさせるのではなく荷重によってグリップするので不整地でも広い面積で設置できる高扁平タイヤが向いているのです。
接地面が縦長で、変形しやすいことも荒い路面、ぬかるんだ路面では強力なグリップにつながりますし、路面のショックもうまく吸収してくれます。
低扁平タイヤはオフロードでは剛性の高さが災いしてしまうのです。
16インチと18インチではどっちがかっこいい?
16インチと18インチではどっちがかっこいいのでしょうか。
- オンロードを走るなら18インチがかっこいい
- オフロードを走るなら16インチがかっこいい
オンロードを走るなら18インチがかっこいい
ヤリスクロスはSUVですが、オンロードツアラーとして見るなら18インチの方がかっこいいと思います。
16インチ | 18インチ |
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
一般的にアルミホイールのシルバーの部分が大きくて、タイヤの黒い部分が少ないのがかっこいいと言われています。
タイヤの外径は基本的にはほぼ同じなので、ホイールの径を大きくするインチアップの際はタイヤの扁平率を下げてタイヤの高さを低くします。
これは走行性能を上げるためなのですが、実際には見た目の良さが一番大きいのだと思います。
だから、そういうオンロードツアラー的な視点なら18インチがかっこいいのです。
オフロードを走るなら16インチがかっこいい
ただ、ヤリスクロスはSUVです。
そして、オフローダーとして見るならタイヤの部分が多いほどかっこいいのです。
画像を見ても18インチは精悍ではありますが、オフロードを走るとしたら16インチの方がかっこいいと思いませんか。
16インチ | 18インチ |
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
これで、ホワイトレター(サイドウォールに白く刻まれたメーカーやブランド名)の入ったオールテレーンタイヤ(舗装路から悪路まで対応)を履いたらぐっとオフローダーっぽくなりそうです。
例えばトーヨータイヤの「OPEN COUNTRY A/T E」には205/65R16はあっても50扁平はありません。
GFGoodrichの「ALL TERRAIN T/A KO2」も215/65R16はありますが、扁平率は55までで、215/50R18に近いサイズも皆無なのです。
OPEN COUNTRY A/T E | ALL TERRAIN T/A KO2 |
引用元:https://www.toyotires.jp/product/opatex/ https://www.bfgoodrichtires.co.jp/auto/tyres/all-terrain-t-a-ko2?tyreSize=17
まとめ
今では本格クロカンのランクルでさえ50扁平タイヤを履く時代です。
ただ、ヤリスクロスの弱点ともいえる路面の突き上げは16インチではかなり改善するようですし、コストも抑え込めます。
特に雪道では高扁平タイヤが有利ですし、価格差も沖いので、スタッドレスだけ16インチという選択もありかもしれませんね。
ヤリスクロスを限界値引きから更に安く購入する方法!
ヤリスクロスを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ヤリスクロスも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約294万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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