プリウスの4WDを買われる方は。おそらく雪道の走行性能を期待してのことだと思います。
降雪地域にお住まいの方やスキー、スノボなどのウインタースポーツを楽しまれている方には重要なことですものね。
ここでは。そんなプリウス4WDの雪道走行性能はどうなのかをチェックしていきます。
また、新雪などでスタックしたときの脱出にこの4WDで効果があるのかもチェックしておきましょう。
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だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
プリウス4WDの雪道の走行性能はどう?
まず、プリウス4WDの雪道の走行性能をチェックしておきましょう。
- 発進性能は十分
- 坂道での発進性能も十分
- 高速域では後輪は駆動しない
- 下り坂のブレーキには注意
発進性能は十分
プリウス4WDは前輪:後輪=60:40のトルク配分で発進します。
4代目(50系)では最高出力5.3kW(7.2PS)、最大トルク 55N・m(5.6kgf・m)のリアモーターでしたから、おそらくこの配分はできなかったと思われます。
しかし、現行モデルの5代目(60系)では最高出力30kW(41PS)、最大トルク84N・m(8.6kgf・m)に大幅に拡大していますから、このトルク配分が可能になったのです。
一番滑りやすい発進時に車の駆動力を四輪で路面に伝えますから、雪道でもスリップする可能性は低くなり、発進時に限れば性能は十分といえます。
坂道での発進性能も十分
プリウスに限らず、雪道の上り坂というのは駆動輪が空転してスムーズに発信できない場合があります。
これは、FF車の場合は駆動輪である前輪の荷重が減って、駆動力をうまく路面に伝えられなくなるからです。
前述のとおり、プリウスの4WDの場合は後輪にも駆動力を分散させますから、坂道の発進性能は非常に高くなっています。
レビューなどをみても凍結路面における坂道発進性能は他の4WD車とそん色なく、多少滑りながらも無事に発進できるようです。
高速域では後輪は駆動しない
プリウス4WDは走行中も滑りやその予兆を感知すると後輪に駆動力を与えて安定走行を確保しています。
このため、雪道のワインディングロードでも4WDの効果を発揮してくれます。
ただ、高い速度域ではE-Fourの効果を発揮できません。
4代目(50系)の場合は時速70キロ以上では後輪には駆動力は伝わりません。
5代目(60系)は多少改善しているようですが、やはり高速域では後輪は駆動しないようです。
これがE-Fourはあくまでも補助装置であると言われる理由なのでしょう。
下り坂のブレーキには注意
これは4WDには限りませんが、プリウスはハイブリッドの回生ブレーキのせいで、ブレーキの効きがいいという特性があります。
このため、凍結路などでブレーキを踏むとすぐにABSが作動して制動距離が長くなってしまうという問題がありあます。
また、これは下り坂ではありませんが、滑る雪道ではトラクションコントロールの作動で、アクセルワークがぎくしゃくするという傾向もあるようです。
プリウスの4WDはスタックからの抜け出しに効果はある?
では、雪道などでスタックした場合、プリウスの4WDは抜け出しに効果はあるのでしょうか。
- ちょっとしたスタックなら4WDの効果はある
- 本格的にスタックしたらTRAILモードの無いプリウス4WDでは無理
- アクセルを踏み続けない
ちょっとしたスタックなら4WDの効果はある
スタックというのは、雪やぬかるみにタイヤがはまって、前進も後退もできなくなることです。
雪やぬかるみに沈み込んだタイヤが空転するわけですから、駆動力が路面に全く伝わらず、アクセルを踏み込むと空しくタイヤは空転し、状況は悪化するばかりです。
ただ、プリウスでも4WDなら、スタックが深刻でなければ抜け出すことは可能で、その能力は4代目(50系)よりリアモーターを強化した5代目(60系)の方が強力です。
スタックに陥った時は、TRC(トラクションコントロール)切りましょう。
TRCは滑りやすい路面での発進時にタイヤの空転を抑えて駆動力を確保する装置です。
しかし、スタック時にTRCが作動すると、アクセルペダルを踏んでもエンジン出力が上がらず、脱出が困難になってしまうのです。
スタックからの脱出は、TRCを切ったうえで、 前輪周辺の土や雪などを取り除いたうえで、 前輪の下に木や石などの固定物をあてがいます。
そして静かにアクセルペダルを踏み込むのです。
本格的にスタックしたらTRAILモードの無いプリウス4WDでは無理
本格的なスタックの場合は4WDであっても脱出は困難です。
4WDの場合は普通は前後輪の間にはデファレンシャルギヤが入っていて、ここで前後の回転数の差を逃がしてやるのですが、これがあるばかりにスタックした前輪ばかりが回るのです。
ガソリン車の4WDだったら、デファレンシャルギアをロックしてしまえば、前輪がどんなに滑っていても後輪がしっかりと駆動力を発揮しますから、スタックから脱出できるのです。
プリウス4WDの場合も似たような制御はしていますが、前後輪はドライブシャフトで結ばれていませんから、デファレンシャルギアはありませんし、デフロックもできません。
トヨタでもSUV系には、デフロックのかわりにTRAILモードというものがあり、これで後輪の駆動力を確保できるのですが、プリウスの4WDにはこれがありません。
このため、プリウス4WDの場合、本格的にスタックしたら脱出は困難なのです。
アクセルを踏み続けない
スタックに陥ったらやみくもにアクセルを踏み込まないことです。
タイヤの空転は状況を悪化させますし、モーターを含めた駆動系にダメージを与えるからです。
トヨタも1番目の方法で脱出できない場合はロードサービスを呼べと言っているのです。
まとめ
ガソリン車の4WDにはデフロックがあるものですし、E-FourもSUV系にはTRAILモードがあります。
プリウス4WDにそうした機能がないのは、あくまでも生活用4WDと位置付けられているからでしょう。
このため、深い新雪やわだちは想定していませんし、そんなところを走るにしては最低地上高も不足しているのです。
プリウスを限界値引きから更に安く購入する方法!
プリウスを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
プリウスもフルモデルチェンジを果たし、最上級グレードの車両本体価格が約460万円とかなりの高額になっています。
プリウスには補助金があるとはいってもなかなかの高額です。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きやモデルチェンジ直後は各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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