プリウス乗りにろくな奴いない?黒はヤンキーやガラ悪いイメージでやばい?

プリウスは燃費の良さや環境への配慮が評価されていますが、一部のプリウス乗りにはマナーが悪いというイメージがついてしまっています。

特に「黒プリウス やばい」と言われることもあり、「プリウス 黒 ヤンキー」や「プリウス ガラ悪い」といったネガティブな印象を持たれることも少なくありません。

この記事では、なぜこのようなイメージがついてしまうのか、その理由について詳しく探っていきます。

また、なぜヤンキーやDQNはプリウスを好むのかを説明し、黒はヤンキーやガラ悪いイメージとも言いますので、黒プリウスの魅力と問題点をチェックしていきます。

プリウス乗りにろくな奴がいない？なぜ？

プリウスは燃費の良さや環境への配慮が評価されていますが、一部のプリウス乗りにはマナーが悪いというイメージがついてしまっています。

挙句の果てにはろくな奴がいないとまで言われているのですが、例えば、以下のような理由が指摘されています。

極端に緩やかな加速やブレーキ

まず、プリウス乗りには極端に緩やかな加速やブレーキが目立つという事実です。

プリウスはエコモードで走行することが多く、運転する側も燃費を良くしたいがために加速を緩やかにする傾向があります。

確かに急加速は感心しませんが、周囲の車の流れに合わさない自分さえよければという運転をよく目にします。

そこそこ混んでいる道路で、前方にとんでもない車間距離が空いているのをみるとこいつはろくな奴じゃないと思うはずです。

また、回生ブレーキで電気を貯めたいのか、できるだけ停車したくないのか、ものすごく緩やかに減速するやからも見受けられます。

回生ブレーキで貯められる電気には限りがありますし、自分は良くても周りの車の迷惑は相当なもので、周囲の燃費も確実に悪化するのです。

急な割り込みや急加速、車間を詰めての煽り

次に、急な割り込みや急加速、車間を詰めての煽りも目立ちます。

ものすごい勢いで加速しているプリウスや、2車線から1車線への合流なんかで急加速して無理やり割り込んでいるプリウスもよく見かけるのです。

高速道路を制限速度上限で走っていると140キロくらいのスピードで迫ってくると、車間を詰めて煽るのもプリウスです。

確かにプリウスの加速は半端ではありませんから、その気になれば乱暴な運転もできてしまいます。

そんな運転をする知り合いも知っていますが、燃費は最悪で、それなら何でプリウスを買うんだろうと思ってしまいます。

台数が多いので目立つのも確か

次に、台数が多いので目立つのも確かだということは考えるべきかもしれません。

Webでは、店舗の駐車場に横向きのドンと停めているプリウスやコンビニでバックで駐車中に割込んで来て停めるプリウスなどの口コミも見られます。

ごみや吸い殻のポイ捨てはもちろん、前述の独りよがりのエコ運転や乱暴な運転の口コミは数知れずです。

ただ、走っているプリウスが多いのも間違いありません。

大ベストセラーの30系プリウスは30万台以上売れた年が2回ありました。

ハイブリッド車が増えて販売台数が減ったとはいえ、2019年までは10万台を大きく超えるセールスでした。

これだけ走っているプリウスですから、ろくな奴じゃないと思われるドライバーの割合がそう多くなくても目立つのは仕方がありません。

また、プリウスは環境に関心がある、良識がある人が乗るイメージなので、ろくでもない運転をすると目立つのかもしれませんね。

ろくな奴がいないというプリウス乗りになぜヤンキーやDQNが多い?

ろくな奴がいないというプリウス乗りになぜかヤンキーやDQNが多いといいますが、どうしてなのでしょうか。

象徴的なハイブリッドカー

まず、象徴的なハイブリッドカーであることです。

ヤンキーが好むのは高級車、大きな車、迫力です。

現行プリウスはいつの間にか400万円近い価格になっていて、立派な高級車です。

サイズも全長4,600mm、全幅1,780mmですから十分に大きな車ですし、流線型のスタイルがさらに大きく見せます。

何よりも象徴的なハイブリッドカーですから、高級化と相まって、ステータスは申し分ないのです。

ヤンキー仕様にするのが容易

次は、ヤンキー仕様にするのが容易ということです。

プリウスはベストセラーカーだけに流通量も多く、社外品のカスタムパーツも多数提供されています。

エアロやホイールなど外観にかかわるところはもちろん、サスペンションキットを使った本格的なカスタム化、ヤンキー仕様化も簡単にできます。

ものさえ選べば外観を大きく変えることはわけはありませんし、ローダウン、ツライチ、マフラーのカスタムなど、ヤンキー御用達の改造はそれほど費用をかけずに行うことが可能なのです。

見た目は変えても走行性能は無理だろうと思われるかもしれませんが、ECU（エンジンコントロールユニット）をいじって動力系の最適化を図ることも可能なのです。

動力性能が優秀

次は、動力性能が優秀だということです。

ECUをいじればハイブリッド車でもパワーアップは可能ですが、プリウスは純正状態での動力性能も優秀です。

現行プリウスの2Lモデルのシステム最高出力は2WDで144kW（196PS）、4WDで146kW（199PS）です。

アルファードの2.5Lモデルの最高出力は134kW（182ps）ですから、これを大きく上回ります。

車両重量は1.4トン前後ですから、普通のガソリン車はノーマルでぶっちぎりです。

そんな性能がヤンキーには評価されているのです。

取得費・維持費が安い

次は、取得費・維持費が安いことです。

ヤンキーはそれほどお金持ちでない場合も多いので、ここは重要です。

プリウスは最初の頃は中古車市場に出てきても非常に高価でしたが、あれだけのベストセラーになれば中古車市場にも大量に流れ込んできます。

このため、かなり値段もこなれてきて手が出しやすい価格になっています。

しかもハイブリッドに長期保証までついてきます。

燃費が優秀なのは言うまでもありませんが、多少改造したところで燃費はそう悪くなりません。

ヤンキーは走ってなんぼなので、結構な距離を走りますから、燃費の良さはかなり重要らしいのです。

プリウス乗りはろくな奴がいないというけど黒はヤンキーやガラ悪いイメージ?

一部の黒プリウス乗りは、運転マナーが悪いようで、ヤンキーが好きな車ということもあって、黒はヤンキーやガラが悪いイメージでやばいと言われてます。

ここでは、黒プリウスの魅力を紹介し、やばいと言われる問題点をチェックしていきます。

黒プリウスの魅力

まず、黒プリウスの魅力です。

プリウスの黒はアティチュードブラックマイカで、4代目（系）からの色になります。

マイカというだけに塗装に透明な雲母の粉を混ぜていて、太陽の光や夜間でも照明を受けて雲母がキラキラと輝くさまは幻想的ですらあります。

色自体は落ち着いた深みのあるブラックで、プリウスをより精悍に見せてくれます。

60系	50系

引用元：https://toyota.jp/service/estimate/ http://www.toyota-catalog.jp/catalog/

30系についてはブラックで、マイカでこそありませんが、プリウスのスタイリングにあったいい色です。

引用元：http://www.toyota-catalog.jp/catalog/

アティチュードブラックマイカもブラックもプリウスの中では人気カラーで、やばいほどカッコいいだけでなく、リセールもホワイトと並んで良好です。

黒はDQNやヤンキーに人気

次は、黒はDQNやヤンキーに人気という事情です。

DQNやヤンキーの方々が好む色は黒とか黒に近い紫などと言われており、プリウスなら黒しかありません。

黒のプリウスにはDQNやヤンキーが乗っているというのは結構言われている話で、ああいう層が乗っているならやばいということになるのでしょう。

DQNやヤンキーの運転がやばいかどうかはわからないのですが、偏見は怖いものです。

それと、私の知り合いもそうですが、プリウスの黒に載っている人の大多数は善良な普通の市民です。

黒に乗っていればDQNやヤンキーという偏見は怖いですね。

威圧感のある黒を選んだドライバーに対する怯え

次に、威圧感のある黒を選んだドライバーに対する怯えがあるということです。

ブラックというボディカラーには、重厚で高級感がありますが、その反面、とても威圧感を覚えますし、強い自己顕示欲を感じます。

黒という色は確かにリセールはいいのですが、夏は暑いわ、汚れは目立ち、小傷も目に付くわで、結構メンテも大変な色です。

このため、人気色でありながら敬遠される方も多く、敢えてこれを買う方は、自己顕示欲が強くて怖い人というイメージもあるようです。

黒色の車は目立たないので気付かないうちに迷惑を

次に、黒色の車は目立たないので気付かないうちに迷惑をかけているという問題です。

黒色の車は暑かったり、汚れや傷が目立ったりしますが、一番の欠点は目につきにくいことかもしれません。

特に、夜間や悪天候時はこれが顕著で、他の車に気づかれにくくなり、知らない間に周囲に迷惑をかけていることがあると言われています。

黒プリウスに限らず、黒色の車全般にマナーが悪いイメージがある

次に、実際には黒プリウスに限らず、黒色の車全般にマナーが悪いというイメージがあるようです。

これは、黒色の車が権威や力強さを象徴するといわれてるので、乗り手がそのイメージに影響されて無意識に威圧的な運転をすることがあるためのようです。

また、黒色の車が多くの映画やドラマで悪役が運転するイメージが強いことも、マナーが悪いとされる理由の一つかもしれません。

明らかに偏見ですが、こうして固定化したステレオタイプのイメージはなかなか拭えないものがありますし、こうしたイメージを好むプリウスユーザーもいるのです。

プリウスはヤンキーやDQNだけに人気の車ではない

次に、プリウスはヤンキーやDQNだけに人気の車ではないということは知っておくべきでしょう。

世の中にはプリウス入庫禁止という駐車場もあるようですが、プリウス乗りの大多数はヤンキーでもDQNでもありません。

プリウスの販売台数はピークからはかなり落ちたとはいえ、2023年で99,149台で軽自動車を除けば6位に位置しています。

購入者の年代も60歳代以上が40％、40歳代～50歳代が40％とおよそヤンキーやDQNとは無縁の年代が購入者の大宗を占めています（世の中には50代のヤンキーもいるようですが）。

30歳代以下が20％ですが、当然のことながらヤンキーやDQNはその一部だと思われます。

全体の4分の1を占める黒については、ヤンキーやDQNの割合は増えるかもしれませんが、それでもほとんどの方はヤンキーやDQNではないと思われます。

まとめ：プリウス乗りにろくな奴いない?黒はヤンキーやガラ悪いイメージでやばい?

この記事でお伝えした「プリウス乗りにろくな奴いない?黒はヤンキーやガラ悪いイメージでやばい?」のポイントを簡単にまとめました。